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12/4

大会前の最後の練習となりました。最初に、インド発祥の、鬼ごっこのような「カバディ」でチーム戦。戦術を考えて相手のスペースへ攻め込むところや、チームワークやステップなどの個人スキルの重要性など、セブンズにも通じるところがあり…とはいえ、チーム対抗戦となると一気にヒートアップする選手たち。いや、負けず嫌いのコーチ陣の方がヒートアップしていたかもしれません。ここで雰囲気も身体も一気にあたたまり、試合に向けての最終確認を行いました。

 

ワールドシリーズ、インビテーショナルの登録番号は以下の通りとなります。

 

男子セブンズ日本代表(ワールドシリーズドバイ大会)

  • トゥキリロテ 2.桑水流裕策 3.彦坂匡克 4.石垣航平 5.山内俊輝

6.石田吉平 7.後藤輝也 8.ジョセ・セル 9.吉澤太一(C) 10.藤田慶和

11.林大成 12.津岡翔太郎 

 

男子SDS(ドバイインビテーショナル)

1.加納遼大 2.合谷和弘 3.野口宜裕 4.中川和真 5.橋野皓介 6.坂井克行 7.中澤健宏 9.ヘンリー ブラッキン 10.カヴァイア・タギベダウア 12.ボーク コリン雷神(C) 13.大石力也

 

日本代表では吉澤選手が、SDSではボーク選手がそれぞれキャプテンをつとめます。また、津岡選手が出場すれば初キャップ、石垣選手とセル選手が出場すればワールドシリーズ初出場です。SDSでは合谷選手が9ヶ月ぶりの復帰戦となります。

男子セブンズ日本代表ならびに男子SDSへのご声援のほど、よろしくお願いいたします。


12/3(火)

1日オフをはさんで練習を再開しました。本日はSDSを相手に、アタック・ディフェンスを行いました。合間には、各チーム積極的な意見交換がなされ、それぞれの試合に向けていい準備が進められている様子がうかがえました。

夜はホテルで男女全チーム揃ってのファンクションがあり、いよいよドバイ大会、そしてワールドシリーズが開幕するのだなとわくわくしました。来年はまたコアチームとしてこのわくわくを感じられるように、まずは明日の大会前最後の練習を大事にして試合に臨みます。


12/1(日)

ドバイは朝晩は肌寒いのですが、日中は気温が上がり日差しが強いです。そんな中、練習では、試合に向けてこれまで選手同士で分析した内容を盛り込みながら、キックオフやセットアタックの確認をしました。以前から「コミュニケーションをしっかりとる」ことは意識してきましたが、その大前提として大事なのは、全員で同じイメージを共有すること。戦術はもちろん、日本代表としての姿勢や、チームカルチャーも同じで、ここで改めて、チーム全員で桜を咲かせるイメージを共有して、さらに一歩成長して試合に臨みたいと思います。

午後は、恒例のチームフォトの撮影を行いました。世界一高い「ブルジュハリファ」を背景に、雲ひとつない青空の下、やはり桜のジャージーはよく映えました。

ホテルにもほとんどのチームが到着し、賑やかになってきました。様々な国の選手同士あるいはコーチ同士が握手やハグで再会を喜んでいる姿を見ると、日本もこのセブンズファミリーの一員として、いつもこの場所にいられるようでありたいと改めて思いました。
明日は1日オフとなります。


11月29日(木)

現地時間で29日早朝、チームは無事にドバイに到着しました。
男子セブンズは、毎年11月末から半年かけて10カ国(2週で2カ国を5ツアー)まわるワールドシリーズというサーキット形式の大会が行われます。世界ランク上位15チームが「コアチーム」として参加、そして各大会招待国ひとつを加えて16チームで各トーナメントを戦います。10大会終えて15位のチームは自動的に「降格」となり、また「昇格大会」で優勝しなければ「コアチーム」に戻ることができません。
日本は昨シーズン、残念ながら15位に終わり、今シーズンは昇格を目指して戦うことになりますが、「招待国」としてドバイ、そしてその次のケープタウン大会に参加します。1年ぶりのドバイがコアチームとしての参加ではないのはやはり悔しいですが、オリンピック前にこうして強豪国と世界の舞台で戦えるのは非常に貴重な機会です。ちなみに、「昇格大会」はこれまで4月の香港セブンズのときに同時開催されていましたが、今回からまず南米で2大会(チリ、ウルグアイ)行われ、その上位8チームのみが香港大会に進出できることになりました。南米予選は2月を予定しており、2020年の大きな目標のひとつとなっています。さらに、ドバイ大会は「ドバイ インビテーショナル」として、ワールドシリーズに参加していない国やクラブチームなどが参加できる大会を同時開催しており、男子セブンズはこちらにも「JAPAN SDS」として1チームが出場します。それぞれのチームで全員がレベルアップできるように、男子セブンズも、One Teamで戦います。

そんなわけで1年ぶりのドバイ到着後、本日は長時間移動で疲れた身体をほぐしたり、時差調整したりしながら、グラウンドでは基本的なスキルやキックオフの確認を行いました。グラウンドでの選手たちの表情からは思ったほど疲労も見えず、いい雰囲気で初日を終えました。