●7月13日(日) 今日も朝から暑いです。いつもより15分ほど早くホテルを出発し、国士舘大学多摩キャンパス内のラグビー場へ向かいました。10月のセブンズW杯アジア予選ではどのようなグラウンドでプレーするか未定のため、人工芝をもつ国士館大学多摩キャンパスのラグビー場をご好意で貸していただくことになりました。 バスが到着し着替えると選手たちの表情も心なしか引き締まって見えます。木村コーチによるウォーミングアップで動きが徐々に活発になり、いよいよ試合開始。今日は新しくAチームとBチームに分かれ10:15、12:15、14:15と2時間ずつのインターバルで3試合を行いました。昨日の疲れもあるであろうに動きもよく連携もスムーズでさすが代表候補選手という印象を持ちました。試合後はおなじみのアイスバスタイム。地面からの熱で足がかなり熱くなるようでアイスバスとホース・シャワーは大人気でした。 日本ではまだ認知度が高くないセブンズラグビーですが疾走感あり激しさありの飽きることのないスポーツだなと今回の合宿で再認識しました。今年10月に香港で開催されるW杯アジア予選に足を運んで日本代表へ声援を送ってください!よろしくお願いします。 最後に、この合宿にご協力いただいた多くの方々にこの場をおかりして御礼をさせていただきます。特に、グラウンドだけでなく国士舘大学ラグビー部員たちは細かいところにも気を遣ってくださり代表チームをサポートしてくれる姿にスタッフ一同感激しました。7人制代表が掲げる「規律」が守られた部の雰囲気がよく伝わってきました。先生はじめ選手や主務の皆さん、ありがとうございました。 インターバルに地元ラグビースクールの子供たちに指導する監督とコーチ 裸対ジャージでバーにボールを当てるゲーム 楽しい時間でした! 試合前のウォーミングアップ 3試合が終わりました レフリーたちからひとことずつ 監督からひとこと ケニアメンバーに記念品が贈られました 桑水流・鈴木・横山 山本(秀)・徐 ●7月12日(土) 晴れて朝からとても暑くなりました。これからの二日間は大会形式でセレクションマッチが行われます。選手・スタッフにとっては国際大会に出場する予行練習にもなります。 気温32度の照りつける日差しの下でA、B、Cの3チームが午前・正午・午後と3回にわけて3試合ずつを戦いました。 午前:A対B、A対C、B対C 正午:A対C、B対C、A対B 午後:B対C、A対B、A対C どの試合も迫力があり選手たちの意気込みやプライドが感じられ、監督やコーチ陣も現時点での彼らのスキルの高さや試合内容に満足している様子でした。 毎試合後は用意された2個のアイスバスに入ったり、ホースの水を掛けたり熱くなった体を冷やしていました。ここでは試合とは全く違う選手たちの表情が見られました。 明日は2チームによる試合です。また暑くなりそうですが選手たちには持てる力を存分に発揮して7人制日本代表選手として今後の大会でプレーしてもらいたいです。 ウォーミングアップ 腿を上げて走ります タックル練習 太田GMから激励の言葉 試合直前の様子 午前の試合後クールダウン中 休憩中 クールに 休憩中もスタッフに心遣いをみせる鈴木キャプテン 第1ラウンドが終わりにこやかに サービス精神旺盛です インターバルの間女子セブンスをコーチングする監督と岩渕コーチ 女子ラグビーもかなりかっこいい! ストレッチング 3チームを集めミーティング 第2ラウンド終了後女子選手たちの上手さに「俺たちも頑張ろう」と意気込みも聞こえてきました 上手いしかっこいい まだまだ元気! 試合のビデオをチェック中? こちらも白熱した練習が展開されています 第3ラウンド前のミーティング 気合を入れて! 一日が終わりホテルへ向かうバスでの様子 ケニア大会DVDを観戦中 ●7月11日(金) 今日の午前中はプールリカバリーで東京体育館へ。昨晩フランス大学選抜との試合に勝利したATQメンバーも元気に合流しました。 いったんホテルに戻り、午後は辰巳の森グラウンドで明日の試合に向け1時間程度、コーチや監督も入って3チーム(A,B,C)に分かれディフェンス・ドリルとアタックディフェンスを行いました。 ディフェンス・ドリルは、1セット100秒でグラウンド両端の22mラインからBチームとCチームがスタンバイし交互に攻撃をしかけ、それをセンターラインにいるAチームがディフェンスをします。1セット終了ごとに水分補給をしながらの短いチームミーティングでは各チームが「もっと声を出して!」「あの場面ではこうした方がいい」などコミュニケーションを取っていました。 アタックディフェンスは、A対B、A対C、B対Cの組み合わせで5分ハーフの中でスクラムやラインアウトからのスタートなど試合で想定される動きを確認しました。1試合が7分ハーフという短い時間でのプレーでスピードと持久力が問われる7人制ラグビーだからこそ、選手たちがお互いに声を掛け合うことでより質の高い動きが生まれていました。 明日は大会を意識した試合を行います。これまでの合宿や試合で積み重ねた経験が存分に発揮できることを期待したいです。 練習直前ミーティング ウォーミングアップ 練習前ミーティング ディフェンスドリル 黄色がディフェンス側 ウォーターブレイク 監督からのアドバイス アタック・ディフェンス お互いに負けられない ラインアウト練習 スクラムからのスタート 大きな声で連携を取っています 練習後チーム内ミーティング 走りぬきました ミーティング風景 相談中 二人の答えはこれでした 怪しい関係ではありません、、 冷たい~! 笑顔の向こうに...築城選手 バスの中はリラックスムード 良い笑顔!の隣に...築城選手 真剣な眼差しの先は?スポーツカー(だそうです) ●7月10日(木) 今日は新たに3人が加わり10選手がJISS(国立スポーツ科学センター)にてメディカルとフィジカルの測定を一日かけて行いました。来年の7人制W杯とそれまでに開催される国際試合で選出される可能性のある選手たちを集め、現時点での彼らのレベルをより高くしていくことも目的のひとつです。 JISSに到着し9時から測定に関してスポーツ科学研究部の方から説明を受けた後、メディカルチェックを受診しました。終了した選手からPDTテストに移り40mを30秒のインターバルをおいて8回走りました。8本とも全力で走るため体力と持久力には定評のある選手たちも走り終わった後はさすがにきつそうでした。午前中は細かな身体機能テストを受けて終了しました。 午後の測定はジャンプ力、60メートル走、懸垂、ビープテスト(持久力テスト)など一通りのフィットネス(体力)チェック。それぞれのフィットネス測定が彼らにとっては真剣勝負なので程良い緊張感の中お互いを応援し合っていました。 フィットネス測定結果を元に代表選手として求められるレベルまで達するよう強化していき最高のパフォーマンスができるようになってもらいたいです。 夕食後は7人制の選考メンバーにも選ばれている選手が出場する「日本選抜vsフランス学生選抜」戦を国立競技場まで観戦しに行ってきました。見事日本選抜チームが勝利し、明日からの練習や試合にも弾みがつきました。 明日はプールリカバリーとユニット練習を行う予定です。 高いジャンプを見せる桑水流選手 幅飛び中の山本英児選手 鶴田選手のジャンプも高い! 山本英児選手高い! 宙に浮いているみたいな今野選手 幅跳び中の山本秀文選手 天井に手が届いてる?鈴木選手 山本(秀)のサービス 築城選手の懸垂(測定しているのは木村コーチ) 竹山選手の懸垂 軽々と懸垂する首藤選手 測定終了後のクールダウン 観戦中の様子 竹山&神尾選手 ●7月9日(水) 合宿初日は、選手7名とスタッフ5名が集合しました。夕食後の全体ミーティングで村田監督からこの合宿の概要と目的が伝えられ、ワールドカップ地区予選突破はもとより本戦でも優勝を目指す意気込みでチーム作りをしていくという大きな目標が発表されました。今合宿に参加するマーティン・ヒューメ(コーチ)からも明日行われる測定の意義とおよそ2ヶ月後に控えた地区予選に向けて選手たちが課題としていく体づくりについて語られると選手たちも真剣な眼差しで耳を傾けていました。 ミーティング後はファンクショナル・テストを1時間ほど受け柔軟性を測り、一日を終えました。 明日は国立スポーツ科学センターでメディカル/フィットネス測定が行われます。ヒューメコーチが述べたように全ての測定で最高のパフォーマンスを見せてくれることを期待したいと思います。 選手・スタッフとも全力で挑んでいきますので、皆さまご支援よろしくお願いいたします。