RWC2011年ニュージーランド大会

インターナショナルラグビーボード (IRB) は4日、11月のテストマッチシリーズが終了した直後である2008年12月1日に、ラグビーワールドカップ2011年大会のプール戦の組合せ抽選をロンドンにて行うことを発表いたしました。
今回の抽選方式の最大の特徴は、IRBの世界ランキングが初めて、ワールドカップのプール分けに反映されることです。

抽選会では、参加20チームが5チームずつ4つのプールに分けられます。
まずは、すでに出場権を与えられているワールドカップ2007年フランス大会の上位12チームは、2008年12月1日現在のIRB世界ランキングを基に、ランキングの上位4チームずつ、第1グループ~第3グループにそれぞれ分けられます。そして、このグループが4つのプールに振り分けられます。
各プールの残り2枠に振り分けられる8チームは、実績に伴い、抽選によって振り分けられます。新たな抽選方式により、IRB世界ランキングでの順位争いが、これまで以上に重大となります。

抽選会が行われるロンドンのポターズ・フィールド・パークには、ラグビーワールドカップ2007フランス大会の際にもパリのエッフェル塔の前に現れて話題を呼んだ、巨大なラグビーボール型の屋内施設が設置され、抽選会場となります。「Giant Rugby Ball (ジャイアント・ラグビー・ボール)」という愛称のこの施設は、ラグビーワールドカップ2011年大会の開催国ニュージーランドの政府観光局がプロモーションのために考案したもので、今回も、抽選会の行われるロンドンでニュージーランドの宣伝活動に一役買うことになりそうです。