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3月10日(水)

いよいよ試合最終日。セミファイナルとファイナルを想定して臨みました。セミファイナルとして臨んだ本日初戦、トライを2本奪われる展開となりましたが、我慢して立て直し、2本奪い返して前半を折り返します。後半も追加点を許したものの、ペースを乱すことなくこちらもトライを2本追加して勝利しました。そしていよいよファイナルとして臨んだ最終戦。互いに疲労はピークのはずですが、最後まで集中力を切らさないJAPAN7sと、最後まで諦めずに戦う気持ちを見せるトレーニングメンバー。試合開始早々の野口選手のトライを皮切りに、JAPAN7sが順調な試合展開で勝利しましたが、最後まで強い気持ちで戦うトレーニングメンバーには学ぶべきものがありました。3日間ともに戦ったトレーニングメンバーにも心からリスペクトと感謝を送ります。ありがとうございました。

本日で、日田から続いた合宿が終了し、チームは明日解散します。2月に引き続きお世話になりました別府市職員の皆さま、別府市ラグビー協会の皆さまとホテルスタッフの皆さま、今回も温かいサポートをありがとうございました。また、九州ならびに大分県ラグビー協会の皆さまもありがとうございました。そして、前回の蒲牟田卓レフリーに続き、今回は橋元教明レフリーに大変お世話になりました。ありがとうございました。

今合宿での課題も収穫も、さらなる成長の糧として、またひとつずつステップアップしていきたいと思います。



3月9日(火)

試合2日目となりました。初戦の開始早々、主導権を握られそうになったものの、慌てず我慢して自分たちのペースを取り戻し、開始2分半に先制トライを奪ってからは安定したゲーム運びができました。午後の試合も含めて、まだまだ改善すべき点はありますが、我慢してチームでしっかり修正できたことや、これまでのディフェンスのハードワークが試合の中で成果として現れてきたことは大きな収穫でした。

また、昨日から合流したユース世代の選手たちも、自分たちのトレーニングの合間に、トップチームのウォーミングアップに一緒に入ったり、試合を観戦したりしています。試合後は選手同士で観戦した試合の分析をするなど、短い期間にいろいろと吸収してくれています。今年度は合宿することができなかった高校生ですが、大学へ入ってからの活躍と、そして何より、これからもセブンズへの気持ちを忘れずに、プレーを続けてくれると嬉しいです。わずかな時間ですが、JAPAN7sが若い世代にいい影響を与えられるように、明日の最終日も良いパフォーマンスを発揮したいと思います。



3月8日(月)

いよいよ本日より3日間、試合を行います。試合のスケジュールはオリンピックを想定した1日2試合×3日間、ただし、1試合は7分×2+5分と、少し強度を上げています。3試合×2日と2試合×3日では、どの選手に聞いても「3日間の方がきつい」とのこと。1日の試合間も長く、気持ちを切り替えたり集中力を維持したりと、自分のメンタルをコントロールしながらも、「個」にならずにチームの「和」を保つ。勝敗という要因が加わると、これはなかなか簡単にいかないものですが、チームが強くなるためにはとても重要なことです。今回のゲームでも、様々なことが起こると思いますが、慌てず、チームで立て直すことを全員で確認し、ゲームに臨みました。

そう確認した通り、今日は2試合とも大きく崩れることなく、ミスが出ても試合の中で落ち着いて立て直すことができていました。しかし、落ち着こうとしながらもやはり焦ってしまったのか、ハンドリングエラーが目立った時間帯もありました。より集中力を高めて、ひとつひとつのプレーの精度も上げられるように、そして明日も同じように落ち着いたプレーができるように。試合後は映像を見ながらしっかりレビューしました。



3月7日(日)

試合前の最後の練習となりました。ウォーミングアップでは「カバディ」を行い、リラックスしながら身体を動かしました。

雨の予報もなんとか持ちこたえ、選手たちは良い表情で練習を終えました。試合が近づくと、練習で確認することが増えますが、まずは、何が起きても必ず次のプレーに集中する、という基本を忘れず、今まで積み重ねたものと仲間を信じて、思い切りプレーしてほしいと思います。



3月6日(土)

オフ明けの本日は、午前のみグラウンドで練習しました。パススキル、キックオフの確認をして、7対7のアタック・ディフェンスを行いました。

ここまで、とてもいい雰囲気で練習ができています。前回の試合で課題となった試合ごとの「波」。では、ここまでの練習ではどうか?大きな波はなくとも、どのようなときにチームの雰囲気がよいのか、また、チームの雰囲気があまりよくないときはみんながどのような状況のときなのか。振り返れば思い当たることはいろいろあります。自分のプレーやミスといったポイントだけでなく、チーム全員がチームのことを考えて試合に臨めるように。いつも元気で明るいJAPAN7sが、試合のあともいい笑顔でいられることをイメージして。明日はいよいよキャプテンズランです。



3月4日(木)

昨日、ワールドラグビーから2021年のワールドシリーズの日程がリリースされました。男子の大会はすべて東京オリンピック以降となりますが、先行きの不透明な中でも自分たちの進んでいく道が少し照らされたような気持ちになりました。大会の開催はもちろん予断を許さない状況であるとは思いますが、自分たちにできること、やるべきことに集中して、来るべき日に備えたいと思います。

 

そんな本日は昨日と同様に午前はジム、午後はグラウンドでの2部練習を行いました。グラウンドでは、昨日に引き続きスクラムからのアタック・ディフェンスを中心に行いました。アタックにおいてもディフェンスにおいても、オプションはひとつでも多い方がよいのだと思いますが、大事なのは、そのときの状況から最適なオプションを選ぶこと、つまり状況判断です。明確な正解がないものに対してイメージをすり合わせていく作業には時間を要するものですが、話し合うたびにチームが前進していくようで、今は、うまくいくこともいかなかいことも、同じ価値があるのだなと感じます。

 

明日はオフ。たっぷりの睡眠と温泉でリカバリーして、合宿後半に臨みます。



3月3日(水)

昨日、日田から別府に移動し、本日より練習を再開しました。8日から3日間が試合となるので、本日よりトーナメントウィークを想定していきます。午前はジムでウエイトトレーニング、午後はグラウンドで、スクラムやラインアウトといった、セットピースの確認をメインに行いました。

暑かった数日前からまた一気に冷え込み、さらに明日からは天気が崩れそうですが、温泉と美味しいごはんのおかげで、まだまだ元気なJAPAN7sでした。



3月1日(月)

本日は初夏のような陽気となった日田でした。

練習前には、これまで取り組んできた様々なスキルを、11月、1月、2月の試合でどのくらい達成されているのかを具体的にデータで見ながらミーティングを行いました。まだ目標値には達していないものの、徐々に向上していることは確かな自信となりました。しかし、JAPAN7sが見るべき相手は世界の強豪国。改めてフォーカスすべきポイントをきちんと共有して、午前、午後ともにグラウンドでハードワークしました。

 

練習中は、細かい指示や要求の声も聞こえるようになってきました。練習の合間のスモールトークでも、良かった点も良くなかった点も、その原因を共有して、伸ばしたり改善したりすることに努める。そんな雰囲気が以前よりもさらに感じられます。自分のプレーに責任を持ち、相手を信じる。そうした基本の部分がよりしっかりしてきたのかもしれません。

 

あっという間でしたが、本日で日田合宿を終え、明日は別府へ移動します。今回も大変お世話になりました日田市職員の皆さま、ホテルスタッフの皆さま、そして五反田病院の皆さま、ありがとうございました。



2月28日(日)

前回に続き、再び大分県での合宿を開始しました。

国内ではトップチャレンジリーグに続いてトップリーグも開幕し、またラグビーの話題で賑わってきました。JAPAN 7sも、選手それぞれの所属チームの状況や勝敗、そしてやはりセブンズファミリーたちの活躍で盛り上がっています。リーグが今後も無事に開催され盛り上がること、そしてセブンズファミリーがケガなく活躍してくれることを心から願っています。

一方のJAPAN 7sは、前回合宿では1日3試合×2日間を久しぶりにこなしましたが、今合宿の終盤にも1日2試合×3日間を予定しています。前回の試合では、6試合の中に波があり、一度崩れるとなかなか立て直せないのが課題のひとつでした。想定外のことに対して、慌てずにチーム全員でリカバリーすること。そのためにコミュニケーションを積み重ねることと、これまで取り組んできた細かいスキルをしっかり習慣化すること、それらを意識することを共有して練習をスタートしました。リーグで戦うセブンズファミリーに負けないように、今合宿もまたハードワークしたいと思います。