競技規則につきまして、ワールドラグビーよりこのほど、下記の通りルーリングに関する通達が出されました。日本協会でもこれを受け、ここに通知いたします。


 

フランスラグビー協会は、以下について、競技規則の解釈の明確化を要請する:

レフリーがペナルティまたはフリーキックの笛を吹いた際、ボールはデッドとみなされるのか、その場合、プレーヤーの交替は可能か?

 

ラグビー委員会の指定メンバーによるルーリング:

 

フリーキック、または、ペナルティキックの付与は、それ自体でボールがデッドとなったという意味にはならず、プレーヤーはタップキックでプレーを再開することができる。ただし、時として負傷などの出来事と並行してフリーキック、または、ペナルティキックの反則が生じた場合は、レフリーが、ボールがデッドになったとして交替を認める。これを踏まえると、フリーキック、または、ペナルティキックが与えられた後に交替が起こることもあるが常に起こるわけではない。レフリーがボールをデッドとする必要がある。



「デッド」の定義:レフリーがプレーを一時停止するために笛を吹いたとき、または、コンバージョンキックが失敗に終わると、ボールはデッドとなる。

 

ここで重要となる競技規則は、以下の3.6である:

交替は、ボールがデッドになったときにのみ、レフリーの許可を得て行う。

 

2012年のルーリング2を参照:

英語:https://www.world.rugby/the-game/laws/clarification/2012/2/


 

以上