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6月6日(日) 2021年度第3回TIDキャンプ(U20)

2021年度3回目のTIDキャンプ(オンライン)はJRFUアンチ・ドーピング委員の関水氏より「アンチ・ドーピング」について学びました。



アンチ・ドーピングは「フェアであるからスポーツの価値がある」という考えと、ラグビー憲章における5つのコアバリュー(価値)の中の「品位(Integrity)」の部分にも大きく関わる話であること、

また、選手だけでは無く、HC、ドクター、スタッフ含め全員が必ず知識を持っているべきものであり、代表活動に必要なものであること、を一同が再認識する機会となりました。

 

講義では、11のアンチ・ドーピング規則違反の詳細や、違反した場合のリスク、年間の違反件数、ドーピング検査の手法、摂取するサプリメントや治療薬のドーピングリスク、実は口内炎の治療薬もドーピング違反になること、などを学びます。

「自分も検査対象者になりうる可能性がある」、「U20世代の活動は競技レベルの高い活動である」、「自分たちの活動は、スポーツ界、社会の模範になる責任がある」ということを再認識しました。

 

次に、ブレイクアウトセッションで選手同士コミュニケーションを取りながらTID第1回~第3回の振り返りを行いました。

 

最後は、定番の記念撮影。

今回はサプライズにて5月、6月生まれの選手とスタッフのバースデーパーティーを行いました。



みんなでバースデーソングでお祝いしました、お祝いのケーキは用意したのですが、いまは残念ながらみんなでは食らべれず・・・。





(その後、ケーキはスタッフが美味しくいただきました。)


 

リアルキャンプを行えない時期のTIDキャンプオンラインは試行錯誤を繰り返しながら、3回目を終えることが出来ました。



5月30日(日) 2021年度第2回TIDキャンプ(U20)


2021年度第2回目のTIDキャンプオンラインはS&Cの橘内コーチ、臼井コーチより、コンディションニングⅡ「トレーニング」、コンディションニングⅢ「栄養」を学びました。

 

コンディションニングⅡ「トレーニング」

15人制日本代表のフィジカルスコアを参考にしつつ、U20としてのターゲットを確認します。

 

リアルキャンプが出来ない時期でも、日々のトレーニングで数字を含め、Quality-質「安定性の高い動作」、Discipline-規律「1cm、1秒、1回を極める」、Mindset-意識「他の選手とは違うオンリーワンになる為の取り組み」など、「HERO」になる為には何が必要か、明日から練習に取り入れられる意識の持ち方をインプットしました。



2021年度のU20日本代表候補の中に、すでに世界レベルに匹敵するスコアを有する選手もいるなど、リアルキャンプを実施できるのがより楽しみになりました。

 


アイスブレイク

水間監督が目指す”家族”のようにチームになっていくために、まずはお互いのことを知って和むことが必要かと思い、以心伝心ゲームを行いました。



リアルで会えないからこそ、チームメイトがどんなことを考えているのか、どんな特徴があるのかを知ろうとすることが出来たと思っています。

中でも、ある選手の「自分の思うヒーローは誰か?」の問いに、誰もが予想しない回答が出るなど、選手の生き生きとした顔が見られました。

 


コンディションニングⅢ「栄養」

ラグビー選手が一日に必要なカロリーを知り、成長期でもあるU20世代の選手達がどのくらいカロリーを必要としているかを知り、バランスの取れた栄養素を日々多く取る事を学びました。

また、今日から始められる、ポジション別の必要栄養素、補食やサプリメントを活用、学校生活を送りながらの栄養の取り方なども学び、「体重が増えない」「量が食べられない」などの悩みなどの解決にもアドバイスを行いました。

 


Tipsとして、日々すぐに活用出来る「Special1」のアドバイスや身近な補食(+Special1)としてのコンビニ活用術を紹介しました。

 

また、サプリメントの活用についてはアンチドーピングの考え方などを含め「安全性を理解して摂取する事」を意識し、正しく使用する事で

リカバリー&成長促進のアシストになることをインプットしました。



オンラインならではの座学を通じ、ブレイクアウトセッション、質問コーナー、最後は定番になりつつある、選手が決めたポーズで記念撮影を行い今回も全員が「HERO」になる為に、少しずつ絆を深めていきました。



5月23日(日) 2021年度第1回TIDキャンプ(U20)

2021年度初めてとなるU20日本代表の活動がスタートしました。


昨年度は新型コロナウイルス感染症の世界情勢および国内状況に鑑み活動を中止していたU20世代の活動は、「次世代の育成の継続」の名の下に、オンラインでのTIDキャンプを皮切りに活動を再開しました。

 
まず、15人制男子日本代表ジェイミー・ジョセフヘッドコーチからの次世代選手への期待のメッセージと共にスタートしました。


キックオフミーティングでは、U20日本代表水間良武監督から、U20日本代表候補としての「自覚」をもって、次世代選手としての成長を目指すという話がありました。

また、それぞれが「HERO」となり、2022年のジュニアジャパンで参加予定大会での全勝優勝や、U20日本代表で参加予定の大会でのトップ4及び優勝を目指して活動していく、という目標を掲げました。


次に、オンラインならではのスキル取得を目指し、コンディションニングについての講義をしました。

今回は「リカバリー」をテーマに、睡眠がもたらす回復やパフォーマンス向上、また戦略的な睡眠や睡眠の質の向上、などをインプットしました。


最後は、代表候補選手発案の“RUN”のポーズで選手及びコーチ陣全員で記念撮影を行い終了しました。



オンラインという環境の中でも、ブレイクアウトセッションを挟みながら選手同士コミュニケーションをとり、「同じ学校や、他の大学の同世代の選手の笑顔が見られた」と、一体感を感じるキャンプを行うことが出来ました。