大会も終了し、いよいよ本日、日本へ帰国します。
長いようで短い一か月、この一月の間で6試合を行い、選手としてチームとして大きく成長しました。「Better Than Before(BTB)」U20として始まった3月の鹿児島から1つずつ成長してこられました。このチームとしてはこれで終わりですが、来年も出場資格のある者は、また来年も出られるよう努力して欲しいと思います。また、今回が最後になる者は、これですべてが終わりではなく、この経験をそれぞれのチームに持ち帰り、BTBを続けてくれるものと信じています。今後、このU20の選手たちがJAPANとしてWorld Cupで活躍する日が楽しみです。
最後のレポートはキャプテンの東海大学・マイケル・リーチ選手です。
Junior world Cup In Wales
Junior world cupは楽しかったです。みんないい経験ができたと思います。世界のチームと闘って世界の厳しさや激しさや上手さがはっきりわかりました。この大会で日本で経験できないチームと闘いました。初戦はFRANCE代表と試合をしました。この試合が終わってみんな世界の強さとはどんなものかがはっきりわかりました。一個一個のタックル、ミスボールの判断、AREA MANAGEMENTの大事さがわかりました。
FRANCE、WALES、ITALY、TONGAの試合に負けてみんな悔しかったです。PHYSICALよりMENTALの方が疲れました。最終戦USAではPRESSUREを感じながら試合をしました。この試合で勝てなかったら後輩たちが来年日本でやる世界大会に出れないかもしれないので、みんなでUSAを圧倒しようと決めました。USAに勝ってよかったです。
大会中にWALESのRUGBY FANや他の国のコーチにJAPAN強くなったねと褒められました。早いDEFENCE LINEとDRIVING MAULはよかった所でした。
この大会では相手選手はPROかSEMI-PROでJAPANは学生でした。それでもU-20日本代表は世界と闘う力はありました。
U-20日本代表はスタッフを含めて色々なことを学ぶことができました。スタッフ、チームメイト、SUPPORT頂いた方々ありがとうございました。
Michael Leitch
U20日本代表 マイケル・リーチ
成田空港に到着(集合写真)
リエゾンとスタッフ一同
出発前、ヒースロー空港にて
●6月22日(日)
今日は大会最終日、LIBERTY STADIUM にてニュージーランド対イングランドの決勝戦が行われました。
選手たちは午前中にWrexham からSwansea に移動し、試合を観戦しました。同年代の世界チャンピオンが決まるこの一戦。選手たちもそれぞれにいろんな思いでこの試合を観戦していたのではないかと思います。試合は終始NZペースで進み、38-3でNZが第一回Junior World Championshipの初代チャンピオンになりました。
試合後はスタジアムで参加チーム全体のレセプションが行われ、選手たちは各国の選手たちと交流を深めました。その後カーディフの宿舎へ戻り、明日の帰国に備えました。
トンガ戦敗戦後、チームの中には今まで以上の決意の雰囲気が漂っています。次の対戦相手はアメリカ。決して強敵ではないですが、他の試合同様、できる限りのビデオ分析、練習、心の準備、チームランをしていくつもりです。今日、フルバックの井口剛志選手が、ふくらはぎの怪我のため予定されていたスターティングメンバーから外れました。井口選手は、スコッド最年少のフルバックでありながら、今大会、素晴らしい活躍を見せていただけに、大きなショックです。今日は、フォワードとバックスのユニットに分かれてトレーニングを行い、また、個々のプレーを確認しながら練習しました。その後は、全員でディフェンスラインの確認もしました。自分のように日本語があまりわからない外国人選手にとっては、新しいプレースタイルやディフェンスラインを理解するのは、コミュニケーションの問題があって難しいことです。幸い、今回のチームは、仲間の選手もコーチもとても協力的に助けてくれました。、チームはとても結束力があり、すぐれたメンバーばかりです。最終戦は、自分達のためにも、そして、日本で応援してくれている皆さんのためにも、是非勝って、大会を締めくくりたいと思っています。
Following a disappointing defeat to Tonga, there is an air of extra determination in the camp. Our next opponents are the USA and although they may be one of the weaker teams we have faced, we treat it like any other game, doing the necessary video analysis, field training, mental preparation and team runs. Today our starting team suffered a big loss after our first choice fullback Tsuyoshi Iguchi was ruled out with a calf injury, a big shock as fullback who is the youngest player in the squad, has been exceptional all tournament. Nevertheless, the squad continued training splitting into FWD and BK units, and practicing individual passages of play. Following this the squad come together to go to through line of defense and attacking plays. For on Englishman such as myself who speaks very Japanese, it has been hard to grasp new playing styles and defense line with communication learner. Fortunately for me, I found myself in a tour squad where players and coaches a like offer help and support and with such a tight-knit and talented squad. We hope to end our Junior World Championship campaign with a win both for ourselves and everyone back in Japan.