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1月30日(日)

JAPAN7sはワールドシリーズセビリア大会を11位タイで終えました。マラガよりも順位をあげたり、プール戦でも初めて勝利あげたりと、「前回よりいい大会にする」と言っていたことは達成できました。しかし、自分たちのミスから失点という悪い流れを断ち切れないことがまだまだ多く、たくさんの悔しさから学ぶことも多い大会となりました。

そして、今大会のチームMVPは福士選手でした。強いフィジカルを活かしたプレーで攻守にわたりチームを支えてくれました。そして何と言っても90mを走りきってのトライ。セブンズを始めてまだ4カ月でのファーストトライは記憶に残るビッグトライとなりました。これからの活躍を期待せずにいられません。萌起、おめでとう!

チームは帰国前のPCR検査も全員無事陰性。コロナ以降、国内合宿や合宿間の感染対策は厳しく行ってきましたが、海外遠征となるとその何倍も不安はあります。自分を守ることがチームを守ることであるという意識のもと、誰もがチームファーストで、お互いを、そしてチームを守ってきたことを誇りに思います。こうしたストレスのかかる中で3日間の試合を2大会というタフなスケジュールをこなしてきました。こうした苦労を自信に変えて、4月のシンガポール大会に向けて、またチーム全員でチャレンジしていきます。

今回もたくさんのご声援をありがとうございました。引き続きJAPAN7sへの応援をよろしくお願いいたします!


1月27日(木)

本日は大会前日ですが1日オフとなりました。午前中に恒例のジャージープレゼンテーションをして、それからスペイン広場にてチームフォトを撮影しました。建築物に施されたタイル画や、建物の建築様式が本当に美しく、選手もしばしの観光タイムを楽しんでいました。ホテルに戻ってからは試合の映像を見るなど、時間を有効に使って試合の準備を進めていました。

ドバイでもマラガでも、ひとつの勝ちが遠く、苦しい時間が続きました。梅田ヘッドコーチ代行は「試合のあとに、自分たちが準備したこと、やるべきことを全部出し切れたと言える大会にしよう。マラガよりも、いい大会にしよう」とチームに向けて話しました。負ける悔しさも勝つ喜びも味わったマラガ大会。その様々な感情を共有してひとまわり大きくなったチームで臨むセビリア大会。簡単に勝てる相手はひとつもなく、すべてがビッグチャレンジになりますが、互いを信じて、全員でトライを目指します。日本からの熱いご声援を、何卒よろしくお願いいたします!



1月26日(水)

通常、トーナメントウィークはだいたい水曜日がオフなのですが、今回は大会スケジュールが変則的なため、本日を試合前の最後の練習、明日はオフでリカバリーと最終調整としています。最後の練習とあって、疲れも見せずにしっかり集中し、気合いもばっちりでした。マラガで初キャップだった選手も、すっかり頼もしさが感じられる表情になりました。

そして本日は恒例のキャプテンフォトの撮影が行われ、今大会は共同キャプテンである石井選手が参加しました。

チームで一番の元気印の石井選手。初めての日本代表遠征で、共同ながらキャプテンを任され、プレッシャーもあるかとは思いますが、持ち前の明るさと愛されキャラでいつもチームを盛り上げてくれます。引き続きチームで両キャプテンを支えて、ひとつでも多く勝利を重ねたいと思います。


1月25日(火)

チームは昨日、マラガからバスで3時間かけてセビリアに移動しました。海岸沿いから街へと移り、雰囲気はガラッと変わりましたが、残念ながら感染対策上、気軽に外食などには行けません。しかしホテルの隣に和食屋さんがあり、早速テイクアウトでお弁当を注文し、久しぶりの白米やインスタントではない味噌汁を「沁みる〜」と言いながら堪能しました。さらにホテルの近くにはアジアンスーパーもあり、選手は早速買い物に出かけたようでした。3日間のトーナメントを中4日で2週続けてというのは初めて体験しますが、チームがタフに成長できる機会と捉えて、チーム全員でチャレンジしたいと思います。



1月23日(日)

JAPAN 7sはワールドシリーズマラガ大会を13位で終えました。なかなか勝てずに苦しい時間が続きましたが、みんなでチームを信じ、チャレンジし続けて、最終日は2戦2勝することができました。しかしながら、勝った試合でもまだまだ課題や改善点はあり、中4日で迎えるセビリア大会ではもっと勝ちを重ねようと気を引き締めました。

そして今大会のチームMVPは津岡翔太郎選手でした。高い身体能力を活かした溌剌としたプレーでトライを重ねてくれました。次大会でも跳んで走って、チームが勢いづくプレーをたくさん見せてほしいと思います。つー、おめでとう!

マラガ大会では遅い時間までたくさんのご声援をありがとうございました。セビリア大会でも日本からのご声援をよろしくお願いいたします!



1月20日(木)

大会前日となりました。ケガなく練習を終え、試合前の検査も無事に全員陰性でした。コロナ以降は、試合を迎えることが当たり前でなくなり、試合を迎えられるというだけでホッとしてしまいますが、本番はこれから。恒例のジャージープレゼンテーションでは、梅田ヘッドコーチ代行から「このジャージーを着て試合に出るということは本当に特別なこと。この3日間をスペシャルな時間にしよう」とひと言。共同キャプテンの中川選手は「試合に出られない、はる(植村選手)と、ゆう(奥平選手)の分まで、そしてここにいない選手の分まで、しっかり戦おう」と。そしてもう一人のキャプテンである石井選手からは「メンバー、ノンメンバー、スタッフ全員で戦って勝ちに行きましょう」とコメントがあり、チーム全員で改めて気持ちをひとつにしました。初めてジャージーを手にする選手たちは少し緊張の面持ちでしたが、スペシャルな時間、スペシャルな舞台を、スペシャルな仲間と思い切り楽しんでほしいと思います。日本からも熱いご声援をよろしくお願いします!



1月19日(水)

オフ明けの本日は、午前はグラウンド、午後はジムの2部練習でした。グラウンドでは、選手同士で「強度高く!」と声をかけあい、身体をぶつけ合う音が響いていました。

今ツアーは、中川選手と石井選手が共同キャプテンを務めていますが、本日は中川選手がキャプテンフォトに参加しました。JAPAN7sでは初めてキャプテンを務めている中川選手。高いコミュニケーション力で誰とでもすぐに仲良くなれる中川選手ですが、経験を重ねてチームでも中堅となり、ピッチ内外で頼れる存在となりました。チーム全員で両キャプテンを支えて、良い結果に繋げたいと思います。明日はいよいよ大会前日、キャプテンズランです。



1月18日(火)

本日はオフを利用してチームフォトの撮影に出かけました。宮殿の要塞「アルカサバ」、その入口にある古代ローマ劇場の遺跡の前で撮影。この近くにはピカソの生家もあるそうです。ほんの束の間でしたが、この道をピカソも歩いたかもしれない、と思いながら、マラガの歴史に触れることができました。

そして昨日から、サイモン テクニカルディレクターがチームに合流しました。前回JAPAN7sがコアチームでシリーズをまわったときにはイングランドのヘッドコーチだったサイモンですが、今は一生懸命日本語を学び、日本語でチームに挨拶してくれました。私たちも彼からたくさんのことを学びたいと思います。Welcome Simon!


1月17日(月)

マラガでの練習2日目。鹿児島からずっと良い雰囲気で練習できていましたが、スペインに来てからもみな集中し、コミュニケーションもよくとれて、いい練習が続いています。この状態や関係性を「ピッチ外でも」と選手同士で声をかけあい、オフの時間もうまく活用して、課題を共有したりプレーの確認をしたりしているところが見られました。ドバイでは初々しかったチームですが、そこで世界レベルの試合を経験した選手がすっかり頼もしい顔つきになりました。経験豊富な選手たちはみんなチームを引っ張ってくれ、新しい選手ものびのびと思い切りプレーしています。明日は1日オフ。いったんリフレッシュして、試合に向けて最終調整に入ります。


1月16日(日)

JAPAN7sは昨日スペインに到着しました。羽田からイスタンブールまで13時間、イスタンブールからマラガまで4時間強という長旅でしたが、マラガは地中海沿岸のリゾート地で気候もよく、みんな疲れを見せず元気に過ごしています。本日は午前から早速グラウンドに行き、ストレッチやサッカーで身体をほぐし、温めてから練習に入りました。午後のウエイトでもしっかり汗をかき、試合に向けてコンディションを整えていきました。ジムはホテルの一部にワールドシリーズ用に仮設されており、海を見ながらバイクを漕いだり重りを持ったり。屋外なので換気の心配もなく、安心してトレーニングができました。初めての遠征地でいろいろ不安もありますが、こうして整えていただいた環境に感謝して、いい準備をしたいと思います。