■高校日本代表候補エキシビションマッチ「U19 Red Blossoms vs. U19 Blue Blossoms」
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■第8回TIDユースキャンプ(高校日本代表候補合宿)
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高校日本代表2021‐2022総まとめ
~Looking to the WORLD [世界を見据えて]~
3月8日(火)
キャンプ5日目。
第8回TIDユースキャンプもあっという間に最終日を迎えました。
起床後はホテルの目の前にある袋井駅周辺を散歩します。頭と体をスッキリさせて最終日に備えます。
出発前のミーティング。高橋監督から、このキャンプの整理と今日の課題についてのプレゼンがあります。
本日も静岡は快晴です。4泊5日のキャンプは、ずっと好天に恵まれました。
円陣を組んで練習開始。
昨日の疲労も考えて、今日はゆっくりとした動きでの練習です。監督からディフェンスアップの動きについて1年間のまとめの練習です。動きはゆっくりですが、その中で頭は最大限に使いながら細かな動きのチェックをします。
品川コーチからはタックルの動きの確認です。ディフェンスに走るコース、タックルする際のステップワークなど、ひとつひとつの動きにこだわります。
霜村コーチはアタックテーマのスペースへのボールの運び方についてです。スペースを見つけてコミュニケーションを取ってボールを運ぶ。選手ひとりひとりが的確に声を出してボールを運べるようになりました。
練習が終わり第8回TIDユースキャンプの閉校式になります。
薬師寺統括からは、「このキャンプとエキシビションマッチが大成功に終わったのは、選手とスタッフの最大限の努力のお陰であり、とても感謝しています。選手達の未来に期待をしています」とお話がありました。
高橋監督からは「選手・スタッフの頑張りのお陰で、止まっていた高校代表の活動を再び大きく動かすことができました。そしてこの活動で得たものや選手の想いを、来年度の高校代表に繋げていきたい」とお話がありました。
今回のキャンプにあたり、コロナという大きな壁が幾度となくスタッフや選手を襲い、開催を危ぶまれたことが何度もありました。しかしその度に、開催するためには何が必要かを必死で考え、試行錯誤をして今回のキャンプに辿り着くことができました。その間、学校関係者、保護者の皆様、医療関係者、またこのキャンプの開催地である静岡県の地域の皆様など多くの関係者の皆様に、多大なるご協力いただいたこと、心より感謝と御礼を申し上げます。来年こそは、海外遠征をして高校日本代表として戦えることを心から祈り報告を終わりにさせていただきます。
3月7日(月)
キャンプ4日目。
いよいよ高校日本代表候補エキシビションマッチの当日の朝を迎えました。
昨日は強かった風もおさまり、爽やかな春を感じる最高のラグビー日和になりました。
スタジアムに到着してジャージの授与式を行います。
緊張感のある厳かな雰囲気の中で、選手達はジャージを授与され緊張感も高まります。
午前中はゆっくりとしたウォーミングアップで体を動かしながら、エコパスタジアムの雰囲気を感じます。
昼休憩の時間を使い記念撮影を行います。
選手達は凛々しく堂々とした姿です。
午後はミーティングからスタートです。
Red Blossoms霜村ヘッドコーチ、Blue Blossoms北川ヘッドコーチ、
両ヘッドコーチともに選手達に気持ちを注入します。
試合前ウォーミングアップの開始です。
高校日本代表がこだわってきたスピードを意識しながら、ハンドリングやユニットの確認をします。
いよいよ入場行進です。
2022年1月15日、大規模な海底噴火と津波で被災をされたトンガの皆様に向けて黙祷を捧げます。
続いて国歌斉唱です。
エキシビションマッチではありますが、日本を代表して戦う想いを胸に国歌を斉唱します。
円陣を組みいよいよエキシビションマッチのキックオフです!
白熱した試合は、Red Blossomsがリードする展開の中で、Blue Blossomsも負けじと追いすがり、緊迫した時間が続きましたが、最終的には27-17でRed Blossomsが勝利しました。
今日の試合では、オンラインも含めてこの1年間取り組んできた活動の成果全てがグラウンドで表現されたと言っても過言ではないと思います。特に爆発的に前に出るディフェンスは、短期間の練習時間でありながら、かなり完成度の高いものになっていたように思います。
またアタックも、このキャンプでテーマにしているスペースへの攻撃について、とても良いパスやキックからのトライやゲインがありました。
試合終了後はプレーヤー・オブ・ザ・マッチの表彰です。
大町佳生君(長崎北陽台)が見事選ばれ、高橋監督より記念品のキャップが授与されました。また袋井市からはメロンをいただきました。
最後は全員での記念撮影。
選手達・スタッフの笑顔が、今日の目標の達成度・充実度を物語っていると思います。
3月6日(日)
キャンプ3日目。本日も晴天です。
風が強くて寒く感じますが、天気の良い日が続き有り難いかぎりです。
朝のミーティングでは薬師寺統括より高校日本代表への想いや歴史についてのお話がありました。
朝のウェイトトレーニングでは懸垂とベントオーバーローに取り組みます。
トレーニングの基本を学びつつ、明日の試合に向けて筋肉に刺激を入れます。
選手はスパイクに履き替えてグラウンドへ。
青空にエコパスタジアムが映えます。
高橋監督の元で円陣を組んで今までの取り組みと今日の課題について確認します。
スピードトレーニングは毎日の必須メニュー。
高校JAPANの強さの源であり、選手達の今後にも活きてくるはずです。
今日からはアタックの練習に取り組みます。
テーマはゲインラインを意識することと、スペースにボールを運ぶことです。
霜村コーチと竹下コーチがアタック担当。
アタックについて魅力的で丁寧なコーチングです。
ユニット練習。
BKはステップワークのトレーニングとボール回しの確認です。
FWは高橋監督の元でスクラム指導。
ラインアウトもしっかりと確認します。
午後の練習ではチームランとユニットを中心に明日の試合に向けた準備をします。
キックなど細かな部分も綿密に練習します。
ラインアウトは再度の確認。モールも作ります。
プレースキックでも、各高校の一流キッカーが集まっています。
それぞれのやり方を紹介しながら技術を高めあっているのが印象的でした。
最後は高橋監督からのまとめです。
キャンプも3日目を迎えて選手同士のコミュニケーションも深まってきました。
世界を意識して良い緊張感を持ちつつも、明るく雰囲気の良い練習です。
エキシビションマッチに向けて万全の準備ができました。
3月5日(土)
キャンプ2日目。
好天に恵まれて今日も練習のスタートです。ストレッチで体をほぐします。
エコパスタジアムのコンコースに設置頂いたトレーニングジムでウェイトトレーニングを行います。
ベンチプレスは試合でパワーが発揮できるように重めの重量でトレーニングです。
里コーチから、トレーニング時の体の使い方を丁寧に教わります。
グラウンドに出てのトレーニング開始です。
北川コーチからはボードを使ってメニューの確認です。
昨日に引き続きスピードトレーニングです。
爆発的に速い動きの習得が、将来日本代表として戦う武器になります。
試合に向けたディフェンス練習です。世界と戦うイメージも持ちながら鍛えたスピードをディフェンスに繋げます。
午前練習が終わりホテルに戻り昼食です。
通常のメニューにプラスして昨日、地元自治体から差し入れを頂いた「しらす」を、さっそくいただきました。感染症対策として黙食も徹底します。
午後練習前のミーティングです。
薬師寺統括よりキャンプ全体の取り組みやエキシビジョンマッチについて話がありました。
北川コーチより、午後の練習に向けて、ディフェンスについても重要なポイントの整理です。
午後の練習もスピードトレーニングからディフェンスの確認です。
タックル練習も7日の試合に向けて強度を上げていきます。
かなり激しいコンタクトがありました。試合が楽しみです。
ユニット練習に入ります。
北川コーチからはラインアウトの基礎を学びます。
最後は試合に向けたフォーメーションを確認して2日目の練習を終えました。
3月4日(金)
2021年、第47期高校日本代表の活動はコロナの影響でオンラインが主な活動となっていました。
12月には大阪府堺市「J-GREEN堺」にて、約2年ぶりにリアルキャンプを再開できました。惜しくも花園出場が叶わなかった選手10名が合宿に挑み、選手たちは大きな成長を遂げ、高校日本代表も停滞していた活動を前へと進める貴重なキャンプとなりました。
年が明けて2022年。このまま、高校代表セレクションキャンプ、そして海外遠征と思っていた矢先に、またしてもコロナ感染症が猛威をふるい海外遠征は3年連続で中止となりました。
しかし、このまま高校日本代表の活動を終わらせまいと、関係者が最大限の努力をして、本日よりここ静岡県にて第8回TIDユースキャンプ(U19エキシビションマッチ)が始まりました。
最高の環境の中で、選ばれた選手達は、将来の日本代表を目指し、また世界と闘うために必要なものを感じるべくキャンプに挑みます。
全国各地から集まった選手達とキャンプの始まり。まずは開校式からです。
高橋監督からの挨拶です。
スタッフの自校紹介です。
高橋監督からトレーニングメニューのプレゼンテーションです。
会場は小笠山総合運動公園エコパ補助競技場、エキシビションマッチはエコパスタジアムで開催(無観客)されます。
始めに静岡県や袋井市・掛川市など地元の市町村による歓迎セレモニーです。
記念品として地元の名産品を頂きました。
物心両面にて多大なるご協力を頂き、大変有り難く思います。
ご来賓の皆様との記念撮影です。
初日の練習は、測定からスタートして、ディフェンスの基本的な動きを確認しました。