先般開催されたワールドラグビー理事会にて、以下の競技規則の条文改正、および、世界的試験実施ルールが承認された:

 

競技規則の改正

(a) 競技規則18.8 (a) 

世界的試験実施ルールの「50:22」を正式に競技規則化する

(b) 競技規則第12条、および、21.3

    ゴールラインドロップアウトの世界的試験実施ルールを正式に競技規則化する

(c) 競技規則9.22

    フライングウェッジに対する制裁を正式に競技規則化する

(d) 競技規則9.20 

    ジャッカラーの安全に関する世界的試験実施ルールを正式に競技規則化する

(e) 単独のプレーヤーによるラッチングに関する競技規則をファーストアライビングプレーヤーのものに従って適用する

(f) 競技規則の明確化および軽微な変更を正式に競技規則化する

(g) 競技規則の適用ガイドラインによって、サイドエントリーの違反により徹底的な焦点をあてるものとする

※ (f)および(g)の詳細については、リンク先を参照。

 

改正施行日: 2022年7月1日

       2022年7月1日以前に始まっている大会については、当該大会が終了するまで、そのまま現行の競技規則のもとで行ってよい。

 

世界的試験実施ルール

(a) ブレーキフットの世界的試験実施ルールを採用する

(b) メディカル、テクニカルゾーン、および、ウォーターキャリアーのプロトコルを改正し、

世界的試験実施ルールとする

(c) TMOプロトコルを改正し、世界的試験実施ルールとして採用する

※ (a)および(b)の詳細については、リンク先を参照。

 

実施開始日: 2022年7月1日

       2022年7月1日以前に始まっている大会については、当該大会が終了するまで、そのまま現行の競技規則のもとで行ってよい。

 

なお、該当する競技規則の参照条項については、202271日より、ワールドラグビーの競技規則のウェブサイト上にて参照可能となる予定です(英語・日本語):

https://www.world.rugby/the-game/laws/home

(英語で表示された場合、ページ右上のプルダウンメニューで日本語を選択できます)

 

以上

 

※本件についてのお問い合わせ先

公財)日本ラグビーフットボール協会

ハイパフォーマンス部門 競技規則担当(referee@rugby-japan.or.jp