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9月25日(3日目)

3日目は昨日までの悪天候が嘘のように秋晴れとなりました。

男子ユースでは、2チームに分かれてゲームを行いました。チーム内でコミュニケーションを取り合い、試合の中で改善する様子が印象的でした。取り組んできたセットプレーが、うまくいく場面も見られ、充実した内容となりました。

 

女子ユースでは、最終日のまとめとして2対2、エアーラグビー、5対4、ハイボールキャッチを行いました。エアーラグビーでは、どんな相手や戦術にも対応できるよう、想像力を働かせた、それぞれの選手の考え方や特徴を意識しながら取り組みました。

今回は少ない人数ではありましたが、お互いしっかりと会話をし、声を出し合いながら、充実した合宿とすることができました。今合宿に参加した選手たちが経験を活かし、次回以降の合宿でもチームをしっかり引っ張ってくれることを期待します。

 

今回、快く施設をお貸し頂きました自衛隊体育学校、HPSC施設関連の皆さま、ありがとうございました。

そして、開催にあたり、感染対策など多大なるご協力頂きました、所属先、保護者並びに関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。

 


9月24日(2日目)

2日目は、雨の中でのスタートとなりました。

ウォーミングアップの後、実践的なメニューを行いました。

 

今回は男女併催ということで、男子と一緒にボールゲームを行いました。

はじめはお互い恥ずかしそうでどこかぎこちない雰囲気でしたが、一緒にプレーしていく中で、自然と声も出て、笑顔も増えてきました。

 

女子ユースでは、前々回に引き続き、スポットコーチとして参加いただいている横尾コーチからアドバイスを頂きながらの3対3、お互いに良い声掛けができ、スムーズにパスが繋がる場面が多くみられました。

 

男子ユースでは、水山コーチに来て頂き、ラインアウトやリフトなどセットプレーを中心に練習を行いました。

 

午後、雨は止んだものの、引き続き不安定な天気の中での練習となりました。

午後も引き続き、男子と一緒にサークルボールを行い、その後は天候悪化により体育館で2対2の動きを細かく確認やボールゲームをしました。

 

ナショナルトレーニングセンターに戻り、夕食の後は、リオ大会のオリンピアンでもある兼松ヘッドコーチによるオリンピック教育レクチャーを受けました。前日のオリンピックミュージアム見学で学んだ内容について、男女混合のグループで整理・確認していきます。フィールドで一緒に練習したこともあってか、お互いに意見を出し合い、協力し合う姿が見受けられました。オリンピックのシンボルやこれまでの出来事から、オリンピックの意義や価値について考え、最後にオリンピックとラグビーの共通の価値についてディスカッションしました。



9月23日(1日目)

第57回男子セブンズユースアカデミー、第80回の女子セブンズユースアカデミーが開催されました。今回は男女併催です。お昼過ぎに秩父宮ラグビー場に集合をし、キックオフミーティングは男女別々に行いました。今回の合宿について、今後の合宿について、チームとして求めていくもの、目指すところの確認です。

 

その後、徒歩で日本のオリンピックムーブメントの発信拠点「オリンピックミュージアム」に移動し、オリンピックについて学びました。

ここはオリンピック・パラリンピックについて「知る」「学ぶ」「感じる」「挑戦する」「考える」事ができるミュージアムです。展示物、映像、体験ゾーンもあり、オリンピズムについて考えたり、オリンピアンの身体能力に挑戦をしたり、オリンピックを支える人達についても知る事ができます。このレガシーを継承していくために様々なモニュメントも設置してあります。

 

オリンピックミュージアム鑑賞の後は今合宿で練習以外の時間を過ごすナショナルトレーニングセンターへと移動しました。

ナショナルトレーニングセンターは様々な競技のトップ選手がトレーニングを行う施設です。各競技の専用練習場やトレーニングルーム、研修室、宿泊棟だけでなく、診療室、リカバリールームといった施設も集約された大変素晴らしい施設で、このような施設を使わせて頂くのは本当に貴重な経験です。

食事も個々が栄養管理できるように、一つ一つのメニューに細かく栄養表示がしてあります。ビュッフェスタイルで今の自分の身体とコンディションから必要な物を考えながらチョイスしていきます。

 

夕食後はレクチャーを受けました。

ソーシャルメディアの利用については、「世界中でどれくらいの人がSNSを利用しているか知っていますか?」という問いかけから、ソーシャルメディアを利用する際の大原則や普段の生活で気をつけるべき事、注意点などをわかりやすい例を入れながらレクチャーして頂きました。

 

その後男女ユースに分かれ、男子ユースでは、食事の選び方について、練習内容や自身の状態と照らし合わせながら、実例を用いて学びました。


女子ユースでは、女性アスリートのコンディションについて女性ならではの身体のリズムの起こり方やコンディションの整え方、気をつけるべき事について学びました。


その後は選手達でラグビーのプレー中のコールの共有を中心にコミュニケーションをはかりました。


以上