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12月4日(日)

合宿最終日となりました。午前中の練習では昨日の試合で出た課題を修正し、チームとしてのスタンダードを上げていきます。アタックでは前に出ること、DFではまずノミネートしてラインを上げていくことにフォーカスを当ててスキルメニューをこなしていきます。



最後はタッチでの7vs7を行い、アタックで抜けた後のサポートやディフェンスでプレッシャーをかけ続ける場面など粘り強いプレーが多く見られ、白熱した展開となりました。



最後のクロージングでは今回の合宿の振り返りと海外遠征に向けて注意すべきポイント(環境面、食事面、時差対策、体調管理)について話がありました。選手たちには自分自身が日本代表として戦うことをイメージしながら、それぞれで出来る準備を進めていってほしいと思います。


 

合宿開催にあたり、感染対策など多大なるご協力を頂きました所属先、保護者並びに関係者の皆さまに改めて感謝申し上げます。


12月3日(土)

合宿2日目は大会想定のスケジュールとなります。まずは早朝の散歩とストレッチで体を起こします。


 

午前中一発目はブロンコ測定を実施。お互いに気合を入れながら走りました。その後すぐにジムへ移動してバイクやローイングを使ったインターバルトレーニング。試合同等の強度で最後の最後までパワーを出し切ります。こちらも全員で声を掛け合いながら、良い雰囲気で終えることができました。


 

この日はちょうど全国高等学校ラグビーフットボール大会の組み合わせ抽選会が行われており、昼食後は中継を見ながら自分がどの山に入るのか、ドキドキしながら見守る選手たちの姿もありました。


 

午後からはいよいよゲームです。今回はタマリバクラブさんとのゲームを2本、アカデミー同士の紅白戦を1本のセットを午後2回に分けて行いました。 1本目のゲームではこれまでの練習で意識してきたリアクションの早さ、サポート、前に出つづけることが出せている一方で、コミュニケーションエラーなどでディフェンスラインを突破されトライを許してしまう場面などもあり、課題の残る内容となりました。ゲーム間のレビューでチームとしてどこを修正するのか確認し、2本目のゲームに向かいます。2本目のゲームでも終始ディフェンスが続いて苦しいフェーズもありましたが、全員で守りきりマイボールから一気にトライを奪うシーンも見られました。


 

ゲーム終了後はタマリバクラブのみなさんと全員で集合写真を撮り、選手にとって貴重な1日となりました。タマリバクラブのみなさん、本当にありがとうございました。


 

夜は今日のゲームレビューをして、明日の練習で何を意識していくか全員で確認をしました。


 


12月2日(金)

第59回の男子セブンズユースアカデミーが本日より2泊3日、熊谷で開催されました。今年最後のアカデミーに18名の選手が参加してくれています。

 

今合宿のテーマは「国際大会の強度を知る」こと、前回合宿から今回まででそれぞれがどういう取り組みを経て自分自身を高めてきたのか、トップチームや世界レベルの試合も見ながらセブンズへの理解を深めていきます。

また今回は社会人チームとの練習試合も予定しているので、実際の国際大会をイメージしたスケジュールで動いていきます。

 


パスやサポートなどゲーム要素も入れながら感覚を思い出していき、コンタクトスキルでの強い姿勢、低さなど前回合宿での内容を復習しながら進めていきました。

最後はタッチゲームを1分×6セット行いました。オフロードを使いながら攻守が激しく入れ替わるため、仲間とのコミュニケーション、横とのつながりを保ちつつ、最後までタフに動き続けることが重要となります。

セットを重ねるにつれてチームとしてのアタックやディフェンスの精度が上がっていき、見応えのあるゲームとなりました。


 

夜は管理栄養士の河谷さんから「海外遠征時の食事について」レクチャーをいただきました。海外遠征ではとにかく体重を落とさないことがパフィーマンスのためには大事です。食べ慣れないものもある中で何をどう選択するのか、自分で何を持っていくのか、について考える良い時間となりました。



後半は現在ドバイにて開催されているHSBCワールドラグビーセブンズシリーズにトップチームが参戦しているため、その試合を見ながらどの場面で頑張るのか、自分たちの試合とも比べながらよりランニングパフォーマンスを上げるためのセブンズの動きについてディスカッションしました。