フィジカル強化を目的とし、今後日本代表候補となり得る選手を対象に2月24日〜3月17日に女子15人制TIDリモートS&Cプログラムをオンラインセッションとして実施いたしました。


2月24日 プログラムオリエンテーション

「リモートS&Cプログラム」はプログラムの目的と概要を説明するオリエンテーションからスタートしました。

パフォーマンスコーディネーターのマイケル・パラキスから、競技、ポジション、個人など特有のニーズに応じて適切なターゲットを設定し、適切なトレーニングを行うことでアスリートのパフォーマンスが最適化されることが説明されました。


説明を理解した選手たちは、自分自身が何にフォーカスして取り組むべきか(キーパフォーマンスインディケーター)を真剣に考えていました。希望する選手はコーチ陣との個別面談が実施されます。そして、2週間後からはストレングスに特化する選手に向けた実際のトレーニングプログラムの処方、実施、指導が始まります。

 

3月17日 ストレングスプログラムメニューオンライン指導

前回のオリエンテーションから、特にタイトファイブなどのポジションの、ストレングス強化に専念する選手たちは実際のストレングスプログラムに取り組み始めました。すでにリモートで個別の指導はスタートしておりますが、この日は全員が一堂に介して、改めてプログラムの目的とテーマが説明されました。


テーマは「INTENT【意図/決意】」。すなわち、目的を理解して全てを意図的に行うために、セット間やトレーニング間、オフ日の休養も意図的にしっかりととり、力を発揮すべき時に100%の力を発揮するということが繰り返し強調されました。最後の質疑応答では、選手からは、ジムやフィールドでの負荷のかけ方、セット間のレストの取り方、トレーニングのタイミングなど、具体的な質問がたくさん挙がり、双方向のとても充実したオンラインセッションとなりました。