益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、7月9日(日)に開催されたスペイン遠征第1戦 スペイン代表戦後の女子日本代表キャプテンらのコメントをお知らせいたします。 本試合は、44-12(前半 22-0)で女子日本代表が勝利しました。
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■長田いろはキャプテン
「自分たちが準備してきたことを発揮できました。特にセットプレーからのアタックで、一つ一つのプレーを丁寧にする事でトライに繋がったと思います。またボールをスペースに運ぶことで相手にプレッシャーをかけ続けることができました。
ハンドリングエラーなどの小さなミスが目立った場面があったので、上手くいかないときに焦らず、我慢してアタックし続け、自分たちのスタンダードを80分発揮し続けたいです。組織的なアタック、ディフェンスで相手にプレッシャーをかけ続け、次も勝ちたいと思います。応援よろしくお願いいたします」
■吉村乙華選手
「キックを使って前に出て、私たちらしいディフェンスでプレッシャーをかけられたことが勝因だと思います。個人的には、課題としていたフットワークを使って、足をかき、もがき続けることが出来たことがトライに繋がったと思います。
キック後やトランジションが起きた時に、横とのコネクトが途切れてしまったり、アタックのサポートの寄りが遅くボールリサイクルが上手くいかなかったので、精度を上げて行かなければならないと感じました。
今回勝利はしましたが、納得のいく内容では無かったので、私たちらしいプレーができるようサクラフィフティーンのスタンダードにもう一度フォーカスして準備して行きます。応援よろしくお願いいたします」
■阿部恵選手
「それぞれが空いているスペースを見つけてキック、パス、ランでボールを運べたことでトライに繋がったし、キックに対して全体でチェイスすることができました。ディフェンスは我慢して前に出続ける事ができた。アタックでは、テンポと良いキャリーを出来るようにパスの精度を意識していたのと、キックチェイスや誰かが抜けた後のサポートを意識しました。
課題として、アタックでもディフェンスでもさらに前を見て正しい判断を速くすること、ゴール前でトライを獲り切るようにコントロールすることがあります。モメンタムが出来た時に更にテンポアップをしたいです。
テストマッチになってもやる事は変わらないので、自分でも良いモメンタムを作って、たくさんチャレンジしたいです」
■安尾琴乃選手
「応援ありがとうございました。チーム全員が空いてるスペースを共有して、キックやパスを有効的に使って前にアタックし続けることができたと思います。
個人としては、常に外から、どこが空いているのかを共有し続けられたことが良かったと思うので、継続していきたいです。フォワードがしっかりモールを組んでくれて、空いたスペースを見逃さずに仕掛けることができ、それがトライにつながったので嬉しかったです。
ブレイクダウンでプレッシャーをかけられたところや、ハンドリングエラーも少なくなかったので、次回に向けて修正していきたいです。次も厳しい戦いになると思うので、自分たちにフォーカスして準備をしていきたいです」
■山本実選手
「チームとしてはキックを効果的に使ってプレーできたことがよかったですが、キックとボールプレーのバランスを保つことで、私たちはより脅威なアタックをすることができると思います。ブレイクダウンでボールを失うことが多かったので、次戦に向けて修正していきます。個人としては、途中出場でモメンタムを作ることができたと思うので良かったです。
私はワールドカップ以来の代表戦で、チームは若返りましたがスタンダードが落ちることはなく、フォーカスしてきた点に沢山チャレンジできたことを誇りに思いますし、このチームに戻って来られてとても嬉しいです!」