公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、10月21日(土)に開催された「WXV」第2戦女子サモア代表戦後の女子日本代表選手のコメントをお知らせいたします。 本試合は、日本32-10サモア(前半 13-10)で女子日本代表が勝利しました。

 

■谷口琴美選手

「体格が大きな相手に勢いに乗られる前に、自分たちがディフェンスで前に出て止めることをチームの共通認識として持ち、全員で実行したことが勝利につながりました。セットプレーでは、スクラムでは相手は重量があったが、ヒットスピードを意識して自分たちの強みの低さで組むことができ、通用していたと思います。ラインアウトでは風の影響もあったが、ノットストレートしてしまったり、ターンオーバーされてしまった場面があり、得点に繋げることができず申し訳なかったです。次のWXV最終戦に向けても、死ぬ気で頑張ります!」

 

■阿部恵選手

「ディフェンスでは、全員がテイクスペースを意識して大きい相手に対してプレッシャーをかけられました。アタックでは、スペースに上手くボールを運びスコアまで繋げることができました。相手の足が止まってくる時間帯にも自分たちはボールを動かし続け、モメンタムが生まれたときのテンポを意識していました。(プレーヤーオブザマッチ選出について)アタックの時間が多くテンポよくパスを出せたとは思うが、前回よりパスミスが多かったので次は修正したいです。パスの精度と判断があまり良くなかったのでその点を修正することと、敵陣に入った時に必ずスコアすることにこだわり、次戦に臨みたいです」

 

■弘津悠選手

「前に上がり続けるディフェンスをしたことが大きな勝因だと思いますが、前回の敗戦からチーム全体で話し合い、この一週間で繋がりを持った準備をできたことが全てだと思います。バックスでは試合前に、どんなことが起きても”想定内”だと言い合おうと山本実さんからお話がありました。うまくいかない時間帯にも、実際にそう声を掛け合うことができて落ち着いてプレーをすることができました。個人的にプレーは成長してると感じる部分はありました。普段からコーチやチームメイトが指摘してくれることを意識して、うまくいった場面が多かったと思います。もっと成長できるところは沢山あるので、一回休んで、また次に向けて準備します!勝って笑顔で終われるようにチームの皆と頑張ります!」