公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、10月27日(金)に開催された「WXV」第3戦女子スコットランド代表戦後の女子日本代表選手のコメントをお知らせいたします。 本試合は、スコットランド38-7日本(前半 7-7)で女子スコットランド代表が勝利しました。

 

■吉村乙華選手

「個人としては、去年のRWC以降試合を重ねる毎に成長できていて、アグレッシブにプレーできていたと思います。特にディフェンスでのコンタクトで私の強みが出せていたと思います。セットプレーやフェーズアタックでの課題を今後に繋げていきたいです。スコットランドは、スクラムや、アタックで前に出続けトライを獲りきる力が私たちよりも上回っていたと感じました。

WXVはテストマッチと違い勝利、得点が特に重要になってくるので、もっと勝利や得点にこだわっていかなければならない大会だと思いました。トライを獲り切る力、勝ち切る力がまだ足りないと感じているので、そこにフォーカスしていきたいです。来年はもっと成長した姿をお見せできるよう努力していきます。今後ともサクラフィフティーンの応援よろしくお願いします!」

 

■津久井萌選手

「まずは、コンディション調整でサポートしてくださったスタッフの方々に感謝しています。前半は裏のスペースへのキックを有効的に使い、日本らしいボールを動かすラグビーができましたが、後半はアタックで相手のディフェンスを崩すことができず、また相手の得意なセットプレーからできた流れを変えられなかったことが課題です。

このような大きな国際大会を毎年開催していただけることに感謝しています。国際経験豊かなチームと試合ができることで、日本代表の経験値をあげられることを非常に嬉しく思います。今回の大会で得た課題をしっかり修正していきます」

 

■安藤菜緒選手

「交代する瞬間は緊張しました。それでも、自分ができる最大限のプレーをやりきると心に決めてグラウンドに立ちました。また、先にグランドに立っている皆に元気とパワーを与えられるようなプレーをするということも意識しました。

スコットランドは、体が大きいだけでなく、パスで仲間とコミットし続けているところが強みだと感じました。また、コネクトしながら流すディフェンスにもプレッシャーを感じました。例えば私たちがアタックをしている時、最初は外にスペースがあるように見えても、そこにボールを運んでいる間にいつの間にかスペースが無くなっているように感じるディフェンスでした。

今回の遠征・大会に参加できたこと、試合に出場できたことはすごく嬉しいです。思うようにいかず悔しい結果となってしまいましたが、この結果をマイナスに捉えずしっかり受け止め、今後の成長のためにプラスに変えていきたいです。また、チャレンジする事を恐れずにこれからも挑戦し続けたいです」