2023年11月8日

(公財)日本ラグビーフットボール協会


秩父宮ラグビー場は、戦後間もない1947年(昭和22年)に旧女子学習院跡地(当時の所有者は明治神宮)に故秩父宮雍仁親王殿下及び多くのラグビー関係者のご尽力により「東京ラグビー場」として建設されました。

その後、1953年(昭和28年)に名誉総裁であられた秩父宮殿下のご遺徳を偲び「秩父宮ラグビー場」と名を改めました。1962年(昭和37年)に土地、建物ともに国立競技場(現:独立行政法人日本スポーツ振興センター以下JSCと言う)に移管され現在に至っております。その間、数々の国際試合、日本選手権試合、大学の試合等の会場として利用され、我が国ラグビーの聖地として親しまれてきました。

今回の事業では、JSCより、これまでの秩父宮ラグビー場の歴史を引き継ぐとともに、「スポーツの力」で未来を育てるスタジアムをビジョンに掲げ、我が国のラグビーを象徴するスタジアム、様々なシーンに対応できる誰もが心地よいスタジアム、持続可能性に配慮した未来を紡ぐスタジアム、スポーツの多様な価値を発信するスタジアム、の4つのコンセプトの実現を目的に、今後整備が行われると伺っております。

日本ラグビーフットボール協会といたしましては、これまでの歴史が失われることなく、プレーヤーが常に良いコンディションでプレーができ、パフォーマンスを発揮できる環境やラグビーがスポーツを未来へ進めていく一助になることを願っております。

 

「新秩父宮ラグビー場(仮称)整備・運営等事業」の詳細については、JSCのホームページ(https://www.jpnsport.go.jp/corp/chotatu/tabid/1367/Default.aspx)にてご確認ください。


以上