2023年11月19日

ヘッドコーチ、選手コメントを追記しました。


2023年11月19日

公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、11月19日(日)に行われた「男女7人制ラグビーアジア予選」第二日の男子セブンズ日本代表の試合結果を以下のとおりお知らせいたします。


 男子セブンズ日本代表は決勝戦でホンコン・チャイナ代表に勝利し、優勝で大会を終えました。

この結果、男子セブンズ日本代表はアジア代表として「第39回夏季オリンピック競技大会 パリ2024」7人制ラグビー競技への出場権を獲得いたしました。


※大会の詳細はこちらをご参照ください。

https://www.asiarugby.com/results/olympic-qualification/asian-mens-qualifier-for-paris-2024/

 

■男子セブンズ日本代表 大会第二日(11/19)試合結果                                      

 準決勝

日本代表 〇

21

-

5

● UAE代表

  決勝

日本代表 〇

21

-

14

● ホンコン・チャイナ代表


サイモン・エイモー ヘッドコーチ

「今回のスコッドの中で東京オリンピックを経験した選手は一人しかいませんでした。新しいチームでしたが、経験、スピード、フィットネスの改善に努め、ジャパンスタイルという日本人の特長にあったセブンズラグビーを構築し、準備してきました。また、プレッシャーのもとでの状況判断力も大きくフォーカスしていた部分です。今大会は選手たちの素晴らしい努力が見られました。彼らにとっては初めてのホームでの大会となり、家族や友人の前でプレーできました。サポートも素晴らしかったですし、それが最後のプレーにつながったのだと思います。今日は応援いただき、本当にありがとうございました」


林 大成 選手(キャプテン)

「今回初めてのホームでの国際大会で、オリンピックへの出場権を決める大きな舞台で、ワクワクした気持ちと不安もあって臨んだ大会でした。この2日間の頑張りだけでなく、ここまでしっかりといい準備ができて、今シーズンはアジアシリーズでも何回か負けることもあったんですけど、そのたび成長できて、経験をつめた結果、パリへの切符をつかむことができました。ホームでの応援は僕たちのプレッシャーではなく、力になりましたし、後押ししていただけてありがたく思っています。自分たちには強くなっている実感もありますので、色んな経験ができている今がすごく充実しています。今後とも応援よろしくお願いします」


丸尾 崇真 選手

「ほっとしたというのが今の気持ちです。試合の中で何度もダメかもしれないという瞬間もありましたけど、最後まで全員でやりきったのが勝ちにつながったのかなと思います。日本でできる最高の舞台でしたし、このメンバーでまだ経験は浅いんですけど、このメンバーで勝ちたかったのでほんとにうれしかったです。オリンピック出場は目標のひとつでしたし、やっとスタートラインに立てたので、またチームとして成長して、これからも結果を出せるように頑張っていきたいと思います。今日は応援ありがとうございました」


谷中 樹平 選手

「パリへの切符を獲得することができてすごく嬉しいです。これからパリに向けてのメンバー選考が始まると思うので、そこで生き残っていけるように自分自身頑張っていきたいと思います。投入されたときはここでくるかという感じでしたけど、アジア競技大会のときは後半に入れてもらって自分が抜かれて負けているので、今日はチームのために一生懸命やろうとした結果がトライにつながったのかなと思います。応援ありがとうございました」 


石田 吉平 選手

「オリンピックが懸かっている試合でしたけど、かたくなりすぎずに気楽に臨もうと思っていました。桜のマークをつけて日本で試合をすることは初めてだったんですけど、観客の皆さんの応援が力になりましたし、そのおかげで決勝もあきらめずに勝つことができました。自分たちがやってきたことを信じれば勝てるということがわかったことは大きな収穫です。東京オリンピックではふがいない成績に終わったので、パリでは自分が引っ張っていい成績を残せるようにやっていきたいと思います」

 

石田 大河 選手

「まだパリにいけるという実感はないですけど、これまでやってきた努力が実ったことを本当に嬉しく思っています。最後まで戦い続けることができて、仲間を信じ続けたからこそ最後の逆転トライが生まれたと思います。ファンの皆さんの声援は試合中もしっかりと聞こえていましたし、そのなかで優勝することができてよかったです。ハードワークし続けることが自分のモットーでもあるので、オリンピックでも自分のパフォーマンスをして世界へアピールできるように頑張りたいと思います」


以上