【安全対策】


 2023年度は2023年2月末時点で重症事故報告が16件届いており、死亡事故も2件発生しております。皆様におかれましては、あらためて安全対策の強化を目的として以下の4項目への取り組みをお願いいたします。


項目

内容

安全重視の意識徹底

•チームとして怪我の発生状況を踏まえて安全重視の研修や点検の実施

メディカル体制の整備

•必要人数のセーフティーアシスタント(SA)の確保

•可能な範囲でチームドクター/トレーナーの配置

傷害発生時のケア改善

•選手のコンディション管理、既往歴管理

•頭部外傷/内臓損傷への経過観察

•EAPの準備、チーム内の周知徹底

•脳振盪受傷時の慎重な復帰 (GRTPへの配慮)

•応急処置に関する備品

•各種任意保険

日本ラグビーフットボール協会の制度への対応改善

•日本ラグビーフットボール協会への確実な登録

•重症傷害報告/傷害報告/脳振盪報告の実施

•傷害見舞金制度の活用


 選手の安全を最優先に確保することが最重要事項であることを認識し、当通達が有効に活用されるよう、重ねてお願い申し上げます。発生率が低くても重症事故に備えることを大切にしてください。

 

 当通達についての問い合わせは、日本協会安全対策委員会委員長の齋藤までお願いいたします。

(連絡先 m.saito@rugby-japan.or.jp)


■通達対象:都道府県協会、都道府県協会安全対策委員長、加盟チーム

■文書作成・問い合わせ先:日本ラグビーフットボール協会 安全対策委員会


添付資料 【補足資料】2024年2月安全対策に関する通達