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5月14日
合宿最終日。
大会をイメージし、ゲーム前ウォーミングアップから始まりました。
紅白戦では、合宿で習得した7Hを体現し、試合の流れをチームで共有しながら勝負にこだわります。試合間は木陰でリカバリーをしながら、短い時間で次の試合に向けて改善点を話し合います。
互いに一歩も譲らない攻防で7分2本が終わった時点で24-17のスコア、さらにサドンデスをイメージしながらもう1本行いました。
勝つために必要なコミュニケーションをとるために、互いに意見を言い合える関係性の構築、考えを一つにまとめる力が必要であることを改めて感じました。
最後は、今合宿グループ対抗戦のラスト、コンバージョンキックです。
普段あまりドロップキックを蹴らない選手もチャレンジし、それぞれポイントを獲得しました。
昼食時には、サクラセブンズの平野選手と中村選手が食事会場に足を運んでくださいました。前夜のミーティングのときに映像で観た憧れの選手たちからメッセージをいただき、大変嬉しい時間となりました。
平野選手、中村選手、ありがとうございました!アカデミー生・スタッフ一同、パリ五輪でメダル獲得を目指すサクラセブンズを応援しています!
その後、クロージングを行いました。浅見アカデミーディレクターをはじめ、スタッフ全員から合宿の総評をいただきました。最後はグループ対抗戦の優勝グループが発表されました。
今合宿は、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズに出場していない選手を中心に、新しい選手も加わって充実した4日間を過ごすことができました。合宿後半はサクラフィフティーンの選手たちと同じ宿泊所で過ごし、鍛えられた身体を身近に感じることができたことでしょう。
フィールド内外で吸収したことを、次の合宿までに自分のものにし、それらを発信できる選手に成長することを期待しています。
合宿を実施するにあたり、ご協力いただきましたJAPAN BASEの皆様、ご理解いただきました選手たちのご所属先ならびにご家族の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
5月13日
合宿3日目。一夜明けて、朝から晴天です。風は強く、パスやハンドリングに影響がありそうな1日が始まりました。
今日はタックルやジャッカルのスキル、ディフェンスの基礎を丁寧に確認していきました。
ユニット練習では、スクラムやラインアウトなどをコーチ陣にご指導いただき、細かいところを修正していきました。
昼食と休憩をはさみ、午後は、明日のゲームを見据えながら、キックオフやアタックのムーブの練習後、7v7をホールド形式で行いました。
3日目となり、少しずつ疲れも溜まってきているので、練習後はペアストレッチやケアグッズを使ってリカバリーを行います。
夕食後は、野々村コーチと兼松ヘッドコーチによるラグビーレクチャーです。
昨年の太陽生命やサクラセブンズの映像を観ながら、7Hと時間にフォーカスして、一つ一つのプレーについて考えました。
どのカテゴリーでも7Hが大切であること、日々意識して取り組むことで、難しい局面でもボールを再獲得し、ボールを継続してトライに繋げることを確認しました。
明日はいよいよ最終日です。この福岡合宿の集大成として、明日のゲームでは、各選手の強みやチームのコミュニケーションを活かしたプレー、7Hが見れることを期待します!
5月12日
合宿2日目。兼松ヘッドコーチが合流し、ミーティングからスタートしました。
改めてアカデミーの目標や目的、今合宿のターゲットを確認しました。今合宿は「7Hの習得」を意識してトレーニングに取り組みます。
午前中は悪天候ということもあり、室内でラグビースキルとジムでのウエイト・測定を行いました。ストレッチとウォーミングアップ後は2グループに分かれました。
まずは恒例のファンゲームからスタート。どのゲームもお互いに積極的にコミュニケーションをとることがポイントです!
フィールドと環境が異なりできる内容も制限はありますが、より正確なパスやその次の動きを意識しながら行います。
ジムではペアで測定を行い、最後はバイクで息をあげました。
昼食をしっかり食べ、午後のトレーニングに繋げます。
午後はまだ小雨が降ってはいましたが、フィールドでトレーニングを行いました。
フィールドでもファンゲームからスタート。
午前中に行ったスキルのポイントを意識しながら、よりゲームをイメージしながら発展させていきます。ハイボールキャッチやキャリー&サポート、1v1、パスの練習を行った後は、7v7のホールドゲームです。
夕食前にストレッチ。
夕食後は、問答ゲームでそれぞれの強みを確認し、最後はスタッフも一緒にコンセンサスゲームを行いました。
あっという間に今合宿も折り返しとなります。
初めてのアカデミーや久しぶりの参加となる選手もおり、まだまだコミュニケーションが十分でないと感じることもあります。
アカデミーは「他者から学び、気付くところ」です。フィールド内外でもコミュニケーションをとることでお互いを知り、それをフィールドでのラグビーにも繋げていってほしいと思います。
5月11日
本日より第94回女子セブンズユースアカデミーが福岡市のJAPAN BASEでスタートしました。
今回は19名のアカデミー生と2名のJapan Rising Star Project(J-STAR)の選手、合計21名の参加です。
キックオフミーティングでは、スタッフ自己紹介の後、知念S&Cコーチよりアカデミーで大切にしている「7H」を再度確認し、具体的にどのようなシーンなのかを動画でも確認を行いました。
7個のHの1個1個丁寧に取り組んでいくこと、自分のレベルを1つでも2つでもあげること、身体で習得していくことなどをお話いただきました。
その後、S&Cの年間スケジュールと今月は「自己を理解し強化する」月間であることが示されました。
ミーティングの後はグラウンドに出て、プレハブとセルフアップを行い、ブロンコの測定からです。
多くの選手が前回よりタイムを上げ、それぞれの所属でしっかりと取り組んでいることが見えました。
ブロンコ測定の後はハンドリング、1vs1、2vs1の練習を行いました。
リアクションを速く、ひたむきに、セブンズは立ってプレーすることを意識します。
2vs1では、オフロードパスの練習を行いました。
夕食後、管理栄養士の河谷先生より「夏対策」として体重管理・水分補給についてのレクチャーをしていただきました。
これから夏に向けて体重を落とさないためにどのようにすれば良いのか?熱中症にならないために何をすれば良いのか?などを質問を混じえながらわかりやすく教えていただきました。
体重が教えてくれるたくさんのことを学びました。1日に何試合も行うセブンズはリカバリーがとても大切です。
質のいいリカバリーができるような力をつけていってもらいたいです。