公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、現在女子セブンス日本代表で活躍する中村知春選手がスクラム・ジャパン・プログラム(SJP)の公式アンバサダーとして新たに就任いたしましたことを、お知らせいたします。


当協会では2021年9月に「ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)推進宣言」を掲げ、2023年4月には「女子ラグビー中長期戦略計画」を策定しております。こうした背景を踏まえ、SJP女性アンバサダーに新たに就任した中村選手には、ご自身の様々な活動経験を広くお伝えするため、同じくアンバサダーを務める廣瀬俊朗氏との対談でお話しいただき、スペシャルインタビュー動画にして公開しております。


スクラム・ジャパン・プログラムは、ラグビーのコアバリューを通じた人間教育とその活動をサポートすることにより、日本ラグビーの普及・振興に寄与することを目的とした普及・育成プログラムの一つで、当目的のために寄せられた協賛会員企業・団体様からのご支援は、全国各地におけるラグビー普及・育成活動に活用されます。

※協賛会員募集のご案内はこちら


アンバサダースペシャルインタビュー動画

廣瀬俊朗氏、中村知春氏による対談

インタビュアー:KPMGコンサルティング(株) アソシエイトパートナー 土屋光輝氏 

 URL ➡ https://youtu.be/uk4qKstROW0

 


中村知春選手からのコメント

「この度、スクラム・ジャパン・プログラムの新規アンバサダーに就任いたしました。

ラグビーは人間を成長させるスポーツです。

私は『人とラグビーの出会い』こそ、大きな希望や可能性の種となると思っています。

他競技から転向してきた私に、ラグビーは人生を賭けて追い続けたい夢を与えてくれました。国境や性別、年齢を超えた多くの友人達と繋がり、痛みや挫折を学び、沢山の心が動く瞬間に巡りあわせてくれました。自分の弱さと強さに心から向き合う術を教えてくれました。

このプログラムによってより多くの人とラグビーとが交わり、国内のラグビー界に笑顔が芽吹いていけばいいなと思っています。また選手や子どもたちに限らず、レフリーや指導者の方々も含めてラグビーの関わり方の輪が、多様に広がっていく事を願っています」



中村 知春(なかむら ちはる)プロフィール

生年月日:1988年4月25日

出身地:神奈川県

ラグビー競技歴:

2010年:22歳でラグビーを始める

2011年:法政大学卒業

    アジアウィメンズセブンズチャンピオンシップインド大会にて女子セブンズ日本代表初キャップ

2012年:香港代表戦にて女子日本代表初キャップ

2013年:ラグビーワールドカップセブンズ2013出場

2014年:第17回アジア競技大会出場(銀メダル獲得)

2016年:リオデジャネイロオリンピック出場(キャプテン)

2021年:東京オリンピック招集(バックアップメンバー)

2024年:女子セブンズ日本代表 パリオリンピックスコッド


以上