公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長:土田雅人、東京都港区)は、男子セブンズ日本代表の新しいヘッドコーチが決定いたしましたので以下の通りお知らせいたします。

2022 年から男子セブンズ日本代表のヘッドコーチを務めてきたサイモン・エイモー氏の任期満了による退任に伴い、このたび就任するフィル・グリーニング新ヘッドコーチは、HSBCワールドラグビーセブンズシリーズやオリンピック3 大会等において男女アメリカ代表の躍進を支えてきた実績を誇り、日本での指導は初めてとなります。

男子セブンズ日本代表は9 月7 日から開催されるアジアラグビーセブンズシリーズ2024 韓国大会に向け、8 月下旬より活動を開始いたします。


フィル・グリーニング 男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ プロフィール

■氏名:フィル・グリーニング(Phil Greening)

■生年月日:1975 年10 月3 日

■出身地:イングランド

■出身校:Chosen Hill School

■選手歴:Gloucester RFC(1992~1998) → Sale Sharks(1998~1999) → London Wasps(1999~2006)

※イングランド代表(キャップ27)

※シックス・ネーションズ2003、香港セブンズ2003、ラグビーワールドカップ1999 ウェールズ大会ほか出場

■主な指導歴:セブンズイングランド代表アシスタントコーチ(2005~2007) → セブンズスコットランド代表プログラム責任者兼15 人制代表コンタクトスキルコーチ(2012~2013) → セブンズアメリカ代表アシスタントコーチ兼ハイパフォーマンスコーディネーター(2013~2024)

■就任日:2024 年9 月1 日


フィル・グリーニング ヘッドコーチ就任コメント:

「男子セブンズ日本代表のプログラムを率いることになり、ワクワクしていますし、光栄に思っています。競技力、スキルの開発からパフォーマンスまで、あらゆる分野でプログラムを発展させ、日本の素晴らしい若い選手たちのためのパスウェイを作っていきたいと思います。私の目標は、所属クラブや大学と関係を築き、選手中心のアプローチで日本の若い才能を育てることで、選手のパスウェイを作り、深めていくことです。日本にはラグビーに対する深い伝統と愛情があり、常に最高の舞台でパフォーマンスを発揮すべきであり、それを成し遂げて貢献してまいりたいと存じます」

 

 

併せて、サイモン・エイモー前ヘッドコーチの退任コメントを以下の通りお知らせいたします。

サイモン・エイモー前ヘッドコーチ コメント:

「この3 年間、日本のセブンズのプログラムをサポートする機会と名誉を与えてくださった日本ラグビー協会に感謝いたします。男子セブンズ日本代表チームのヘッドコーチに就任して以来、選手たちの努力と学ぶ気持ちにより、アジア競技大会でのメダル獲得から2024 年のアジアラグビーセブンズシリーズ優勝、そしてパリ2024 オリンピックへの出場権獲得へと大きく前進しました。パリオリンピックでは、トップ国との運動能力の差が浮き彫りになりましたが、パリの観衆を魅了した速く勇敢なプレースタイルと革新的なセットプレーが、素晴らしい日本の子ども達がセブンズラグビーをプレーし、将来オリンピック選手になるきっかけとなることを願っております」

 

以上