愛知学院大学 0-62 東京学芸大学(前半0-29)
2025/1/2 11:30Kick Off パロマ瑞穂北陸上競技場
愛知学院大学 0−62 東京学芸大学
準決勝第1試合は、昨年、第74回大会準決勝敗退の両チーム、愛知学院大学(東海北陸代表)と5回目の優勝を目指す東京学芸大学(関東1区代表)の試合となった。
緩やかに北風が吹く穏やかな天候のなか、南側から攻める愛知学院大のキックオフで試合は始まった。
先制したのは、東京学芸大、前半3分、相手陣22m外側中央付近で相手ペナルティーからPKを選択、⑭竹内大翔がPGを決め、3-0とする。
東京学芸大は、前半6分にも、自陣22m外側右での相手アタックで相手ノックオンからマイボールとすると相手陣ゴール前へロングキック、懸命に戻った愛知学院大はデットボールライン側へ蹴り出すと、東京学芸大の相手陣左中間でのゴール前5mスクラムとなる。
そのスクラムで、左へ展開し、⑪小野そらが左隅へトライ、8-0とする。
愛知学院大は、自陣22m内側から攻撃を仕掛け、⑪筒井竜斗のビックゲインから相手ゴール前まで迫るもターンオーバーされる、さらに、相手陣で試合を進めるがノックオン、ノットストレートとトライに至らない。
すると、前半29分、東京学芸大は相手陣10m内側左中間で、相手アタックでの相手パスミスからルーズボールを⑤吉成悠斗が足にかけ、さらに、そのボールを拾い上げるとそのままゴールポスト左側へトライ、⑭竹内のコンバージョンも決まり、15-0とする。
東京学芸大は、この後、前半39分、相手陣ゴール前5m右ラインアウトからの攻撃で、左へ展開のなかで、⑩佐々木幹太から⑮岡田喬一がショートパスを受け縦に切れ込みゴールポスト右へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、さらに、前半42分には、相手陣22m内側左ラインアウトから右へ展開のなかで縦に抜け、ゴール前へ迫ると左へ細かくパスをつないで、⑧佐藤真太郎が左隅へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、14点を加え、29-0で前半を折り返す。
後半最初のトライも、東京学芸大。
後半9分、相手ペナルティーから相手ゴール前5m左を目がけたPKを、相手ディフェンスがタッチライン線上で果敢にグラウンド内側へ落とそうとしたボールはデッドボールライン方向へ。
東京学芸大の相手陣ゴール前5m左側でのスクラムとなり、右へ展開、オフロードパスを受けた⑬片岡正太がゴールポスト中央へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、36-0とする。
その後、愛知学院大が2度のペナルティーからクイックスタートで攻めるも、東京学芸大が自陣ゴール前5mでターンオーバーし、左へ展開、⑫木村粋雅がHLを超えたところで相手を振り切り、前半16分、ゴール中央へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、43-0とリードを拡げる。
愛知学院大は、相手陣へ攻め込むも、パスミス、ノックオンで決定機を作れない。
すると、東京学芸大は、後半33分、相手陣ゴール前5m外側での相手ペナルティーで、スクラムを選択、右へ展開すると、⑬片岡がディフェンスを振り切り右中間へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、後半38分、自陣10m付近での相手アタックでターンオーバー、 ⑭竹内が右サイドを走りきり、インゴールで回り込むとゴールポスト右へトライ(⑭竹内コンバージョン成功)、直後の後半41分にも、ほぼ同じ場所、相手アタックでターンオーバー、今度は⑮岡田が右サイドを走りきり右隅へトライ、19点を加える。
後半もトライを重ねた東京学芸大が、62-0で、2年ぶり5回目の優勝を目指し、決勝進出を決めた。
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西南学院大学 72-19 信州大学(前半45-5)
2025/1/2 13:40Kick Off パロマ瑞穂北陸上競技場
西南学院大学 72−19 信州大学
準決勝第2試合は、昨年、第74回大会準優勝の西南学院大学(九州代表)と、初の決勝進出を目指す信州大学(関東2区代表)の試合となった。
北風吹く、冬の冷たさを感じる天候のなか、南側から攻める西南学院大のキックオフで試合は始まった。
前半2分、西南学院大は相手陣ゴール前中央へ攻め込むとラック形成から左へ展開、⑧江木畠大加がディフェンスの間を突きトライ(⑩川上隆輔コンバージョン成功)、7-0と先制する。
開始早々から力強いラグビーを見せる西南学院大。
前半9分、西南学院大は、相手陣22m外側、相手ボールのラインアウトのボールをマイボールとすると、ボールを動かし、⑩川上の内返しのパスから⑦伊藤大進が縦に抜けラック形成から素早く、今度は⑩川上が⑭坂本晃太郎へロングパス、右隅へトライ(⑩川上コンバージョン成功)が決まり、14―0とする。
西南学院大はセットプレー、接点でプレッシャーをかけ続け、トライを重ねる。
前半14分、西南学院大は、相手アタックでターンオーバーすると、⑫村崎凪がゴール前へ持ち込みラック形成から、⑩川上から縦に走り込んだ⑧江木畠へパスが渡ると左中間へトライ(⑩川上コンバージョン成功)、21-0。
前半18分、西南学院大は、相手ロングキックを、相手陣10m外側左でマイボールとすると、右へ展開、⑮軽部周太郎がディフェンスをはねのけ右中間へトライ、26-0。
前半23分、西南学院大は、相手陣10m内側左中間でのファーストスクラムを押し込みながら、ショートサイドを攻め、⑨藤川啓大から⑪武田涼雅へパスが渡り、左隅へトライ(⑩川上コンバージョン成功)、33-0。
前半31分、西南学院大は、相手陣ゴール前5m外側右中間での相手ボールのスクラム、スクラムを押し込み、マイボールとすると、BKへ展開、⑬東渉太郎がディフェンスを振り切りゴールポスト左へトライ(⑩川上コンバージョン成功)、40-0。
さらに、前半34分、西南学院大は、相手陣10m右での相手ラインアウトでフリーキックを得ると素早く、左サイドへ攻め、相手ディフェンスが集まったところで、⑩川上から⑭坂本への長い距離のロングパス、右隅へトライ、45-0と大きくリードを拡げる。
直後の信州大のキックオフ再開で、相手陣22m内側左へ蹴り込んだボール、西南学院大はタッチラインを踏んでのキャッチとなり、信州大のラインアウトとなる。
信州大は、前半そのライアンアウトからの攻撃で、ラック形成と素早い球出しを繰り返し、ゴール前へ迫り、最後は⑪西村隆之介が左隅へトライ、5-45で前半を折り返す。
後半へ入ると、選手交代を進め、点差を拡げる西南学院大に対し、信州大はディフェンスが修正され、点差とは異なり、見応えのある試合内容となる。
西南学院大は、相手シンビンの時間も活かし、トライを重ねる。
後半7分、西南学院大は、相手陣10m外側右ラインアウトからで左右へ展開、⑭坂本へパスが渡ると、ディフェンスをはねのけ、さらに、ステップでディフェンスをかわし右サイドへトライ、50-5。
後半13分、西南学院大は、相手ロングキックを自陣10m付近でマイボールとすると左右にボールを動かしゴール前へ、最後は⑫村崎凪が右中間へトライ(コンバージョン成功)、57-5。
後半22分、西南学院大は、相手ペナルティーから、相手陣ゴール前5m右ラインアウトでモールを形成、押し込み②堀之内太陽がトライ、62-5。
さらに、後半28分、西南学院大は、自陣から左右に大きく展開し攻め、最後は⑭坂本この日4本目となるトライ、67-5と大きくリードを拡げる。
信州大は、後半31分すぎから約5分間攻め続け、後半36分、西南学院大のタッチラインを狙ったキックがノータッチキックとなり、相手陣10m外側左で⑪西村から⑮内田真嘉へパスが渡ると、ディフェンスかわしながら縦に抜け、ゴール中央へトライ(⑫遠藤名和宏コンバージョン成功)、12-67。
この後は、西南学院大が、後半39分、相手陣ゴール前5m右、相手ボールラインアウトで、相手SHからのパスを、㉑富村孝太郎がインターセプトし、そのまま右中間トライ、72-12。
直後の後半41分には、西南学院大のペナルティーから、信州大がキックで前進、信州大が相手陣22m内側左のラインアウトからのアタックで、相手ペナルティーを得ながらクイックスタートで攻め続けゴール前へ、FWでラックサイドを攻め、最後は⑤堀江恭介が左中間へトライ(⑫遠藤名和宏コンバージョン成功)、19-72となり、フルタイム。
西南学院大が、2年連続で決勝進出となった。
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以上