この度、(公財)日本ラグビーフットボール協会トレーナーセミナー修了者を主な対象とし、「ブラッシュアップ、ネットワークづくり、見識を広げること」を目的に、2024年度日本ラグビーフットボール協会トレーナー研修会(関東)を下記の日程で開催致します。

 尚、会場の都合上希望者が定員を超えた場合は、(公財)日本ラグビーフットボール協会にて調整をさせて頂きます。多数の方のご出席をお待ちいたしております。


主 催: (公財)日本ラグビーフットボール協会

運 営: (公財)日本ラグビーフットボール協会 メディカル委員会 トレーナー部門

日 時: 2025年3月23日 (日) 12時45分~17時30分 (受付 12時00分〜) 

場 所: 順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス 7号館 有山登メモリアルホール 

     〒113-8421 東京都文京区本郷2-1-1

     東京メトロ丸の内線・JR中央線 御茶ノ水駅     徒歩5分 (400mほど) 

     東京メトロ千代田線            新御茶ノ水駅    徒歩10分 (650mほど)

     HP:https://www.juntendo.ac.jp/about/establish/

     (研修会に関する問い合わせは、会場ではなく下記問い合わせ先までお願いします)

参加費: ¥5,000-(事前振込)※申込後、振込先情報をご連絡いたします

定 員: 200名

申込方法:下記URLより申込フォームに必要事項を記載の上お申し込みください。

     JRFUトレーナー研修会(関東)申込URL: https://forms.gle/8KSDNYtzMPaQLHEz9

 

締切り:    2025年3月16日(日)

 

問合せ先

トレーナー研修会事務局 E-mail: jrfu1007seminar@gmail.com

 

 

【研修会内容

「脳振盪に関する最近の動向 〜アムステルダム声明の理解を深める〜」

講師:佐藤 晴彦 日本ラグビーフットボール協会メディカル委員会

 

概要:

脳振盪の評価ツールも改訂され、受傷後72時間以内の評価に適した「Sport Concussion Assessment Tool-6(SCAT6)」や、受傷後72時間以降の評価を目的とした「Sport Concussion Office Assessment Tool-6(SCOAT6)」も新たに提案されています。また、段階的競技復帰プログラム(GRTP)も変更され、受傷後の休養を経たのち、症状の悪化がなければ早期に軽度の有酸素運動をリハビリテーションの一環として組み入れることも推奨されるようになりました。これらの最近の動向を解説していただくと同時に、脳振盪の受傷から復帰に難渋するケースの相談も多数受けており、その対応策についても情報提供していただきます。

 

 

「頭頚部外傷予防のためのトレーニング」

講師:橘内 基純 合同会社VERSATR/ラグビーU20代表S&Cコーチ

 

概要:

脳振盪の予防は完全に防ぐことは難しいとされていますが、それでも、いくつかの戦略は効果が期待できるとも示唆されています。決定的な証拠はまだ不足しているものの、その1つのエビデンスとして筋力強化が挙げられ、脳振盪のリスク軽減に効果がある可能性を示唆するデータもあります。実際に現場レベルで行っている頭部の急激な動きを抑制し、脳振盪のリスクを減らす可能性があるトレーニングに触れ、理解深めていただければと思います。当日は、実技をしながら活発な質問や意見交換ができるよう、日本代表でアスレティックトレーナーをしている久々知修平氏にファシリテーターとなっていただき進めていく予定です。

 

<タイムスケジュール>

12:00      受付開始

12:45      開会挨拶

13:00~14:30 講義(佐藤晴彦)

14:30~14:45 休憩

14:45~17:15 講義/実技(橘内基純)

17:30      閉会

 

以上