<JRFU表彰制度について>
本制度は、「JRFU表彰制度に関する規程」に基づき、「永年にわたり各地でのラグビーの振興、発展に寄与、貢献した個人または団体に対し、敬意及び謝意を表することを目的」として設けられているものです。
2010年度から制度が設けられており、2023年度までに延べ53の個人、及び団体が受賞されております。
<受賞者及び受賞理由>
「功労賞」
永年にわたり、各分野でのラグビーの普及振興に寄与、貢献した個人または団体を表彰するもの。
関東協会推薦 額賀 康之(ぬかが やすゆき)様
1989年、関東協会メディカル委員会において「歯科委員会」の立ち上げに尽力され、その後3代目歯科委員長として適正なカスタムメイドマウスガードの開発、普及活動に多大な貢献をされた。
関東協会において、メディカル委員会総務委員、同顧問などの役職に従事され、地元北海道においても後進の育成を含め、青少年の健全で安全なラグビー普及に手腕を発揮されている。
関西協会推薦 清水 敏昭(しみず としあき)様
1949 年の姫路ラグビー協会の設立から現在に至るまで、永年にわたり現地のラグビーの普及に尽力され、姫路ラグビースクールの設立や、いずれも60年以上継続されている播州(ばんしゅう)親善ラグビーフットボール大会、姫路7人制ラグビー大会の開催などにご尽力された。
また、兵庫県体育協会、兵庫県ラグビーフットボール協会では長年にわたり要職を務められ、90歳を迎えられた現在も姫路ラグビースクールの練習に毎週訪れ、現地のラグビーの発展と普及に多大に貢献されいる。
関西協会推薦 髙岡 義伸(たかおか よしのぶ)様
1974年に名古屋市教員として採用され、中学校に赴任し、中学の部活動を通じラグビーの普及発展に尽力された。1989年に愛知県ラグビーフットボール協会の理事となり、関西ラグビーフットボール協会、日本ラグビーフットボール協会でも理事長、理事の職を全うされた。また、2019年ラグビーワールドカップでは豊田市での開催、名古屋市、一宮市でのキャンプ地の運営にも尽力され、愛知県のラグビーの普及発展に貢献された。
関西協会推薦 難波 義郎(なんば よしろう)様
姫路ラグビースクールの創設メンバーであり、生徒のみならずコーチの指導育成にも取り組み、校長を13年間務め、スクールの発展に大きく寄与してこられました。現在も名誉校長という立場でありながら毎週練習に訪れ、必ず各学年を周り、直接指導されている。
また、12年間にわたり兵庫県立姫路工業大学ラグビ一部の監督として指導育成に成果をあげるとともに、関西協会大学委員会委員として活躍し、姫路市で開催された、のじぎく兵庫国体ではグランドの責任者として大会成功に大きく貢献された。
九州協会推薦 田渕 高徳(たたぶち たかのり)様
1984年、鹿児島県協会理事に就任以来、40年の長きにわたり理事として県協会の運営に大きく寄与された。
その間、「鹿児島招待ラグビー」の開催、県高校選抜チームのオーストラリアパース市への遠征、さらに鹿児島県とタイ国との交流戦の創設などに、大きく貢献された。
また、ラグビーワールドカップ2019日本大会や2021東京オリンピックの際、南アフリカ代表のキャンプ誘致を実現し、県協会の幅広い世代へのラグビー普及、振興に多大なる貢献をされた。
<後列左から>岩渕健輔(日本ラグビー協会専務理事)、伊藤隆(関東ラグビー協会会長)、土田雅人(日本ラグビー協会会長)、久木元孝行(九州ラグビー協会会長)、山神孝志(日本ラグビー協会CEO)
<前列左から>額賀康之様、清水敏昭様、髙岡義伸様、難波義郎様、田渕高徳様
以上