7人制日本代表 21-17 エグザイルス   7人制日本代表 21-17 エグザイルス
7人制日本代表強化試合

7人制日本代表 21-17 エグザイルス(5月12日(土)12:30 at東京・秩父宮ラグビー場)


チームとして成熟してきた感のある日本代表が、個々に強さを発揮したエグザイルスを終了間際のトライで21-17と逆転、クラシックオールブラックスを迎えてのマスターカードスペシャルマッチの前座として行われた10分ハーフのエキジビションマッチに勝利した。

立ち上りは日本がボールを支配。1分には、鈴木のパスに築城が走り込み先制トライ(G成功7-0)。4分にエグザイルスのウィリアムスにカウンターから走り切られてトライされ(G失敗7-5)、8分にも22m付近のスクラムからエグザイルス唯一の日本人選手・芝本にスクラムサイドを突かれて飛び込まれたところ(G成功7-12)で前半終了。

後半に入って2分、日本は後半から入った横山ツインズの兄=健一が鋭いステップで次々とディフェンダーをかわしてトライをあげる(G成功14-12)。5分にラインアウトでのミスからエグザイルスにトライを奪われる(G失敗14-17)も、終了間際の9分、佐藤が自陣から見事に走り切り、決着を付けた。

日本は、HB役となった鈴木と小吹が試合を通じてよくチャンスを作った。相変わらず力強い走りを見せた築城、後半活躍した竹山や横山らによって、急造チームのエグザイルスを退けた。(米田太郎)