●12月11日(月) アジア競技大会(ドーハ)準決勝、対7人制台湾代表は、序盤から終始Japanが主導権を握り、前半4分吉田大樹、9分には"佐野セブンスジャパン"のスピードスター鈴木貴士がトライ!!10-0で前半を折り返す。後半は鈴木貴士、築城昌拓のトライ、22-7で見事に決勝進出を決めた。 決勝の相手は、7人制ラグビーの強豪国韓国代表!! 前半開始早々、1分、4分に連続トライを奪われ韓国代表に主導権を握られてしまい、0-14。6分、キャプテン山本英児が流れを引き戻すパワプルなトライで9点差に詰め寄る。5-14。10分には、吉田大樹がトライし10-14の4点差で前半終了。 ハーフタイムでは、佐野順監督から「今までやってきた事をすべて出そう!」という言葉に選手達はやるべき事を再認識するが、後半開始早々と4分にトライを許してしまうが(17-26)、2分山田章仁、9分に築城昌拓がトライし、22-26の2点差に詰め寄る。そしてロスタイム、プレーが切れればノーサイドという最後のプレーで、山田章仁が個人技で相手を抜き去り、ゴール右隅に飛び込み劇的な逆転トライで27-26。1点差で見事に"金メダル"を獲得した!! ノーサイド後、選手達は佐野順監督に走り寄り、ドーハの空に高々と胴上げされた佐野順監督の目には涙?汗?が美しく光っていた。まさに"ドーハの歓喜!!"でアジア競技大会を終えられたことを選手、スタッフ、日本からサポートしていただいた日本協会の皆様、そして応援していただいた皆様に、心より御礼申し上げます。今後とも"佐野セブンスジャパン"を宜しくお願いいたします!(太田正則) 勝利の雄叫び!! 金メダルを獲得した"佐野セブンスJAPAN" ●12月10日(日) アジア大会初戦の相手は、地元カタール代表。この試合、序盤から山田選手がトライを量産し、58-0で勝利! 2戦目は、初戦でカタールを82-0で破った台湾代表。前半は苦戦したが、後半に入り、桑水流選手のトライを皮切りに藤原、吉田のトライで引きはなし、24-7。予選を1位通過で無事大会1日目を終了した。 明日は、準決勝(vs台湾)そして、金メダル獲得に向けてチーム一丸となって頑張りますので、応援を宜しくお願いいたします。(太田正則) vs台湾 山本英児キャプテンの入場 ●12月9日(土) 久しぶりの快晴の中、試合会場となる"Al-Arabi Football Stadium"にてキャプテンズ・ランを行い、試合前最後の確認を行いました。選手達の士気も高まり、練習の最後に佐野監督から『金メダル獲得に向けてやれることはすべてやった!その自信を胸に2日間を戦い抜こう!』という言葉に選手達はさらに気持ちを引き締めていた。 本日、早朝に追加召集した山崎弘樹選手がチームに合流し、全選手が揃いました。午後の練習では、積極的に声を出してすぐにチームに溶け込んでいました。いよいよ10日から2日間、第15回 アジア大会(ドーハ)Rugby Competition開幕です!大会目前の"佐野セブンス ジャパン"の選手達に抱負を聞いてみました!(太田正則) 藤原丈嗣:アジア大会に参加できたことに大変感謝いたします。ぜひこの大会を思い切り楽しみたいと思います。絶対に“金メダル”を獲って凱旋します!皆さんの応援が大きな力になります。応援宜しくお願いします! 山本英児:(12月5日付け参照) 奥薗裕基:自分の持てる力を全て出し切って、チームの為になれる様に頑張ります!“金メダル”獲るぞ~!! 桑水流裕策:シーズン中の大切な時期にチームを離れてアジア大会に参加させていただいたチームや自分自身、そして“JAPAN”の為に何が何でも“金メダル”を獲ります!! 吉田大樹:日頃よりあたたかいご声援を有難うございます!ドーハ入りしてから1週間が経ち、練習を重ねるにつれて、チームの雰囲気も更に良くなり、試合に向けての準備が整いました。あとは、試合で練習してきた事をやるだけです!力を十分に発揮し、“金メダル”を獲れる様に走り回りたいと思います。日本からのご声援宜しくお願いいたします。 佐藤貴志:フィニッシャーに良い球を供給出来る様に、沢山チャンス・メイク出来る走りを魅せたいと思います!そして、“金!!” 鈴木貴士:アジア大会という舞台で、自分の持ち味を発揮してチームの勝利に貢献し、チーム全員で“金メダル”を目指して頑張ります!応援宜しくお願いいたします! 小吹祐介:自分の役割、仕事おしっかりと果たし、何が何でも“金メダル”を持って帰ります! 築城昌拓:ど~も!築城です。やはり目指すは、“金メダル!!”チームJAPANを盛り上げて、チームの為に全力を尽くしたいと思います。“金メダル”獲っちゃうぞ!! 山田章仁:アジア大会では、今までの経験を生かし精一杯頑張っていきたいと思う。これまでお世話になった方々へのプレゼントとしては“金メダル”を獲るしかないと思う。そして、観客が楽しめるプレーをしていきたい。“Get a Gold!!”頑張ります! 山崎弘樹:皆さんこんにちは!山崎弘樹です。急遽アジア大会に参加する事になり、まだ右も左も分からない状態ですが、チームJAPANの“金メダル“獲得に向けて、少しでも力になれる様に気合を入れていきます!山崎ピースです! 四宮洋平:チーム一丸となり、“アジアNo.1”を狙う!個人的には、勝利に貢献出来るプレーを追及していきたい。 ●12月8日(金) 日中に降っていた雨の影響で20:00から行ったトレーニングではまだグラウンドが水浸しでした‥‥。そんな悪状況の中でも“佐野セブンスジャパン”は7分×3本のゲーム形式でのトレーニングを行った。 アタック/ディフェンス両方の確認をゲーム形式のトレーニングの中で確認したが、日に日にやるべきことが浸透し、確実にチーム力が向上していると感じられるトレーニングであった。試合まであと2日。最高の準備をして“金メダル獲り”に挑む!(太田正則) 28歳の誕生日を迎えた四宮洋平選手~アジア大会現地スタッフからケーキ、帽子、ウェアをプレゼントをいただきました!~ 選手村の部屋に帰るとチームメイトからもケーキのプレゼントが!! 四宮選手コメント 『本当に嬉しいです!!ラグビーやってて良かったです。 もう一つお願いがあるのですが‥‥。みんなで頑張って“金メダル”も28歳の誕生日プレゼントとしていただいちゃいます!』 ●12月7日(木) 本日は雨の中、午前中アタック確認/午後ディフェンス確認を中心にトレーニングを行った。天候が悪く、グラウンド・コンディションも最悪の状況であったが、雨の試合も想定した集中力のあるトレーニングを行うことができた。 明日は香港代表との練習マッチを予定していたが、香港代表側の都合によりキャンセルとなってしまった為、チーム内でゲーム形式のトレーニングで調整を行う予定です。 P.S.ゲーム3日前となり、選手達も戦闘モードに入りつつあります!(太田正則) スクラム練習で自ら身体を張って指導する佐野監督(右) 試合会場となる Al-Arabi Field 試合当日に使用するロッカールーム チーム・ディナーで気持ちを1つに‥‥ ●12月6日(水) 今朝、後発組の築城選手、奥園選手、藤原選手の3名が無事選手村に入村し、仮眠を取った後、3名の時差ボケ解消のためにリカバリートレーニング。夕方のトレーニングに向けて調整を行った。試合を想定した20時からのトレーニングでは、フライトの疲れを感じさせない程の積極的な動きで、スムーズにチームに合流していた。本日は、ウォームアップ後にコア・スキルトレーニングとセットプレーからのAT確認を行った。人数が増えたこともあり、よりゲームに近い形でのトレーニングを行うことができた。ゲーム本番まであと3日、しっかりとやるべきことを確認し万全の状態で"金メダル獲得"を目指す! P.S.本日のトレーニング後、イタリア(ローマ)でプレーしている四宮洋平選手がチームに合流しました!(太田正則) 後発組の築城選手、奥園選手、藤原選手合流 選手村の様子 ●12月5日(火) ドーハ3日目は、午前/午後の2部練習を行いました。午前中は、アタック・フォーカスのトレーニングとブレイクダウン・スキル、午後はディフェンス・フォーカスのトレーニングでDFシステムの確認を行いました。練習の最後にセブンスのゲームに必要な横走り、戻り、スプリントを織り交ぜたフィットネス・トレーニングを行い3日目のトレーニングを終了しました。 P.S.明日の朝、築城選手、奥園選手、藤原選手の3名が合流します! 山本英児キャプテン ◎山本英児キャプテン 「このチームの目標は"金メダル獲得!!"です。金メダルを獲るために、シンガポール遠征、東京合宿とやるべき事をしっかりと行い日々レベルアップしています。最後はどれだけ"勝ちたい!"という気持ちを強く持てるかという部分だと思います。ゲーム当日までにプレーの精度を上げること! チーム全員が"金メダル獲得"という目標に向けて、"必ず獲る!!"という強い意志を持ち、まとまって試合に臨みたいと思います! 皆さん応援宜しくお願いいたします」(太田正則) 佐野監督の指示を聞く選手達 ●12月4日(月) ドーハ2日目は、午前中に時差ボケ解消の為に有酸素運動とストレッチを中心に軽めのトレーニングを行いました。朝晩はかなり冷えますが、日中は日差しも強く最高のラグビー日和でした。 午後はラダー⇒ダイナミック・フレキシビリティーでウォームアップを行い、キックとパスのスキル・トレーニング後セットプレーからのアタック確認を行い、2日目のトレーニングが終了しました。選手達はドーハの気候と選手村等の環境にも慣れ始めた感じです。明日、3日目は試合時間を想定し試合会場近くのグラウンドでナイター練習を行う予定です。(太田正則) ラダーでウォームアップを行う吉田選手(奥)と佐藤選手(手前) ●12月3日(日) 6:30に都内のホテルを出発し、約20時間かけて"佐野 Sevens Japan"は無事ドーハの選手村に入りしました。 明日から金メダル獲得に向けて、ドーハでのトレーニングが始まりますが、まずは環境や気候に慣れて週末のゲームまでにベストコンディションで臨めるようにチーム一丸となって頑張りますので、日本からの応援も宜しくお願いいたします!(太田正則) 選手村に到着