9月16日(土)・17日(日)、青山スポーツまつりが開催されました。

16日には、秩父宮ラグビー場でジャパンラグビー トップリーグ2006-2007「サントリーサンゴリアス vs 日本IBMビッグブルー」が行われ、神宮球場では「東京ヤクルトスワローズ vs 広島東洋カープ」の公式戦が、そして国立競技場では、Jリーグ「清水エスパルス vs 鹿島アントラーズ」の試合が行われました。
神宮球場で行われたヤクルト対広島戦の前には、この青山スポーツまつりの一環として実現したサントリーサンゴリアス清宮監督による始球式が行われ、この一戦に駆けつけた大勢の野球ファンに見守られ素晴らしい投球を見せてくれました。

翌17日(日)は、秩父宮ラグビー場テニスコートをメイン会場とした「青山スポーツまつり」が盛大に開催されました。
この青山スポーツまつり開催に伴い、秩父宮ラグビー場から神宮球場までの車両通行規制を実施しました。歩行者天国では、青山高校によるブラスバンド演奏や軽音楽演奏が行われ、お祭りを楽しむ方たちのために、スタジアム通りを開放しました。
青山高校によるブラスバンド演奏

メイン会場では、東京ヤクルトスワローズによる数字のついた的にあてるストラックアウトやトスバッティングなどの野球体験コーナーや、赤坂消防署による救命救助体験、東京スポーツ・レクリエーション専門学校協力によるボディケア体験コーナー、そして日本ラグビー協会によるラグビー体験コーナーが設置され、多くの方に様々なスポーツに体験していただきました。
野球体験ゾーン

野球体験ゾーンには、東京ヤクルトスワローズ 石川雅規投手、鎌田祐哉投手が登場。参加者とキャッチボールをしたり、ストラックアウトで抜群のコントロールを見せてくれたりと大活躍。その後も、両投手は救命救助体験コーナーで実際に心マッサージや人工呼吸なども体験してくれました。さらには、鎌田投手がラグビー体験コーナーでパスを披露。大きさも形も全く異なるボールにもさすがは投手。ラグビーコーナースタッフも驚く素晴らしいパスを見せてくれました。最後は、選手たちがグラウンドに入る際と、試合に勝ったときにのみ行われるファンとのハイタッチで退場。練習前の貴重な時間に登場いただき多くのファンとの交流を楽しんでいただきました。
野球体験ゾーン

ラグビー体験コーナーでは、ラグビーボールを使ったパスやタックルダミーへのタックルなどで日頃触れることの無い楕円球と親しんでくれました。ラグビーボールがやっと持てるくらいのちびっ子から、ラグビー大好きお父さんまで多くの方に参加いただきました。女の子も参加してくれリフティング体験などを楽しんでいました。さらに、実際に日本代表が着用しているジャージーを着て記念撮影ができる写真撮影コーナーでは、このまたとないチャンスにグループから単独の方まで多くの方が夢の代表ジャージーに袖を通し、写真に納まりました。ちなみに一番人気はやっぱり「14」の背番号。世界の大畑選手のジャージーでした。

ボディケア体験コーナーでは、東京スポーツレクリエーション専門学校にご協力いただきお二人の講師を派遣いただきました。スポーツに入る前のストレッチから、実際のテーピング体験やマッサージなど体を労わる多くのことを丁寧に説明・実演していただきました。
実際にテーピングを巻いてもらった学生は「やっぱり違いますね。しっかり覚えて帰ります」と話すように参考になった様子。マッサージには女性の方にも参加頂きました。
ボディケア体験コーナー

赤坂消防署、赤坂警察署の救急救護体験コーナーでは、マネキンを使用した心肺蘇生体験や救護ハンドブックの配布など「もしも!」の時に備えた知識を講習いただきました。
救急救護体験コーナー

その他、原宿・熊野神社まつりに伴う近隣8町内会が担ぐ御神輿が秩父宮に登場。勇ましい掛け声がラグビー場に鳴り響くと大きな歓声に包まれました。また、この御神輿には、オックスフォード大学の選手たちが担ぎ手として参加。日本の伝統文化を体験してくれました。
御神輿が秩父宮に登場

オックスフォード大学の選手たちが担ぎ手として参加

この他、9月16日(土)~17日(日)における日本ラグビーフットボール協会、東京ヤクルトスワローズ、清水エスパルスの主催試合のいずれかの試合を観戦することで、他の試合観戦での優待割引が受けられる相互割引を実施し、競技の垣根を越えたスポーツ交流が生まれました。

日本ラグビー協会は、今後もジャパンラグビー トップリーグを始めとする日本ラグビーの認知度向上と、秩父宮ラグビー場、神宮球場等で開催されるスポーツイベントを盛り上げ、青山外苑前の活性化・地域振興を図ることを目指していきます。