IRBパシフィック・ファイブ・ネーションズ

 TOSHIBAジャパンラウンド

6月3日(土)

IRBパシフィック・ファイブ・ネーションズ TOSHIBAジャパンラウンド トンガ代表戦直前合宿6日目。試合を翌日に控え、本城陸上競技場にて最後の練習を行いました。
試合前日ということで、地域・局面での攻撃選択・ポジショニングなどの確認となりました。スクラムやラインアウトを起点としたものからキックオフまで入念にチェックしました。エリサルドヘッドコーチも細かな部分を指摘するなど万全の準備に余念がありません。
また、ディフェンスにおいても、プレーヤーの立ち位置やミスマッチ対策のシャッフルなどを再確認しました。
時間を忘れるほど集中した練習となりました。

入念なストレッチを行う選手たち   モールの整備も万全
入念なストレッチを行う選手たち モールの整備も万全

強い姿勢でボールをキープ   セットプレーの安定は不可欠
強い姿勢でボールをキープ セットプレーの安定は不可欠

激しいプレーでチームを牽引する浅野キャプテン   司令塔の大西選手、チームの手綱を握る
激しいプレーでチームを牽引する浅野キャプテン 司令塔の大西選手、チームの手綱を握る

No8で出場の菊谷選手。アグレッシブなプレーが持ち味   母国との対戦に燃えるオト選手。気合い入りまくってます!
No8で出場の菊谷選手。アグレッシブなプレーが持ち味 母国との対戦に燃えるオト選手。気合い入りまくってます!

いよいよ4日、日本代表のIRBパシフィック・ファイブ・ネーションズが開幕します。この試合に勝利し、いいスタートを切りたいと思います。また、22年ぶりのテストマッチ開催となる九州で、ここまで素晴らしい環境を提供してくれたすべての関係者の皆さんに勝利という形で恩返しをしたいと思います。

6月4日(日)本城陸上競技場15:00キックオフ。是非、応援をよろしく御願いします。


◎エリサルドヘッドコーチ

「この試合は2つの目的があります。一つは、明日の試合に絶対に勝利すること。
もう一つは、2007年のワールドカップに向けて、より多くの選手に経験を積ませていくことです。今回のメンバーはグルジア戦のメンバーから10名を入れ替えています。もちろん、グルジア戦の結果は非常に満足していますが、ある程度長い期間を見据えて強化を図る目的があります。
トンガに対して、我々の強みは組織力です。フランス合宿からのメンバーも多く一緒にいる期間も長くチームとしても完成度が高くなってきました。この部分に関しては集合して一週間というトンガよりも優れている部分だと思います。
明日の試合では、接点の攻防にアグレッシブに入ってファイトできるかが重要となります。ファイティングスピリッツを持って積極的に戦ってほしい」

◎浅野良太キャプテン
「この試合を迎えるにあたり、素晴らしい環境を提供してくれている九州協会、北九州市協会、北九州市の皆さんに感謝すると共に、22年ぶりの九州での試合、そして北九州で初の代表戦となるこの試合を見に来てくれる人に感動を与える試合をしたいと思います。
トンガは、個々の力強さとパワープレーでどんどん前に出てくる印象があります。まずはしっかりとディフェンスを整備して積極的に仕掛けていきたいと思います。
今回の合宿ではセットプレイ、特にスクラムに重点的に取り組んできました。グルジア戦では安定した球出しができていませんでしたのでそういったところを修正しました。また、近場のディフェンスに関しても、連携ミスなどで差し込まれる場面もありましたので、もう一度整備しました。
我々には日本代表として勝つという責任がある。この部分にはこだわりたいと思います。精神的にも肉体的にも不安はありません。一戦一戦、目の前の勝利にこだわって戦っていきたいと思います」

6月2日(金)

IRBパシフィック・ファイブ・ネーションズ TOSHIBAジャパンラウンド トンガ代表戦直前合宿5日目。日本代表は、朝食後福岡市内の宿舎を後にし、北九州市に入り、本城陸上競技場にて練習を行いました。

しっかりと体をあててW-Uを行う   ディフェンスを整える
しっかりと体をあててW-Uを行う ディフェンスを整える

狭いスペースもしっかりカバー   ポイント周辺は抜かれない!抜かせない!
狭いスペースもしっかりカバー ポイント周辺は抜かれない!抜かせない!

的確な指示を出すエリサルドヘッドコーチ   初キャップの守屋選手。鋭いアタックとディフェンスが持ち味(右から2人目)
的確な指示を出すエリサルドヘッドコーチ 初キャップの守屋選手。鋭いアタックとディフェンスが持ち味(右から2人目)

練習前には、トンガ戦に臨む22名のメンバーが発表され、練習が開始されました。

まずは、バス移動で時間を要したため、ゆっくりと体を動かしウォーミングアップ。徐々にペースを上げていきます。さらにコンタクトを混ぜながら体を仕上げてトレーニングに入ります。

練習は、ディフェンスのポジショニングに焦点を当てて行われ、様々な場所・局面からのアタックを想定し、それに対するディフェンスの立ち位置やサポート体系について確認しました。特に0チャンネル・1チャンネルといわれるポイント周辺のディフェンスについては、エリサルドヘッドコーチがプレーを止め細かく指示をしていました。

選手たちもこれまで積み重ねてきた練習が体に染み付き、相手の状況を見ながら自分たちで適応しディフェンスを整えていくことができるようになってきました。また、ディフェンスから攻撃に転じた時も、スペースを創り出し、そのスペースにボールを渡す術が身についています。

エリサルドヘッドコーチが掲げる「Adaptabilite~適応~」が体現できるようになって来ました。これからの5週間のテストマッチでしっかり皆さんにお見せしたいと思います。まずは、4日のトンガ戦に照準を合わせていきます。6月4日は本城陸上競技場で応援をよろしくお願いします。


◎エリサルドヘッドコーチ

「トンガ戦は、とにかく勝たなくてはならない試合。アジア予選やグルジア戦とは相手の力も含めて状況が違うのは認識しています。しかし、これまでやってきたことを計画的にやること、ファイティングスピリットを持ってしっかりと戦うことができれば、たとえトンガ戦であっても戦術・テクニック・スキルでは、十分戦える。選手には自信を持って戦ってほしい」


◎この試合が初キャップとなる守屋選手

「アタックにしろディフェンスにしろ思い切ってやりたい。とにかく迷わずにプレーしたいと思います。今回の代表選出には正直驚いていますが、選んでくれて試合に出してもらえるということは、評価してくれているということですので期待を裏切らないように頑張りたいと思います。試合ではタックルでアピールしたいと思います。また、試合の日は、ヤマハの選手たちも応援に来てくれます。九州はあまり知り合いがいないので本当に心強いですし、チームメイトの前で試合ができて嬉しいですね」

2日の午後、北九州・小倉北区立到津(いとうず)小学校へ選手11名が訪問しました。参加選手は、浅野・池田・佐藤・大野・オト・山村・遠藤・北川・水野・安藤・谷口の11名です。迎えてくれたのは到津小学校5・6年生の110名。1時間あまりの時間でしたが、楽しく交流してきました。

初めに児童を代表して、自身も帆柱ヤングラガーズでプレーする松岡大介くんから歓迎の挨拶をいただき、全員でソーラン節を披露してくれました。息のあった大迫力のソーラン節に一同ビックリ。選手たちから大きな拍手が贈られました。

その後の質問タイムには、「選手の皆さんにとってラグビーとは?」なんていう難しい質問も飛び出し選手もたじたじでした。

日本代表のアピールタイムでは、池田・安藤選手が繰り出すロングパスに「オォ~」との歓声が上がり、谷口・佐藤の長身コンビが繰り出すリフティングの体験コーナーでは、希望者が続出したりと大盛況でした。最後に短い時間でしたが、交流タイムを設け、ラグビーボールを使ったゲームを行いラグビーボールに触れる機会を作ることが出来ました。短い時間でしたが、本当に楽しい時間を過ごすことが出来ました。今後も機会があれば、このような時間を利用して多くの子供達と交流したいと思います。今回は、急なお願いにも関わらず盛大な歓迎をしてくれた到津小学校にこの場を借りてお礼いたします。皆さんありがとうございました。

参加してくれた浅野選手は、「子供たちの姿を見て、逆に元気をもらいました。こういった活動は今後もぜひやっていきたいですね。今日、ラグビーボールを触ってくれた子供たちが一人でもラグビーをしてくれたら嬉しいですね」とコメントしてくれました。

子供たちの笑顔に癒され、元気な姿にパワーをもらった日本代表は、明日トンガ戦前最後の練習を行います。トンガ戦まであと2日。

選手を代表して浅野キャプテンが挨拶   5・6年生を代表して松岡大介君が素晴らしい挨拶。この後全員でソーラン節を踊ってくれました
選手を代表して浅野キャプテンが挨拶 5・6年生を代表して松岡大介君が素晴らしい挨拶。この後全員でソーラン節を踊ってくれました

リフティングは大人気。希望者が殺到しました   到津小学校の皆さん、ありがとうございました
リフティングは大人気。希望者が殺到しました 到津小学校の皆さん、ありがとうございました

6月1日(木)

IRBパシフィック・ファイブ・ネーションズ TOSHIBAジャパンラウンド トンガ代表戦 直前合宿4日目の練習が九州電力のグランドで行われました。午前中のみの練習でしたが、その分密度の濃い内容となり、練習時間もいつもより長く取って行われました。

ウォーミングアップでは、相手のプレッシャーを受けてもボールをしっかりリサイクルするためにタックルシチュエーションを想定し倒れた選手に対し、ブリッジしてボールをキープするメニューを行いました。

その後は、8対6・7対5、14対12のジェネラルプレーを行いました。この練習のフォーカスはディフェンス。インサイドブレークをさせない、内から押し出すようなディフェンスがポイントとなり6分間という時間のなかで刻々と変わる状況を見極め、ポジショニングしていくことが重要なファクターです。アタックに関しても、ラインを深く取ること、有効的な攻撃選択をしていくことに注意して行われました。昨日のミーティングの成果もあり、良いトレーニングとなりました。

その後、FWはスクラム・BKはサインプレーの確認に移りました。FWは相手との間合いやボール投入のタイミングなど、様々な状況に適応できるよう組み込みました。BKは、数パターンの新たなムーヴを確認しました。高いパス能力と外側に決定力がある選手が使うことで機能するサインプレーを入念にチェックしました。

全体を通して2時間を超える練習となりましたが、集中力が途切れることなく、非常に意識の高い練習となりました。エリサルドヘッドコーチも今日の練習に手応えを感じているようです。

昼食後フリーとなり、ストレングストレーニングを行うもの、宿舎内のプールやサウナを利用して体のケアをするなど選手各々、体を休ませつつ自由な時間を過ごしました。夕食前にはFWのみでミーティングを行いトンガ戦に向けたVTRチェックを行いました。

練習を重ねるにつれ、アジア予選よりグルジア戦、グルジア戦よりこのトンガ戦というように確実にステップアップしています。いよいよ明日、トンガ戦のメンバー発表が行われますが、選手全員高い意識のなかでトレーニングに取り組んでおり、誰が出ても最高のパフォーマンスを発揮してくれるチームになっています。ぜひとも、応援をよろしくお願いします。

チームは2日、試合会場である北九州市へ移動し、練習を行います。

PS.

今日6月1日、武井敬司選手が26歳の誕生日を迎えました。夕食時に選手全員が祝福するなか、バースデーケーキが贈られました。武井選手は「ありがとうございます。チームに貢献できるように頑張ります」とスピーチし、大きな拍手に包まれました。この合宿中は、まだまだハッピーバースデーが続きます…。

アタックは深い位置からスペースに走り込み   サインプレーを確認するBK
アタックは深い位置からスペースに走り込み サインプレーを確認するBK

スペースを埋め、しっかり止める   攻撃の起点となる大西選手
スペースを埋め、しっかり止める 攻撃の起点となる大西選手

相手に押し負けない姿勢をとるマキリ選手   密集サイドをしっかりとケアする
相手に押し負けない姿勢をとるマキリ選手 密集サイドをしっかりとケアする

様々な局面を意識して組み込んだスクラム   この日、誕生日を迎えた武井選手
様々な局面を意識して組み込んだスクラム この日、誕生日を迎えた武井選手

5月31日(水)

3日目を迎えたIRBパシフィック・ファイブ・ネーションズ TOSHIBAジャパンラウンド トンガ代表戦直前合宿。本日も、九州電力のグランドで練習が行われました。

午前中は、コンタクト中心のメニュー。ウォーミングアップでは、グラウンドを大きく使い、サインプレーの動きを確認。新たに数個のサインも加わり、状況・メンバーなど様々な局面に応じて有効且つ効果的に適応できるように取り入れられています。そして、選手たちは徐々に体を温めていきます。

W-Up後は、FW・BKに分かれ、FWは密集周辺のディフェンスを、BKは一対一のディフェンスを行いました。

FWが取り組んだ密集周辺のディフェンスは、スクラムと同様に前回までの試合から課題の一つとして挙げられており、近場を攻めてくることが予想される今後の相手を見越して、再度修正しておく必要があるからです。今日の練習では、モール・ラックからのサイドアタックやSH・SOの内側にランナーを入れてくるプレーに対してのディフェンスを行いました。

BKは、インサイドブレークをしっかり抑えること、一対一のディフェンスをしっかりすることを目的に、スペースを区切った中でのタックルトレーニングを行いました。

FW・BK共に集中力が途切れることなく、激しい練習が行われました。

今日はコンタクト中心のメニューが行われた   ボールキャリアーにしっかりと寄っていく
今日はコンタクト中心のメニューが行われた ボールキャリアーにしっかりと寄っていく

密集周辺のディフェンスをチェック   内側から外へ
密集周辺のディフェンスをチェック 内側から外へ

午後のトレーニングは、ユニット別となりFWはラインアウト、BKはサインプレーの確認とキックドリルを行いました。どちらもトンガ代表を意識したものとなり、トンガが得意とするFWのパワープレーやBKのディフェンスへの対応など、具体的な対応策も含め、より細かな部分を詰めていきました。

夕食後には、トンガ戦に向けたチームミーティングを行い、中山BKコーチ・古田テクニカルよりトンガ戦へのスカウティングレポートが報告されました。また、これまでの試合や練習の中での修正点も細かく指摘され、この5週間をしっかり戦い抜くために、今以上に日本代表がレベルアップするために意識の統一を行いました。

フランス合宿から積み重ねているものが浸透し、グラウンドで表現できてきています。しかし、さらに上を目指すために、一つ一つのプレーの精度を上げることがこれからの取り組みになります。選手たちの意識も高く、これまで非常に良い練習が行われています。トンガ戦では、その成果をしっかりとお見せしたいと思います。

引き続き、皆様のご声援をよろしくお願いいたします。

明日は、午前中のみ練習を行い、午後はフリーとなります。

PS.

5月31日は、熊谷選手とマキリ選手の誕生日で、夕食時にチームの皆からバースデーケーキが贈られました。なんとこの二人、同い年。ということでロウソクの火は、二人仲良く消してもらいました。

チームメイトを前に、マキリ選手が「ありがとうございました。トンガ戦は絶対勝ちましょう」、熊谷選手が「こんなに多くの人に誕生日を祝ってもらったのは初めてです。光栄です。これから非常に厳しい一ヶ月になりますが頑張りましょう」とスピーチし、ほかの選手たちから大きな拍手が。

実はこの合宿中、誕生日を迎える選手は意外に多く、明日は‥‥。

内側を抑え、しっかりとヒットし止める   ラインアウトではディフェンスも確認
内側を抑え、しっかりとヒットし止める ラインアウトではディフェンスも確認

誕生日を迎えた同い年の二人   二人仲良くろうそくの火を消してくれました
誕生日を迎えた同い年の二人 二人仲良くろうそくの火を消してくれました

5月30日(火)

IRBパシフィック・ファイブ・ネーションズ TOSHIBAジャパンラウンド トンガ代表戦 直前合宿2日目は、九州電力のグランドを使用して練習を行いました。

午前中は、ウォーミングアップの後、FWはスクラム、BKはパススキルのトレーニングを行いました。

FWのスクラムに関しては、この合宿に臨むにあたり最重要課題としてあげられていました。これから対戦していくチームには、セットプレーの安定が不可欠となります。スクラム・ラインアウトに関しては、確実にマイボールを有効な攻撃に結びつけることが非常に重要となります。今日のFWは1対1→2対1→6対6→8人と、徐々に人数を増やしながらより実戦に近い形での練習となりました。エリサルドヘッドコーチもつきっきりで指導し、フットポジションや膝の角度など細かな部分まで体を当てながら確認しました。最後はスクラムマシーンを使用してのチームスクラムとなりましたが、ヒットのスピード、フランカーの押しなどを入念にチェックし終了しました。終了後も永田FWコーチを中心に長時間話し合うなど、しっかりとコミュニケーションが取られました。

BKはパススキルとなり、長短おりまぜたパスを使いグラウンドを大きく使った練習を行いました。新たなサインプレーも導入し歩きながら確かめつつ進みました。また、重要な一つのパススキルであるキックパスも繰り返し行われ、低く鋭い弾道でピンポイントに落としていくキックパスを一つの武器にするべく練習が行われました。

集合直後で、気温も高い中での練習でしたが、テストマッチに臨む緊張感ある練習が行われました。選手たちのコンディションも良く精力的に動きました。

昼食後は、ミーティングが行われ太田GMよりこの合宿に臨む心構えが示され、エリサルドヘッドコーチからは、この5週間に渡る練習・試合への取り組み方やアプローチの仕方が選手たちに伝えられました。

午後は、大道ストレングスコーチによるトレーニングが行われ、2時間あまりしっかりと筋力トレーニングに励みました。終了後の選手たちは、見て取れるぐらい腕や胸がパンプアップされ、より一層大きく見えました。世界と戦う上で、やはりストレングスは非常に重要な部分になります。回数は多くありませんが、しっかりと鍛えて世界と対峙しても当たり負けない戦える体を作っていきたいと思います。

PS.

本日、九州出身の4選手(熊谷・久富・山村・中居)が取材を受けました。4選手とも地元九州での試合を非常に楽しみにしているようで、試合への思いを熱く語ってくれました。熊谷選手は「九州の子供たちに、僕たちのプレーを見せて、夢を与えたい」と話してくれました。

ウォーミングアップを行う選手たち   HOを中心にまとまる
ウォーミングアップを行う選手たち HOを中心にまとまる

スクラムの指導に熱がこもる   しっかりと体を当てる
スクラムの指導に熱がこもる しっかりと体を当てる

コンパクトにまとまるFW   長短織り交ぜたパスを繰り出すBK
コンパクトにまとまるFW 長短織り交ぜたパスを繰り出すBK

調整を行う遠藤選手・武井選手   地元紙から取材を受ける九州出身の4選手
調整を行う遠藤選手・武井選手 地元紙から取材を受ける九州出身の4選手

5月29日(月)

グルジア戦から2週間を過ぎた30日、IRBパシフィック・ファイブ・ネーションズ TOSHIBAジャパンラウンド トンガ代表戦に向けた日本代表メンバーが福岡市内のホテルに集合しました。トンガ戦から始まる5週連続のテストマッチは非常にタフな試合の連続であり、日本代表がさらにレベルアップするために乗り越えなくてはならない壁となります。しっかり準備して一戦一戦大切に戦っていきたいと思います。

夕食後にはスタッフミーティングを実施し、トンガ戦を含めたスケジュールの確認を行いました。明日から九州電力のグラウンドにて練習を行います。

合宿集合に先立ち、29日、太田GM・浅野キャプテン他4名で北九州市役所に表敬訪問に行ってきました。今回トンガ戦が行われる北九州市は、大会誘致をはじめ、環境整備・集客活動など多方面に渡りご尽力いただきました。そのお礼を末吉市長に申し上げると共に、残り一週間引き続きご支援をお願いしてきました。市長からも今以上にバックアップいただけるとのお約束を頂戴しました。最後に浅野キャプテンから23番ジャージが市長に贈呈され表敬訪問を終了しました。大会開催にあたりご尽力いただいている方たちのためにも、トンガ戦にぜひとも勝利し恩返ししたいと思います。ご声援の程よろしくお願いいたします。

末吉北九州市長に、浅野主将から23番ジャージが贈られた  
末吉北九州市長に、浅野主将から23番ジャージが贈られた

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