3月19日(土) 本日は、香港 Women's Rugby Sevens 2005はCupの決勝戦のみということで、昨日、Plate決勝で敗れた女子日本代表は試合がなく、「ワールドカップセブンズ」に出場している7人制日本代表の応援ならびにCup決勝戦の観戦、アフターマッチファンクションに選手、スタッフ一同で香港スタジアムまで行ってきました。 日本代表は、ポルトガルと香港に接戦でしたが、勝利し、プールにて3勝2敗というすばらしい結果を残しました。女子代表も、戦い方、精神面など多くのものを見習うことができました。20日の決勝トーナメントでも良い結果を残してくれることを願っています。 女子の決勝は、昨日試合を行った、ニュージーランドとオーストラリアの対戦でした。ともに体を張ったディフェンスと素晴らしいスキルで会場も大いに盛り上がりました。最後の最後にニュージーランドがトライを奪い、昨年に引き続きCupを手にしました。 また、この試合では、日本の川口敬子レフリーがタッチジャッジとして香港スタジアムの舞台に立ちました。川口レフリーは、このツアーにおいて、女子日本代表に帯同し、香港 Women's Rugby Sevens 2005において予選からレフリーとして活躍をしました。選手はもちろんのことですが、このようにレフリーとしても多くの女性が活躍することが、今後の女子ラグビーまた、日本のラグビーの普及においては大切なことだと思っております。 Cup決勝戦後は、アフターマッチファンクションが行われました。ファンクションでは、表彰式が行われましたが、日本は4位のため、何ももらうことができず、本当に悔しい思いをしました。この悔しさを忘れず、4月15、16日に行われる、シンガポールセブンズ大会では、必ず優勝カップを日本に持ち帰りたいと思っております。 また、6月には15人制のアジア予選がおこなれます。アジアで一番にならなければ2006年に開催される、ワールドカップには出場できません。この経験を生かし、ワールドカップに出場できるよう、残りの期間、全力で取り組みたいと思っております。今後も女子ラグビーへのご声援、ご支援どうかよろしくお願いいたします。 (ヘッドコーチ:椿原徹也) 3月19日のファンクションで 3月18日、試合後のオーストラリアの選手と 3月18日(金) 予選プール 7人制女子日本代表 0 20 7人制オーストラリア代表 7人制女子日本代表 38 0 7人制タイ代表 7人制女子日本代表 5 5 7人制中国代表 予選プール順位 PoolA PoolB 1位:ニュージーランド 1位:オーストラリア 2位:アメリカ 2位:日本 3位:香港 3位:中国 4位:シンガポール 4位:タイ 決勝トーナメント 7人制女子日本代表 0 43 7人制ニュージーランド代表 プレート決勝 7人制女子日本代表 7 31 7人制アメリカ代表 日本代表の今大会の目標は、最低限アジアナンバーワン、大きな目標として決勝戦進出をし、香港スタジアムで試合をすること掲げました。 予選では、オーストラリアに負けたものの、タイには日本らしいラグビーができ快勝することができました。中国戦は、決勝トーナメントの上位に食い込むためにもアジアナンバー1になるために大事な試合でしたが、焦りからミスが多発し、多くのチャンスを逃し、後半は得点を奪うことができず、同点でノーサイドの笛が鳴ってしまいました。しかし、タイとの得点差が大きく影響し、なんとかリーグ2位の通過となり、上位の決勝に進出しました。 決勝トーナメントは、上位と下位のたすきがけの試合となり、その試合の勝ち負けにより、Shield、Bowl、Plateの決勝となり、Cupの決勝のみ19日の香港スタジアムでの試合となります。 決勝トーナメントの対戦相手は、前年度のチャンピオン、ニュージーランドでした。日本も、激しいディフェンスをしましたが、パワー、スピード、スキルで勝るニュージーランド相手に結局トライを奪うことすらできず大差で敗れてしまいました。 敗れたもののPlateの決勝に進出し、アメリカとの対戦となりました。序盤から簡単にトライを奪われるものの、後半にはトライを奪い追い上げを見せました。しかし、最後には突き放されてしまい勝利することはできませんでした。 大会では多くのトライを奪われ、課題が残りましたが、良いプレーも数多く見られました。代表は、4月にはシンガポールセブンズ大会(アジア大会)に参加します。中国戦では同点で終わりアジアナンバーワンも単独ではありませんでした。この経験、悔しさを活かし、シンガポールでは必ず優勝しアジアナンバーワンになりたいと思っております。応援してくださった方々、有難うございました。 (ヘッドコーチ:椿原徹也) 3月17日(木) 午前中にホテルから15分ほどのグラウンドで練習を行いました。代表は、厳しい環境の中、この大会に向け、1月から毎週末、全国各地から集まり合宿を重ねてきました。 今年は、武蔵工業大学の学生、豊田自動織機の選手やOBの方々など、男子を相手に練習や試合をし、早いスピードや大きな体格に慣れるよう調整してきました。戦術の理解、プレーは、最初のころに比べ、はるかにレベルアップし、本日の練習では、戦術の最終確認をしました。練習相手になってくださった方々やお世話になった方々にも恩返しをするためにも必ず良い結果を残したいと思っております。 前年度の大会では、4位という結果を残せましたが、カザフスタンに敗れ、アジアナンバー1という目標は達成できませんでした。今大会は、カザフスタンは出場しませんが、アジアナンバー1はもちろんのこと、できれば決勝に残り香港スタジアムで試合をしたいと思っております。 (ヘッドコーチ:椿原徹也) 3月16日(水) 7人制女子日本代表は、香港女子セブンズ大会に出場するため、香港に向けて出発しました。代表選手は、関東、名古屋、関西と住んでいる地域がバラバラのため現地での集合となりました。女子ラグビーの環境は厳しく、わずか大会2日前の香港入りとなりました。さらに1名は、仕事のため明日の集合となります。 香港はさすがに蒸し暑く、早く気候に慣れ、18日の試合に臨みたいと思っております。 ホテルには24時近くに到着したため、明日に備え、すぐに休みました。 (ヘッドコーチ:椿原徹也)