◎関西代表
○中谷誠監督

「チーム編成については、JAPAN A,Bの選考対象試合ということもあり、U-25を中心とした。ゲーム内容は、九州代表ヴェテラン勢の老獪さに翻弄されてしまった。特にFWの連携が良く、こちらが受けてしまった。後半HB団を入れ替え、積極的に展開できるようになったが、前半の挽回とはいかなかった。関西代表として印象に残るプレーヤーはFWリーダーである斎藤、谷口あたりだ。斎藤は安定感があり、谷口は絞り込めばもっとスケールの大きいプレーヤーになりうる」

○山崎俊一主将
「セットプレーが不安定で、特に前半はまったくペースが掴めなかった。後半はHB団を中心に積極的なプレーができ、最後の最後、随所にいいプレーができた。大学生のキム(大阪体育大学)の闘志溢れるプレーはチームにとって、かなりの刺激になった」

関西代表の中谷監督(右)、山崎キャプテン 関西代表の中谷監督(右)、山崎キャプテン

◎九州代表
○永田隆憲監督

「チーム編成をしてから一度しか練習していない割には、コミュニケーションがしっかりとれていた。特にディフェンスが良かったので締まったゲームになった。例年恒例イベントの感があった"三地域"だが、今回はJAPAN A,Bのセレクションマッチの意味合いがあると聞いているので、プレーヤーのモチベーションも高い。JAPANの登竜門としてこうした場を与えてくれることは喜ばしい。九州代表にはJAPANクラスの人材に乏しく、またセレクターにみてもらう機会も少ないので、こういったゲームはありがたい。本来若手中心の編成が好ましいのだろうが、JAPANへのアピールの場でもあるので、ヴェテランであろうと、ドンドン出場機会を与えたい」

九州代表の永田監督(右)、ブレンデンキャプテン 九州代表の永田監督(右)、ブレンデンキャプテン