7人制ワールドカップアジア地区予選
スリランカ合宿レポート(9月4日)

今回はJapan Sevens Teamのある決まり事についてご紹介します。
 毎回の食事時、チームは必ず一度集合してからレストランに入ることになって
いますが、きめられた時刻が迫ってくると先に到着していた者はニヤニヤしながら
時計を見つめます。これは集合時間に遅れた場合、罰金を払わなければいけない
“制度”があるからです。これは7人制ラグビーという少人数での遠征時に、
それぞれがチームを考え、そしてチームメイトに迷惑を掛けずに責任を持って
行動しようという考えに基づくものです。時間、服装、忘れ者等の違反をした
場合は罰金を徴収し、貯まってプール金はクリーニング代等のようにチームの
為に使います。その都度のアウトかセーフかを判定するジャッジ担当は
今利選手と四宮選手。この人選の是非はともかくとして(?)プール金が
貯まっていくのが楽しみな今日この頃です。
さて、今回は本城監督のコメントです。
本城和彦監督

「スリランカでの生活もほぼ中間点にきました。数名、食事などからコンディションを
くずす選手もでましたが、想定の範囲内。チーム作り、コンディショニングを
考慮しての早めのスリランカ入りなのでほぼ計算通りに進んでいると考えています。
ただセブンズのゲーム経験が極めて少ない中でのチーム作りは容易ではない。
昨日のスリランカとの練習ゲームでも染み付いた15人制の感覚からセブンズの
ゲーム感覚に変えていくのに選手自信がまだ戸惑っている。再度、スリランカ
代表チームとの練習ゲームを組み込むなどしてチームを仕上げていきたい。」