高橋 真弓 関東協会公認B級レフリー 今回の大会参加内容について下記の通りご報告申し上げます。 大会名称: ARFU Women’s World Cup Qualifiers 派遣期間: 2013年9月2日(月)-9月9日(月) 大会会場: Almaty Rugby Football Club(カザフスタン・アルマティ) 開催日: 2013年9月4(水)・9月7日(土) 【スケジュール】 9月2日(月) 移動(Narita─Seoul、Seoul─Almaty) 9月3日(火) AM 調整(ホテル敷地内) PM トレーニング(試合会場) 20:00- マネージャーミーティング 9月4日(水) ARFU Women’s world cup qualifiers 予選 [1] 15:30- AR Japan vs Hong Kong [2] 18:00- AR Singapore vs Kazakhstan 9月5日(木) リカバリー 夕食:レフリー関係者と共に外食 9月6日(金) AM 調整(ホテル敷地内) PM トレーニング(試合会場) 20:00- マネージャーミーティング 9月7日(土) ARFU Women’s world cup qualifiers 順位決定戦 [1] 14:30-(3位決定戦) REF Hong Kong vs Singapore [2] 17:00-(決勝) AR Japan vs Kazakhstan 9月8日(日) 観光、移動(ホテル─空港) 昼食は日本代表の応援&おにぎりの差し入れを下さった日本料理屋さんにて 9月9日(月) 移動(Almaty─Seoul、Seoul─Narita) 【目的】 ARFU Women’s World Cup Qualifiers レフリー担当 【大会参加チーム数】 4か国 Kazakhstan・Japan・Hong Kong・Singapore 【担当試合】 1日目(4日)→予選 15:30KO AR Japan 82 vs 0 Hong Kong 18:00KO AR Kazakhstan 91 vs 0 Singapore 2日目(7日)→決勝・3位決定戦 3位決定戦 14:30KO REF Hong Kong 15 vs 17 Singapore 決勝 17:00KO AR Japan 23 vs 25 Kazakhstan 【まとめ】 今回、初めての15人制の大会に参加させて頂きましたが、その初のテストマッチがWC予選という事を本当に光栄に思い、感謝しております。 出発前の予定では、ARのみの予定だったのですが、レフリーコーチより大会前日(3日)に最終日の日本が出ない試合のレフリーをしてもらうと発表がありました。 正直、不安の方が大きかったのですが、良いチャンスと思いアピールしてこようと気持ちを入れなおして大会に挑みました。 また、今大会に参加しているレフリー全部で3名しかいないとの事も伝えられました。1日に2試合を3人のレフリーで回すと共に自国の日本の試合までARを担当するとの事でした。 大会前から不安になりながらもレフリーチームとして自分の役割を全うしなければという強い気持ちも生まれました。 カザフスタンは、暑く乾燥していたので非常に苛酷な状況でしたが、無事に1日2試合というスケジュールをこなし無事に帰国する事が出来ました。 レフリングについてレフリーコーチからは、前半にペナルティーを取り過ぎだと指摘を受けました。自分の中で、ポゼッションが決まっている時は、早く離れる事を意識していたのですが、コーチからは離れるのが早くプリベントコールをかけずに離れ、ペナルティーを取っているように見えたようでした。しっかり、プリベントコールを近い位置でかけてから離れるようにとハーフタイムに伝えられました。後半は、意識して望む事が出来ましたが、今後もいろんなチームの試合を担当すると思うのでチームの特徴を早い段階でつかみタイミングをコントロールできるようにチャレンジしていきたい。 初のテストマッチでしたが、やはりセブンスよりも難しいと痛感しました。セブンスは、1日が長いので1日の過ごし方を考えなければならないが、15人制は大会が長いので空き時間をいかに自分のコンディション調整に使い試合でパフォーマンスをするかという事が非常に難しいと感じました。 日本での15人制の試合もまだまだ少ないので、もっと経験をしてさらに上を目指しチャレンジしていきたいと強く思える遠征になりました。 今回は、日本代表も一緒に参加していた為、日本代表のスタッフにはお忙しい中非常にお世話になり感謝しております。 また、日本代表を応援してくださった現地の日本料理屋さんから代表への差し入れのおにぎりも分けて頂き本当においしく頂く事が出来ました。最終日には、休業日のところ昼食用意して頂き御一緒させて頂き本当に感謝しております。 最後になりましたが、アジアラグビー協会の皆さま、レフリーで参加したくさん助けて頂きましたマレーシア協会のお二人、職場の皆さま、今大会に関わる全ての方々には本当に感謝しております。この場をお借りして深く御礼申し上げます。