8月3日(月)にカナダ・スワンガードスタジアムで行われるワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2015 3位決定戦 対トンガ代表の、日本代表試合登録予定メンバー23名を決定しました。
トンガ代表戦へ向けたヘッドコーチ、キャプテンらのコメントは以下の通りです。


■エディー・ジョーンズ ヘッドコーチ

「パシフィック・ネーションズカップ(PNC)最終戦となるトンガ代表戦では、フィジー代表戦から少しメンバーを変えた。我々の長所や修正点を見極めるのにPNCは非常に有益な大会。ラグビーワールドカップ(RWC)までは約7週間あるが、トンガ代表戦はRWCへ向けてのチーム戦術の発展にいい機会になるのと、選手にとってはRWCメンバーセレクションへの重要な発表会となる。この試合には、RWCでは生命線ともなりえるウィングがチームに戻り、藤田にとってはRWCへの大きなステップとなる機会になるだろう」

■リーチ マイケルキャプテン

「前回のフィジー代表戦はゲームマネジメント、例えば最後の取り切るべき時にトライを取れない、といった課題が出てきた。そのゲームマネジメントという課題をクリアすることで、より強いチームになれる。この前は7番でプレーしたが、個人的には6番の方が良いのではないかと思い始めた。それを試してチームが良かったら、6番で今後もプレーしたい。スーパーラグビーでは8番をやっていたが、6番と8番は似ていて、7番は少し異なる。PNCはRWCの準備という意味で、通用する戦術と新しい課題を確認することができ、チームにとって非常に有効な大会になっている」

■小野晃征選手

「今年初めての先発なので、しっかり自分の役割を果たしてがんばりたい。まずは自分のプレーに集中し、スクラムハーフといいコミュニケーションをとって、9番と10番でゲームを組み立てて行きたい。RWCへ向けてチームはいい方向に進んでいるので、フィジー代表戦で学んだことを修正していきたい」

■カーン・ヘスケス選手

「前回先発したアメリカ代表戦からもっとワークレートを高めて、自分が10番の選択するプレーのオプションになれるようにしたい。10番の晃征(小野)とは、宗像サニックスブルースで3年一緒にプレーしていたので、自分としてはやりやすいということもある。PNC最後の試合なので、チームとしていいパフォーマンスをして勝利を収め、今までのハードなトレーニングの成果を見せたい」

■大野均選手

「PNCで少しでも上の順位で終われるように、試合開始からフィジカルの強いトンガに対して意地を見せたい。フィットネスでは日本代表に分があるので、最後まで我慢をして、最後に勝利を掴みたい。個人的には、もらった貴重なアピールの場で自分のセットピースの安定と一歩でも前に出るボールキャリーでチームに勢いを与えたい」

■クレイグ・ウィング選手

「(2013年11月の)スコットランド代表戦以来初めて日本代表のジャージーに袖を通すことになるが、非常に楽しみにしている。去年は手術をして、長い間チームから離れて別メニュー、個人的なメニューを行ってきた。長い期間の練習を経てチームに戻って来られたので、コンタクト、タックルをしっかり見せたいし、準備も万端なのでやれる自信はある」


 

ワールドラグビー パシフィック・ネーションズカップ2015(3位決定戦)
日本代表 vs トンガ代表 試合登録予定メンバー

No 名前Name 所属チームClub Team 出身校Graduate 身長cm 体重kg 生年月日D/O/B キャップCaps
1 稲垣 啓太Keita INAGAKI パナソニック ワイルドナイツPANASONIC Wild Knights 関東学院大学Kanto Gakuin Univ. 183 115 1990/6/2 5
2 堀江 翔太Shota HORIE パナソニック ワイルドナイツPANASONIC Wild Knights 帝京大学Teikyo Univ. 180 105 1986/1/21 34
3 山下 裕史Hiroshi YAMASHITA 神戸製鋼コベルコスティーラーズKOBE STEEL Kobelco Steelers 京都産業大学Kyoto Sangyo Univ. 183 122 1986/1/1 41
4 伊藤 鐘史Shoji ITO 神戸製鋼コベルコスティーラーズKOBE STEEL Kobelco Steelers 京都産業大学Kyoto Sangyo Univ. 191 100 1980/12/2 33
5 大野 均 Hitoshi ONO 東芝ブレイブルーパス TOSHIBA Brave Lupus 日本大学 Nihon Univ. 192 106 1978/5/6 90
6 リーチ マイケル ◎Michael LEITCH 東芝ブレイブルーパス TOSHIBA Brave Lupus 東海大学 Tokai Univ. 190 105 1988/10/7 39
7 マイケル・ブロードハーストMichael BROADHURST リコーブラックラムズRICOH BlackRams キヤンピオン高校[NZ]Campion College 196 111 1986/10/30 19
8 ホラニ 龍コリニアシRyu Koliniasi HOLANI パナソニック ワイルドナイツPANASONIC Wild Knights 埼玉工業大学Saitama Institute of Technology Univ. 188 112 1981/10/25 40
9 田中 史朗Fumiaki TANAKA パナソニック ワイルドナイツPANASONIC Wild Knights 京都産業大学Kyoto Sangyo Univ. 166 71 1985/1/3 45
10 小野 晃征Kosei ONO サントリーサンゴリアス SUNTORY Sungoliath クライストチャーチボーイズ高校[NZ]Christchurch Boys HS 171 83 1987/4/17 26
11 藤田 慶和Yoshikazu FUJITA 早稲田大学 (4年)Waseda Univ. 東福岡高校Higashi Fukuoka HS 184 90 1993/9/8 25
12 立川 理道Harumichi TATEKAWA クボタスピアーズKUBOTA Spears 天理大学Tenri Univ. 181 94 1989/12/2 35
13 松島 幸太朗Kotaro MATSUSHIMA サントリーサンゴリアス SUNTORY Sungoliath 桐蔭学園高校Toin Gakuen HS 175 88 1993/2/26 9
14 カーン・ヘスケスKarne HESKETH 宗像サニックスブルースMunakata SANIX Blues オタゴ大学[NZ]Univ. of Otago 178 98 1985/8/1 7
15 五郎丸 歩Ayumu GOROMARU ヤマハ発動機ジュビロYAMAHA Jubilo 早稲田大学Waseda Univ. 185 99 1986/3/1 49
16 平島 久照Hisateru HIRASHIMA 神戸製鋼コベルコスティーラーズKOBE STEEL Kobelco Steelers 福岡大学Fukuoka Univ. 180 110 1983/1/15 41
17 湯原 祐希Hiroki YUHARA 東芝ブレイブルーパスTOSHIBA Brave Lupus 流通経済大学Ryutsu Keizai Univ. 173 102 1984/1/21 21
18 畠山 健介Kensuke HATAKEYAMA サントリーサンゴリアスSUNTORY Sungoliath 早稲田大学Waseda Univ. 178 115 1985/8/2 65
19 ヘイデン・ホップグッドHayden HOPGOOD - シャーリーボーイズ高校[NZ]Shirley Boys HS 190 105 1980/7/30 8
20 ツイ ヘンドリックHendrik TUI サントリーサンゴリアスSUNTORY Sungoliath 帝京大学Teikyo Univ. 189 107 1987/12/13 28
21 日和佐 篤 Atsushi HIWASA サントリーサンゴリアス SUNTORY Sungoliath 法政大学 Hosei Univ. 166 72 1987/5/22 43
22 クレイグ・ウィングCraig WING 神戸製鋼コベルコスティーラーズKOBE STEEL Kobelco Steelers ニューサウスウェールズ大学[AUS]Univ. of New South Wales 180 90 1979/12/26 7
23 ティム・ベネットTim BENNETTS キヤノンイーグルスCANON Eagles ペナントヒルズ高校[AUS]Pennant Hills HS 185 90 1990/8/1 1

◎はキャプテン