2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の運営主体である「公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会」からのお知らせを以下にご案内します。

本日7月15日(水)に開催された開催都市代表者会議にて「ラグビーワールドカップ2019 開催自治体協議会」が設立されましたので、お知らせいたします。「ラグビーワールドカップ2019開催自治体協議会」は、ラグビーワールドカップ2019に向けて、開催自治体が相互に連携、および協力することにより、その準備を円滑に進め、大会を成功させることを目的に設立されました。協議会は19開催自治体で組織されます。また、本日の会議では下記の通り会長、会長代行、幹事長が決定したので、併せてお知らせいたします。

なお、上記会議後に各開催都市代表者参加のもと、「ラグビーワールドカップ2019キックオフミーティング」が開催されました。そのキックオフミーティングでの登壇者、および各開催自治体代表者のコメントは、以下の通りで。

 

◆ラグビーワールドカップ2019開催自治体協議会

会  長 東京都 舛添要一 知事

会長代行 大分県 広瀬勝貞 知事、横浜市 林文子 市長

幹 事 長 福岡県 小川洋 知事

 

◆ラグビーワールドカップ2019キックオフミーティング登壇者コメント

公益財団法人 ラグビーワールドカップ2019組織委員会 会長 御手洗 冨士夫

アジアで初めて開かれるラグビーワールドカップ 2019がいよいよ4年後に迫ってまいりました。本日は、その成功に向けて、関係者が初めて一堂に会する機会です。ラグビーの精神は、One for All , All for One。目標に向けて皆が一丸となることが、ラグビーの基本精神です。本日の会合をキックオフに、2019年大会の成功に向け、皆様のご協力を得て、関係者が一丸となって取り組んでまいりたいと思います。

ラグビーワールドカップ2019を大成功させ、世界からの注目を集めることで、翌年に開催される2020年の東京オリンピック・パラリンピックの成功につなげていくという、重要な意味合いもあります。さらに、経済面でも開催12都市を中心に、地方経済の発展に貢献する起爆剤となり、地方創生に役立てる絶好の機会ととらえて参りたいと思います。

組織委員会では、今後、皆様のお力添えを頂き、大会の成功と地方創生の実現に向けて、準備を進めて参りたいと存じます。

 

公益財団法人 日本ラグビーフットボール協会 会長 岡村 正

いよいよ2019年の大会に向けて邁進してゆくという気持ちでいっぱいです。ラグビーは「One for all, All for one」の精神で人間性、社会性を磨く素晴らしいスポーツ。1人でも多くのプレーヤー、1つでも多くのチームができることを願っています。

9月より行われるRWC2015イングランド大会に向けて、日本代表は強化に励んでまいりました。強化は順調。成果を上げることを確信しています。

RWC2019の開催都市が決定し、今後チームキャンプ地も決定してまいります。なんとしても大会を成功させなければなりません。国際化の大きな礎となること、また経済効果をもたらすこと、そして、翌年の東京オリンピック・パラリンピックにつなげられるような立派な大会にしたいと思います。

 

◆ラグビーワールドカップ2019開催都市代表者コメント

札幌市長 秋元 克広

ラグビーワールドカップ2019を札幌で開催できることを大変嬉しく思うとともに、札幌の魅力や札幌ドームの新たな可能性を世界に発信し、今後の様々なスポーツイベントの招致・開催につなげていきたいと考えております。

大会まであと4年、組織委員会や他の開催都市と連携して日本全体で盛り上げ、大会の成功に向けて取り組んでいく所存です。

2019年、世界中のラグビーファンで埋め尽くされた札幌ドームを舞台に、世界トップレベルの熱い戦いが繰り広げられる日を心待ちにしております。

 

岩手県知事 達増 拓也

岩手県・釜石市の開催都市決定に向けて御尽力いただいた全ての皆様に対し、厚く御礼申し上げます。

東日本大震災津波の被災地である釜石市において、4年後に開催されるラグビーワールドカップは、これまで全世界から頂いた支援への感謝を伝えるとともに、復興の姿を世界に発信するための絶好の機会となります。

本大会の開催は、復興に取り組む全ての県民に希望を与えるものであり、大会の成功に向けて、県民の皆様とスクラムを組んで、「オール岩手」で取り組んで参ります。

 

釜石市長 野田 武則

震災復興と地域課題に直面する三陸沿岸の被災地にあって、RWC2019開催は、“小さなまちの大きな挑戦”です。若者や子どもたちが夢や希望を持ち続け、ネットワークを広げ、力を合わせて取り組むことは、地域の未来を切り拓き、復興推進の牽引となり、地域活性化の要諦となると信じます。復興を遂げ、世界中に感謝の気持ちを伝えられるよう、一日も早く暮らしの再建を実現し、“鉄と魚とラグビーのまち”市民あげてRWC2019を迎えられるよう努めてまいります。

 

埼玉県知事 上田 清司

埼玉県では、各国の選手団や観客の皆様をお迎えするに当たり、現在、会場となる熊谷ラグビー場を、世界最高峰の戦いを行う舞台にふさわしい施設とするための準備を進めております。

この大会を契機として、熊谷ラグビー場を拠点とした「スポーツレガシー」の創造と将来への継承を図り、日本ラグビーの更なる充実、発展に大きく貢献していく所存です。

私は、熊谷市及び関係者の皆様としっかりスクラムを組んで、2019年の大会成功に向けて全力で取り組んでまいります。

 

熊谷市長 富岡 清

私たち熊谷市民は「ラグビータウン熊谷」を誇りに思い、ラグビー文化を大切に育んでいます。

本日は、市民の念願であった「ラグビーワールドカップ2019」を熊谷で開催する喜びを改めて感じると同時に、ホストシティとして責任をもって大会に臨む思いを新たにしたところです。

私たちは、生まれ変わる熊谷ラグビー場での世界最高峰のプレーを楽しみ、世界中からお越しになる皆様を熱い心で歓迎することをお約束いたします。

 

東京都知事 舛添 要一

ラグビーワールドカップは、オリンピック・パラリンピック、サッカーワールドカップと並ぶ世界的なスポーツの祭典です。2019年大会で得られる興奮や情熱が、スポーツの大きなムーブメントとなって日本全体に広がっていくと確信しております。ラグビーの「One for all, All for one」の精神で、開催自治体協議会の会長として、各開催自治体及び組織委員会をはじめ、関係するすべての皆様とスクラムを組み、一丸となって大会成功に向け全力で取り組んでまいります。

 

神奈川県知事 黒岩 祐治

神奈川・横浜の地で、わが国で初めてラグビーの試合が行われてからおよそ150年。神奈川県はタグ・ラグビーやラグビースクール、高等学校や大学ラグビーなどで頂点を極め、トップリーグチームに多くの選手を輩出するなど、日本のラグビーを牽引する役割を果たしてきました。

こうした神奈川の持つ歴史と実績、そしてラグビーを愛する県民のチカラを活かし、横浜市としっかりスクラムを組んで、大会の成功に向けて全力を尽くしてまいります。

 

横浜市長 林 文子

ラグビー界最高峰の大会が、日本ラグビー発祥の地である横浜で開催されることを、大変光栄に思います。横浜市は「2002FIFAワールドカップ」決勝戦など多くの国際スポーツ大会開催都市を務めてきました。

この実績を生かし、市民・県民の皆様はもちろん、世界中の方々と、大きな興奮と感動を分かち合えるよう、大会の成功に向けて、神奈川県とともに準備を進めてまいります。

 

静岡県知事 川勝 平太

紳士のスポーツであるラグビーの最高峰ワールドカップを、世界遺産・富士山を擁する静岡県で開催できることを大変誇りに思っています。

2019年に向けて、私たちはエコパスタジアムでの大会運営に万全を期すとともに、名将清宮克幸監督のもと第52回日本ラグビーフットボール選手権大会で日本一の栄冠に輝いたヤマハ発動機ジュビロをはじめ関係者一丸となって、オール静岡県体制で大会を盛り上げます。

また、静岡らしい最高のおもてなしで国内外からのお客様をお迎えし、実り豊かな交流の場となりますよう全力をあげて準備を進めてまいります。

 

愛知県知事 大村 秀章

  • 豊田スタジアム始め全国12会場での大会を成功に導くためには、まずは、何と言っても、国内外から多くの皆様を会場にお迎えし、観戦していただくことが必要であると考えている。
  • 愛知県としては、来月、豊田市始め地域の関係者とともに大会を支援する地元組織を立ち上げ、様々なイベントや広報媒体を活用して大会をPRし、県内外におけるラグビーワールドカップへの関心を高めてまいりたい。
  • 今後、地域が一丸となって、大会の成功に向け全力で取り組むとともに、ラグビーワールドカップ2019組織委員会や、他の開催都市とも連携を図って、オールジャパンで大会を盛り上げていきたい。

 

豊田市長 太田 稔彦

  • アジア初の開催となる「ラグビーワールドカップ2019」に向け、ホストシティとしての役割をしっかりと認識し、国内外から訪れる多くの皆様を、快適で安全に豊田スタジアムにお迎えできるよう準備を進め、大会の成功に貢献したい。
  • 世界トップクラスの試合が間近で開催される感動で、子どもたちをはじめ豊田市民のスポーツへの関心を高める絶好の機会になると考えている。また、国際交流や世界に向けてのシティプロモーションの機会にもなると捉え、大会を契機に豊田市のまちづくりを更に加速していきたい。

 

大阪府知事 松井 一郎

  • ラグビーの「西」の聖地として知られる東大阪市花園ラグビー場を舞台に、2019年、世界最高峰の大会が開催されることは、大阪府民、東大阪市民にとって非常に名誉なことであり、4年後を待ち遠しく思っております。
  • 大会を通じ、国内外からの観戦者、チーム関係者の皆さまに、ラグビーとともに、大阪の食、伝統文化などを存分に楽しんでいただけるよう、2019年に向けて、東大阪市とスクラムを組み、大会成功に向けて準備を進めてまいります。

 

東大阪市長 野田 義和

高校ラグビーの聖地である『東大阪市花園ラグビー場』を選定いただけたことに感謝を申し上げます。

今後、開催会場である『東大阪市花園ラグビー場』の改修整備などの課題もございますが、花園誘致にご協力いただいた皆様の期待を裏切ることがないよう、公益財団法人ラグビーワールドカップ2019組織委員会、共同開催都市である大阪府をはじめとする各関係機関としっかりとスクラムを組んで取り組んで参ります。

 

神戸市長 久元 喜造

ラグビーワールドカップは世界的なスポーツの祭典であり、トッププレーヤーが戦う姿は、人々に勇気と感動を与えてくれます。世界最高峰のプレーを神戸で観戦できることが、今から楽しみです。

また、大会期間中は世界各国から多くの方々が神戸を訪れます。震災から復興を遂げた神戸のまちを体感してもらい、市民との交流を楽しんでいただけるよう、国際都市・神戸としておもてなしの心を持ってお迎えします。

日本全体でスクラムを組んで、ラグビーワールドカップ2019を成功させましょう。


福岡県知事 小川 洋

福岡県は、ジュニアから社会人まで、全国トップレベルのチームが数多く存在するラグビー王国です。世界最高峰のラグビーの祭典が開催されることを、県民の皆さんとともに喜び、誇りに思います。

世界各国のラガーマンが最良のコンディションでぶつかり合えるよう、2019年までの間、関係者の皆さんとしっかりとスクラムを組み準備を進めてまいります。そして、国内外からお越しの大勢の皆さんを、福岡県の食や文化、県民の熱い気持ち、最高のおもてなしでお迎えいたします。

 

福岡市長 髙島  宗一郎

ラグビーワールドカップ2019が日本で開催され,福岡市が試合会場として決定したことを大変うれしく思います。

各国の超一流プレーヤー達が福岡で熱戦を繰り広げることで,市民に夢や希望,感動を与え,福岡がますます盛り上がることを期待しております。

福岡市といたしましても,選手には最高の試合会場を,観客の皆様には最高の観戦ができる環境を整え,世界各地からお越しになる皆様を最大限のホスピタリティでお迎えできるよう準備をしてまいります。

 

熊本県知事 蒲島 郁夫

2019年、熊本ではラグビーワールドカップ、女子ハンドボール世界選手権大会という二つの国際スポーツ大会が開催されます。本県では、その翌年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会までをワールドスポーツイベントイヤーズと位置付け、出場選手には、最上のコンディションを整えた環境を、世界中から訪れる方々には、熊本が誇る阿蘇や熊本城、温泉等で最高のおもてなしを提供します。熊本での開催が皆様にとって感動体験となるようオール熊本県で準備を進めて参ります。

 

熊本市長 大西 一史

熊本市は築城400年を超える熊本城などの歴史文化が息づく美しいまちであり、中心市街地には、大型コンベンション施設、商業施設、宿泊施設などが新しく整備される予定で、RWC2019開催の際は多様な関連イベントも可能になります。今後は、大会の開催に向けて準備に万全を期し、市民を挙げて大会を盛り上げていくとともに、おもてなしの心で国内外のお客様をお迎えし、世界中に熊本の魅力をPRしたいと考えています。

 

大分県知事 広瀬 勝貞

大分県では、本日の会議に先んじて今月4日に行政のみならず、各界を代表する方々にご参加いただきラグビーワールドカップ2019大分県推進委員会を設立しました。

試合開催の準備や機運醸成はもちろんのこと、海外からの観戦客へのおもてなしなどを含めた受入体制の整備に向けて全力で取り組んでいきます。おんせん県おおいたで世界中の皆さんに最高の試合、最高のおもてなしを楽しんでもらいたいと思います。

ラグビーワールドカップ2019 開催都市・会場

     開催都市 試合開催会場
札幌市 札幌ドーム
岩手県・釜石市※ 釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)
埼玉県・熊谷市※ 熊谷ラグビー場
東京都 新国立競技場
神奈川県・横浜市※ 横浜国際総合競技場
静岡県 小笠山総合運動公園エコパスタジアム
愛知県・豊田市※ 豊田スタジアム
大阪府・東大阪市※ 東大阪市花園ラグビー場
神戸市 神戸市御崎公園球技場
福岡県・福岡市※ 東平尾公園博多の森球技場
熊本県・熊本市※ 熊本県民総合運動公園陸上競技場
大分県 大分スポーツ公園総合競技場
  • ※自治体名併記は連名での開催となります。