8月22日
直前合宿最終日、早朝セッションは、いつものように自重トレーニングからスタートです。
本日の朝より、大石トレーナーによる「Condition check sheet」を使っての、選手の健康チェックが始まりました。選手たちが提出したシートによって、睡眠時間、筋疲労、モチベーションなどの様子を、コーチ陣が把握します。
今日も、練習前ミーティングを入念に実施した後にグランドに入ります。アタック、ディフェンスともに「クイックセット」をキーワードに各メニューに取り組みます。また今日のセッションは、25日の韓国戦のメンバーを決める最後のセレクションになります。
星野監督は映像を用いて、本日のセッションのゴールを選手たちに示します
二ノ丸コーチによる午前中のセッションの説明
橋本S&Cコーチによるアップも本日が最後です
BKは何度も基本的な練習を繰り返します。そして、練習の合間には積極的なコミュニケーションを図っていました。
今田コーチによるFWのセッションも本日が最後です。今日も、スクラムとラインアウトのセットプレーの確認にじっくりと取り組みました。
昨日の中竹コーチングディレクターの影響を受けた円陣の様子
締めくくりは強度を極限まで高めた「ハイブリッドトレーニング」です。韓国戦のスタートメンバーを目指し、選手全員が最後まで手を抜くことなく、取り組んでくれました。
60秒間の11対11のアタックディフェンス
リカバリー30秒、コーチによりトーク30秒、選手によるトーク30秒のレスト90秒
S&C 30秒の繰り返しです。4セット連続で行いました
最後には自然と22名全員で円陣が組まれました。本日も、選手たちの成長を実感する非常に充実したセッションとなりました。
4日間で一番の暑さとなった最終日も、プールセッションで締めくくりです。グランドでは非常に緊張した面持ちだった選手たちの表情も緩みます。
大変お世話になった愛知学院大学とも本日でお別れです。この4日間本当にお世話になりました。グラウンド、プール、宿泊施設、食事など最適な環境をご提供いただき、お陰様で選手たちのコンディショニングも最高の状態で直前合宿を過ごすことができました。心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
選手たちのお腹をしっかりと満たしてもらいました
昼食後、第23回日・韓・中ジュニア交流競技会の選手団の集合場所となる中部国際空港隣接のホテルへと移動しました。移動時間はバスを乗り継いでの約1時間半。これも世界で戦うためのトレーニングです。
自分の荷物と一緒に、非常に大きく重い、チームの荷物も選手たちで分担して運びました。
バスの移動は監督・コーチも一緒です
無事に中部国際空港に到着して記念撮影
明日はいよいよ決戦の地となる韓国に乗り込みます。心身ともにベストの状態で戦い、必ずや勝利し、高校日本代表やU20日本代表そして日本代表へと繋がる大会にしたいと思います。
8月21日
直前合宿3日目。雨は上がりましたが、グラウンドが濡れていたため、早朝セッションは大学のテラスで行いました。
ゴロゴロしているだけのようにも見えますが、これも体幹のトレーニングです。
今日の練習前ミーティングは昨日のゲーム形式のセッションのレビューから始まりました。午前中のセッションでは、その修正に取り組みます。
本日は、中竹竜二コーチングディレクター(U20日本代表監督)が激励に訪れてくれました。
午後のセッションは中竹竜二コーチングディレクター(U20日本代表監督)による「考える力」というテーマのスペシャルセッションです。考えるコツやポイントについてレクチャーを受けた後、選手たちは「ラグビー人生」の過去や未来について考えるというワークを行い、それを選手間で共有しました。
最後は、U20日本代表監督としてワールドワグビーU20チャンピオンシップを戦い抜いた経験をもとに、代表選手としてのあり方、チームビルディングの方法などについて、選手とスタッフにアドバイスをしてもらいました。
午後は、スペシャルセッションのみで終了。残りの時間は、アクティブレストということで、休養とこれまでのキャンプの振り返りにあてました。
夕食後は、星野監督によるミーティングです。アウェイでの厳しい戦いが予想される今大会で、いかにマインドチェンジして、取り組んでいくべきかをレクチャーしました。
明日23日はいよいよ直前合宿最終日!25日の韓国戦まであと2回しか練習は出来ません。明日のセッションに向けて、より質が高く、強度を高めたプランニングをしています。更なる成長を目指し、選手・スタッフ一丸となって頑張りたいと思います!
8月20日
直前合宿2日目です。雨が降っていたので、早朝のS&Cトレーニングは室内で実施しました。
今日は朝から横田典之ユース統括と樋口猛U18日本代表監督が激励に来てくれました。すると、今まで激しく降っていた雨があがりました。
本日のセッションは、週末にブロック国体を控えたU18オール愛知との合同セッションでした。
午前中はFWのスクラムセッションを合同で行いました。ベーシックな内容からスタートし、8対8のライブでのスクラムまでじっくりと時間をかけて、確認をしました。
その後、午後のゲーム形式の練習に向けて、TIDユースキャンプでも取り組んだダイナミックラックの確認などを行いました。
午後は、本番を想定した試合形式の練習を行いました。
試合前のミーティングも星野先生が映像を用いて入念に行いました。
グラウンドに出た後も、アップからしっかりとスイッチを入れて取り組みました。
本日が最終日となる菊谷スポットコーチからはあらゆる場面で、チームや選手達を指導していただきました。
午後のセッション終了後には、リカバリーを兼ねたプールセッションを実施しました。グラウンドに隣接した立派な施設を提供していただいた愛知学院大学の皆さまに心より感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
明日も、更なる進化と成長を目指して、選手・スタッフ一同、意識高く元気に頑張りたいと思います!
8月19日
本日より、まだまだ残暑が厳しい中、愛知学院大学(愛知県日進市)にて日韓中ジュニア交流競技会に向けて直前合宿が始まりました。
選手・スタッフ集合後、結団式を行いました。柴田淳 日本ラグビーフットボール協会 特任理事(今回の第23回日・韓・中ジュニア交流競技会ラグビー競技 団長)のあいさつに始まり、天野寛之全国高体連ラグビー専門部副部長のあいさつ、星野明宏U17日本代表監督によるあいさつ、そしてスタッフ紹介が行われました。
星野監督のあいさつの中でチームリーダーの発表がありました。
キャプテンには箸本選手(東福岡高校)、バイスキャプテンには仁熊選手(石見智翠館高校)が指名されました。
以上2名を中心にチーム全員が主体性をもってラグビーに取り組み、日韓中ジュニア交流競技会に臨みます。
TIDユースキャンプの時と同様に、練習前ミーティングの後、グラウンドへ移動しました。
まずは、橋本S&CコーチによるS&Cセッションからスタート。二ノ丸コーチによるハンドリングセッション、その後ユニットに分かれてのセッションに取り組みました。
長距離の移動の後ということも考慮されたため時間はわずか1時間半でしたが、選手たちの意識も非常に高く、終始緊張感あふれる、充実したセッションとなりました。
夕食後のミーティングでは、星野監督よりTIDユースキャンプの振り返りと今年度のU17日本代表チームの目標である「アジアで圧勝!」の再確認、二ノ丸コーチからはチームの戦略の説明、菊谷コーチからはアウェイで戦うことの厳しさについて話がありました。
ミーティング終了後は、大石トレーナーによるパーソナルマッサージのレクチャーがありました。
明日の午前、午後はU18愛知県代表チームの皆様と合同セッションです。
明日も元気よく、更なる進化を目指して、練習に取り組みたいと思います。
柴田先生からのあいさつ
天野先生からはアウェイの洗礼の話を伺いました
選手・スタッフの集合写真撮影
練習の様子
選手・スタッフの食事風景
星野U17日本代表監督によるプレゼンテーション
二ノ丸U17日本代表コーチによるプレゼンテーション
菊谷コーチはアウェイで戦うことの厳しさについて話をしていました
大石トレーナーによるパーソナルマッサージのレクチャー