公益財団法人日本ラグビーフットボール協会(会長・森喜朗)は、独立行政法人国際協力機構(JICA、田中明彦理事長)のご協力をいただき、弊協会の取り組むアジアラグビーへの貢献活動「アジアンスクラムプロジェクト」の一環として、JICAボランティア事業を通じ、ラグビー指導者を以下の通りアジアのキルギス共和国に派遣いたします。

本派遣では、派遣対象国におけるラグビー競技の発展を目的に、地域レベルでの青少年を対象にした普及活動、クラブチーム及びナショナルチーム等の競技能力向上に向けた技術指導、また、現地のコーチやスタッフに対する指導者育成を目的に活動を行います。

今回は、満20歳から満39歳を対象に開発途上国からの要請に基づいてボランティアが自分の技術や経験を活かして活動するJICAの「ボランティア(青年海外協力隊)」としての派遣となります。

弊協会とJICAは、「JICA-JRFUスクラムプロジェクト」として、昨年7月に連携合意書を締結しました。今後もJICAボランティアとしてラグビー指導者を派遣し、開発途上国の健全な青少年の育成に貢献すると同時に我が国関係者の人材育成を進めていく予定です。

事業の取り組み

【JICAボランティア事業とは】

JICAボランティア事業は日本政府のODA予算により、JICAが実施する事業です。開発途上国からの要請(ニーズ)に基づき、それに見合った技術・知識・経験を持ち、「開発途上国の人々のために生かしたい」と望む方を募集し、選考、訓練を経て派遣します。その主な目的は、(1)開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与、(2)友好親善・相互理解の深化、(3)国際的視野の涵養とボランティア経験の社会還元です。

なかでも、青年海外協力隊は1965(昭和40)年に開始された長い歴史を持ち、これまでにのべ3万8000人を超える方々が参加しています。

応募時に20-39歳(青年海外協力隊/日系社会青年ボランティア)、40歳-69歳(シニア海外ボランティア/日系社会シニア・ボランティア)の日本国籍を持つ方が参加しています。活動分野は農林水産、保健衛生、教育文化、スポーツ、計画・行政など多岐にわたります。自分の持っている知識、技術、経験などを生かせるのがJICAボランティアの特徴です。派遣期間は原則2年間ですが、1ヶ月から参加できる短期ボランティア制度もあります。

派遣国・派遣期間・派遣者

派遣先: キルギス共和国
派遣期間: 2014年1月8日(水)-2016年1月
氏名: 服部 貴紀 (はっとり たかのり)
生年月日: 1984年6月14日(29歳)
出身: 岐阜県
所属: 日本ラグビーフットボール協会

派遣者のコメント

服部貴紀ディベロップメントオフィサー

「青年海外協力隊ラグビー隊員として、キルギスへ行く機会を得られたことを大変嬉しく感じています。
現地では国立スポーツアカデミーに所属し、ラグビー指導を行います。強化と普及育成の両面から、キルギスの人々にとって、ラグビーが夢や生きがいとなるよう、精一杯活動を行います」

■ 「アジアスクラムプロジェクト」事業の取り組み

●概要 ラグビーワールドカップ 2019開催国としての理念「アジアのためのワールドカップ」を実現し、 2020年以降にも続くアジアラグビー発展のため、日本協会として具体的な活動に取り組んでいく主体として発足。
●目的 アジアにおけるラグビーの普及発展/アジアにおける日本のプレゼンス増大/日本で開催されるラグビーワールドカップ 2019へのサポート体制作り/日本人指導者・アドミニストレーターの育成

●「アジアスクラムプロジェクト」活動報告ホームページ(http://www.jrfu-asianscrum.jp

アジアラグビー貢献プログラム「アジアスクラムプロジェクト」の内容の紹介と、アジア地域でのラグビーネットワークの構築を目的に、指導者派遣など 2012年1月から実施しているプロジェクトの活動を報告しています。

<参考資料>
アジアラグビーフットボール協会 加盟国

アフガニスタン、ブルネイ、カンボジア、中国、台湾、グアム、香港、インド、インドネシア、イラン、日本、ヨルダン、カザフスタン、韓国、キルギス、ラオス、レバノン、マカオ、マレーシア、モンゴル、パキスタン、フィリピン、カタール、シンガポール、スリランカ、タイ、ウズベキスタン、アラブ首長国連邦(英字表記順)