■2013年11月22日(金)

とうとう明日23日にスペイン代表戦を控え、前日練習となりました。
前日練習の前にはチームミーティングが行われ、負傷のため急遽帰国することになったウィング選手が挨拶。
「最後の方はなかなか練習にも参加することができずみんなの役に立たなくて申し訳ない。ハードな練習ばかりなのに、みんな一つも文句も言わず一生懸命練習している姿を見て、こんなに素晴らしいチームの一員で良かったと思った」とウィング選手。
選手たちから拍手が送られました。

そしてスペイン代表戦で出場すれば50キャップ目となる畠山選手。

廣瀬キャプテンからは「今シーズン最後の試合に出場できることがうれしい。
今年のテーマはみんなで進化として、ずっとやってきた。これを見せてJapan Wayをやっていきたい。当然のごとく来年があると思わないで、明日の試合が最後だと思ってやっていこう」と奮い立たせる言葉がありました。

試合前日練習は実戦形式の練習を行いました。

BK陣は練習後、沢木BKコーチとパスゲーム行いました。
一人一つずつボールを持ち、そのボールを上に投げつつ、横から来るパスを繋いでいきます。一人の不用意なパスが失敗に繋がるのはゲームでも試合でも同じです。

快晴に恵まれた中での試合前日練習。
最後は肩を組み、円陣で終了。

日本代表は日本時間23日24時にスペイン代表戦を行い、24日にスペインを発って、25日に日本に帰国します。
「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2013」の最終戦となるスペイン代表戦、応援をお願いします。

■2013年11月21日(木)

本日21日、23日のスペイン代表戦のメンバーが発表となりました。

1 平島 久照
2 堀江 翔太
3 山下 裕史
4 大野 均
5 トンプソン ルーク
6 ヘンドリック・ツイ
7 マイケル・ブロードハースト
8 菊谷 崇
9 田中 史朗
10 小野 晃征
11 山田 章仁
12 田村 優
13 マレ・サウ
14 廣瀬 俊朗 
15 五郎丸 歩
16 湯原 祐希
17 三上 正貴
18 畠山 健介
19 真壁 伸弥
20 ジャスティン・アイブス
21 日和佐 篤
22 霜村 誠一
23 今村 雄太

朝はBK陣は体の可動域を高めるアクティベーションで関節周りなどを柔らかくして、ストレッチなどを行いました。

アクティベーションでは3人並んでいる選手達がいかにシンクロできているかを競いました。きちんと合っているでしょうか?

FW陣はラインアウトのウォークスルーを行いましたが、その前にジャンパーを持ち上げるためにいかに速く動作をできるかをメディシンボールを使って練習。
かなり選手同士が近いですが、これによってジャンパーの高さが少し異なります。

その後はウォークスルーでサインやポジションの確認などを行いました。

試合2日前ということで、今日21日は少し強度を落とし、選手たちは各自リフレッシュに務めたようです。

スペイン代表戦は日本時間11月23日(土)24:00キックオフです。
「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2013」最終戦となります。
応援をよろしくお願いします。

■2013年11月20日(水)

昨日19日の練習がかなり強度も高く、スピードもあった練習だったことから本日20日の練習は急遽午前中の練習の1回となり、選手たちの疲労を回復させることを最優先となりました。
ただ、練習に手加減はありません。

まずBKとFWが分かれて練習を開始。
BK陣は室内でウェイトトレーニングや可動域を高めるアクティベーションを30分ほど行いました。

その間、FW陣はダルマゾスポットコーチの下、スクラムセッションを行いました。
「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2013」のテストマッチでは初めてのスタメンとなる山下選手と平島選手。ダルマゾスポットコーチの指示に耳を傾けます。

その後はFWとBKが一緒になり、全体練習。実戦形式の練習を行いました。
シェイプの確認などもしっかり行い、疲労は残る身体ながらも選手たちは集中した練習を行いました。

練習の最後は恒例のハイパントキャッチなどを行ったBK陣。
前回のロシア代表戦で初キャップをとった山田選手はスペイン代表戦ではスタメンです。

五郎丸選手は最後にキック練習を行っていました。

ツアー最終戦となる23日のスペイン代表戦へ向けてメンバーも確定し、あとは勝利のみ。勝って有終の美を飾ります!

■2013年11月19日(火)

本日19日も日本代表は早朝練習からスタートです。
ブランビーズプランクと呼ばれる片足と反対の片手を伸ばしての体幹を鍛えるトレーニング。ピックアップされたのは畠山選手、真壁選手、平島選手。

その後真壁選手と畠山選手はその後さらに体幹トレーニング。
約85キロの村上S&Cコーチが上に乗り、さらに首には横や上からプレッシャーをかけられます。

午前中の練習はBKとFWに分かれてのトレーニングとなりました。
ウェイトトレーニングやストレングスのメニューをいくつか行いつつ、横一列狭い位置から決められた距離内でワイズマンテルヘッドコーチ代行らのプレッシャーを受けつつパスを繋いで行くスキルの練習を行いました。

そしてブレイクダウンの練習。

また4カ所に選手が分かれ、次の選手にパスまたはキックで繋いでどんどん回って行くスキルを高める練習。

そして全員が一斉に正面またははす向かいの選手にキックしてキャッチする練習。5回ミスなしで続くまで行い、スキルの向上に務めました。

FW陣はラインアウトの練習。
まずはウォーミングアップで円になって、ワイズマンテルヘッドコーチ代行がいろいろなところに落とすボールをキャッチします。

落としてしまうと、全員で腕立て伏せのペナルティー。
もちろんワイズマンテルヘッドコーチ代行も一緒に行います。

3人1組になり、どの組がジャンパーを一番早くあげられるかというのも競争しました。

午後の練習では実戦的なゲームの練習を全員で行いました。
平島選手はダルマゾスポットコーチのマンツーマンのスクラム指導を受けていました。

練習後はアイスバス。外でのアイスバスなので、気温が10℃以下の中、氷たっぷりのアイスバスに入るのは選手たちもかなりきつそうでした。

その後は芝生に戻り、アイスウォークと言われるアイスバス後の関節をしっかり動かして、リカバリーに務めました。

ハードな練習を2日間連続で行い、選手たちも少し疲労がたまってきたようですが、遠征もあと数日。最後まで出し切って最終戦のスペイン代表戦は勝利で飾ります!

■2013年11月18日(月)

スペインに16日夜遅くに到着し、17日はリカバリーに務めた日本代表。
18日からは「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2013」の最終戦となる23日のスペイン代表戦へ向けて、始動しました。
6時からの早朝練習はFWとBKに分かれ、それぞれ有酸素運動の約40分間のセッション。約2日ぶりにどっと汗をかくメニューでした。

そんなつらい練習の合間にも笑顔を見せていたFW陣。まだまだ余裕はありそうなのでスペイン代表戦も期待できそうです。

午前中の練習は再びFWとBKにわかれ、それぞれウェイトトレーニングメニューを中心に行いました。

FWはグラウンドに出てラインアウトの確認。ジャンプはなしでサインや動きなどの確認を中心に行いました。

ロシア代表戦直前の途中合流となった湯原選手。時差ボケも大丈夫なようでした。

午後の練習は全員で試合会場のスタジアムで練習を行いました。
スペインに来て初めての青空がようやく午後は見れました。
ただ、気温は10℃前後と北ウェールズなど今まで遠征でまわった場所からあまり変わってません。

BK陣はまずシェイプの確認とオプションの判断の練習を行いました。
先日のグロスター戦で負傷した松島選手ですが、本日の練習からチームに合流しました。

先日のロシア代表戦では簡単なミスが目立っていた選手たちは、今日の練習でもミスをすると20回の腕立て伏せをペナルティーで行いました。

スクラムハーフの2人、田中選手と日和佐選手はスクラムサイドからのキックの練習を行いました。
お互いのいる位置へきっちりキックを行い精度を高めます。
最後はコンペティション。蹴り合いを行い、どちらが精度が高かったかを競い合いました。
結果は・・・、日和佐選手が1本の差で勝利でした。

また、小野選手と今村選手が何かを引っ張りながら猛ダッシュ。

何を引っ張っていたかというと20kgのウェイト。
初速を速くするためのトレーニングでした。

今年最後となる試合、連勝で締めくくるためにも、明日19日も早朝からの1日3回の練習を行い、23日のスペイン代表戦へ備えます。