過日より入院中の日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズの健康状態につきまして、ラグビーファミリーの皆様にご報告いたします。

ジョーンズ ヘッドコーチは10月15日夜、東京都内の病院に入院し、脳梗塞と診断されました。今後も入院加療を行う予定です。

弊協会ではジョーンズ ヘッドコーチのこうした健康状態を考慮し、11月2日にニュージーランド代表(オールブラックス)と対戦する「リポビタンDチャレンジカップ2013」(直前合宿期間を含む)並びに11月3日からのヨーロッパ遠征「ラグビー日本代表 リポビタンDツアー2013」では、現日本代表テクニカルアドバイザーのスコット・ワイズマンテル(42歳)にヘッドコーチ代行を務めさせることにいたしました。

ジョーンズ ヘッドコーチの家族を通じてのコメント、及び、日本代表ゼネラルマネジャー 岩渕健輔のヘッドコーチ代行に関するコメントは、以下の通りです。

「オールブラックス戦や遠征を目前にした大切な時期に、皆様にご心配をかけ、申し訳なく思います。体調回復を最優先に、現時点でできる範囲内で今後に向けた準備をしていきます。
1日も早くベストのコンディションで日本代表の指導に復帰するため、オールブラックス戦と遠征はJAPAN WAYを最も理解しているワイズマンテルテクニカルアドバイザーにヘッドコーチ代行を委ねることにしました。自分でチームを率いることができないのは残念ですが、ワイズマンテルはチームを正しい方向に進ませ続けてくれるでしょう。ワイズマンテルらスタッフ、廣瀬キャプテンをはじめとする選手たちが、JAPAN WAYで世界を驚かせてくれると信じています。引き続き日本代表チームへの応援をお願いします。」

2013年10月18日
日本代表ヘッドコーチ エディー・ジョーンズ

「エディー・ジョーンズ ヘッドコーチの一日も早い全快を心から願っています。ジョーンズの早期復帰を視野に入れながら、現体制でのこれまで以上の強化を考え、日本代表テクニカルアドバイザーのワイズマンテルをヘッドコーチ代行とすることが現時点でのベストの選択と判断しました。これは、ジョーンズの入院後にご家族を通じてジョーンズの意向を確認した上の決定です。11月2日のオールブラックス戦、そしてヨーロッパ遠征でのスコットランド代表などとの4試合で、日本代表チームとして更なるレベルアップを目指します。」

2013年10月18日
日本代表ゼネラルマネジャー 岩渕 健輔