トライリージョンズ（三地区対抗戦）概要・メンバー ●6月25日(火) 4泊5日の合宿も本日が最終日です。5日間天候にも恵まれ、多くの方々にサポートしていただき予定通りの内容が行えました。 本日も朝からS＆Cトレーニングをみっちりと行いました。最初はなかなかうまくとれなかった姿勢ももうすっかりマスターです。しかし、大切なのはこれを合宿終了後も継続していくことです。 恒例の早朝トレーニング 岩手県スポーツ健康課長 平藤様よりお言葉 最終日の今日は新しくシャッフルしたチームでのゲームです。 ゲーム前に岩手県教育委員会スポーツ健康課より平藤課長が激励に来て下さいました。 ゲームはA-B、B-C、A-Cの順に行い、結果はA 25-5 B、B 0-30 C、A 24-5 Cという結果に終わりました。 試合の様子 試合の様子 試合の様子 試合の様子 試合の様子 試合の様子 試合の様子 試合の様子 次の試合に向けて 試合の様子 試合の様子 試合の様子 試合の様子 その後グランドで閉講式を行いました。 岩手の方からはワールドカップの誘致もされているので「ワールドカップで選手として戻ってきて欲しい」、「被災現場に立って何かを感じたことと思います」などのお言葉をいただきました。本当に良い経験をさせていただきました。 高体連の先生方、ユーススタッフからは「感謝」「恩返しをする気持ち」「帰ってからの行動」「次会う時には一回り大きくなって」「経験で終わらず次に活かす」「更なる成長を目指して」などの言葉をいただきました。 今回も本当に多くの方々に支えていただきました。 多くの方々からの激励、差し入れや、ホテルの方々にも素晴らしい環境を整えていただきました。グランド関係者の方、そして多くの岩手県の先生方・高校生、練習がスムーズにいくよう練習の内外でサポートしていただきました。練習がすぐに始められるようにグランド環境を整えていただき、暑い日には水分補給をフル回転で、風の強い日にはテントが飛ばないように交替で支え、ゲームの時にはビデオ取りを手伝ってくれたり･･･練習が予定通り行えたのはこういった支えがあったからだと思います。言葉では言い尽くせませんが本当にありがとうございました。 選手諸君はまた各チームへ戻り、この合宿で得たものを上積みにし更に練習を重ねることと思います。プレー面でそして心の面でも成長することがここでお世話になった方々への恩返しになるのではないかと思います。これからの彼らの活躍を期待します。 試合後のレビュー お世話になった岩手県の皆様 ●6月24日(月) 恒例になった早朝のストレングストレーニングからスタートです。日に日にメニュー、強度もレベルアップします。 明日はシャッフルしたチームで試合を行う選手たち。午前はそのチームに分かれ、明日の試合に向け、アタック、ディフェンスのドリルを行いました。合宿当初はおとなしかった選手からも「ハンマー！」「レッグドライブ！」「キーワード！」など、積極的なコールが飛びかっていました。 その後、フォワードとバックスに分かれ、フォワードはスクラム、ラインアウト、ブレイクダウン。バックスは高校日本代表のベースとなるアタックの動きを入念にチェックしていました。 早朝トレーニング 正しい姿勢をキープ シャッフルチームでウォーミングアップ ブレイクダウン 別メニューでストレングス 野沢リソースコーチのセッション ムーブの確認 ジャンパーはスティックを意識 スクラムセッション 仕掛ける 高校委員会 柴田委員長よりお言葉 ペアでクールダウン 練習後コーチングのレビュー 食事もトレーニング ●6月23日(日) 本日は被災地ボランティアの日です。 出発前に津波が押しよせ街が流れていく大船渡の町のDVDを見ました。 押し寄せてくる津波に車がのまれ、家が流され、街が襲われていきました。3.11の悲惨さを再認識しました。 バスに乗り込み2時間近くかけて釜石へ移動しました。 午前中は釜石シーウェーブのグランドでスクールの子供たちの指導を行いました。小学校1年生から中学校の子供たち約60人が参加をしました。選手たちはとても優しい「お兄さん」で子供たちに接してくれていました。子供たちはとても楽しそうに取り組み約1時間の指導はあっという間に終わってしまいました。 最後にはスクール代表と高校生代表が「キック1本勝負」を行いました。スクール代表が勝ち、高校生から泣きの1本が入りましたが、子供たちは「だめー！」とシャットアウトをし、大変盛り上がり終了しました。 自分たちがプレーするのとはまた違った角度でラグビーに取り組めました。 大船渡の津波のDVDを見る選手 スクールの子供たち 先ずは自己紹介 スクールの子供たちと一緒に スクールの子供たちと一緒に リフティングをしてもらいました スクール生の期待を一手に背負って。キック一本勝負 スクール生からお兄ちゃんたちにお礼 釜石シーウェーブの素晴らしいグランド 全員集合です！ 昼食をはさんで午後はガイドさんに説明していただきながら被災地を訪れました。更地になったまま雑草が生い茂った土地、壊れたままの建物、根元から折れた電柱、ガレキの山、まだまだ手つかずの所も多く、厳しい現状を生の眼で見ることができました。 また、ガイドさんからは防災教育の大切さも教わりました。迫りくる津波の中、鵜住居小学校、釜石東中学校の生徒がどのような行動をとったのか。地域住民を巻き込みながらどのように避難をしたのか。甚大な被害を負った地域でしたが犠牲者は少なく、日頃の防災教育がいかに大切なのかということを教わりました。 我々も復興に少しでも役に立てればとグループホームやトライアスロン会場の草引きを中心に約1時間半行いました。とても貴重な経験をすることができました。 明日からは今までのチームをシャッフルして新しいチームで行います。夜のミーティングは全体ミーティングの後チームミーティングを行いました。 全体ミーティングは高崎コーディネーターよりU20について、そしてU20につなげるために高校生でやるべきことなどのお話がありました。「100%の力で常に練習をやりきる」これが一番大切なことです。 チームミーティングでは新しいスタッフとの面談も行いました。新しいメンバーと新しいスタッフと明日からがまた楽しみです。 被災状況を目の当たりに 津波メモリアル ボランティア活動 ボランティア活動2 ボランティアが終わって選手代表のあいさつ ボランティア後に ボランティア活動の際にお手洗いを提供して下さった宝来館のおかみさんも大漁旗で見送ってくださいました 夜の全体ミーティングの様子 【番外編】 本日はスタッフ数人がオール岩手のコーチングを行いました。オール岩手コーチングスタッフからのリポートです。 「オール岩手のコーチングを行いました。 昨日トライリージョンズと“四つ巴”のゲームをしたにもかかわらず、朝から100％。選手は大変意欲的でした。S&Cセッションを挟みながら、アタック、ブレイクダウン、ディフェンスのセッションを行いました。今日の練習でＭＶＰに選ばれた大和選手はハードワークを厭わないＦＬで、今後が楽しみ。彼らのミニ国体での健闘に期待しています！（リソースコーチ野澤）」 ●6月22日(土) 朝早く起床した選手たちは朝食前に竹川コーチのレクチャーのもとストレングスセッションを行いました。このユース世代にとても重要とされているトレーニングに、初めは眠そうにしていた選手たちでしたが、最後は汗がたれるほど積極的に取り組んでいました。 朝食後グランドに移動し地域チームに分かれ、午後の試合に向けトレーニングを行いました。最高のパフォーマンスを見せたい選手たちは自分のやるべきプレーを入念に確認していました。 練習後は地元・釜石シーウェイブスの元HCでもあり、高校日本代表の先輩でもある桜庭吉彦さんから選手たちへ、将来の日本代表になり世界で戦うことに自覚、覚悟をもって毎日の練習に取り組んでほしいと心構えのお言葉をいただきました。 部位に意識を ペアでのトレーニング 低い姿勢でレッグドライブ 仕掛ける アタックの確認 FWスクラムセッション 桜庭さんよりメッセージ 元高校日本代表笹田学さんよりお言葉 午後は立派なグランドを2面使い、東、中、西日本に地元のオール岩手を加えて総当たりの試合を行いました。試合相手をしていただいたオール岩手のみなさま、ありがとうございました。 【三地域対抗の試合結果】 東日本 5‐7西日本 西日本10‐26中日本 中日本12‐19東日本 東日本vs西日本 中日本vsオール岩手 東日本vsオール岩手 ●6月21日(金) 本日よりトライリージョンズが始まりました。全国各地より72名の選手が岩手県北上市に集まってきました。 岩手県北上市は3年後に国体開催を控え、我々を大変歓迎してくださいました。 北上市長様をはじめ、北上教育長様、岩手県ラグビー協会様、北上市ラグビー協会様、東北高体連様、JAいわて花巻様、釜石シーウェーブ様より多くの激励のお言葉、様々な激励品を頂戴しました。 「絆」「ラグビースピリッツ」これが一番大切なもの。それをやっている誇りを持ってほしい。成長して帰って欲しい等々のお言葉をいただきました。 今回のトライリージョンズは3日目に釜石へ復興ボランティアへ行きます。今までにないプログラムです。「現場を見て何かを感じて欲しい」そんなお言葉もいただきました。 高橋北上市長様よりご挨拶 小原北上市教育長様よりご挨拶 菊池岩手県高体連専門部長様よりご挨拶 小原釜石シーウェイブGMよりご挨拶 今回のスタッフ 北上市よりヤクルトをいただきました 北上市ラグビー協会様よりミネラルウォーターをいただきました JAいわて花巻様よりブランド豚「白ゆりポーク」をいただきました 東北高体連様より手拭いをいただきました 岩手県高体連よりTシャツをいただきました 3日目のボランティアの時にこれを着て作業をします 開講式の様子 その後グランドへ移動し本日は10mダッシュ、立ち幅跳び、20mシャトルランを測定しました。測定終了後はS&Cのセッションを中心に行い、最後に各チームセッションを行いました。今日の北上の気温は22℃くらいで大変動きやすい気温でした。 夜のミーティングは中竹コーチングディレクターから育成方針についての講義がありました。岩手の選手もミーティングに参加し、とても熱心に聞き入っていました。 今日は練習も2時間程度だったのでまだまだお互いがわからず、全体的に緊張感が漂っています。明日以降は練習もハードになりゲームも入ってくるのでコミュニケーションが図れていくと思います。 W-UPの様子 立ち幅跳び 西日本メンバー 東日本メンバー 中日本メンバー チームセッション 夜のミーティングの様子
