10月10日(日)

合宿最終日です。台風一過で清々しい朝を迎えました。本日の朝の奉仕活動は神殿前の清掃です。昨日までの台風で枝葉が結構落ちていたので随分とやり甲斐がありました。

本日はフィットネステストの1500m走を行いました。ここでも全般的に大学生がよくリードしてくれました。

練習終了後は4日間お世話になったグラウンドや競技場の清掃活動や、自分たちが使った用具の手入れを心を込めて行いました。ユースではそういった「感謝する気持ち」や「物を大切にする心」「奉仕する心」というのを大切にしています。それは、「人の役に立つ」という点できっとプレーにも現れてくると思います。

ラグビーシーズンで自チームが忙しい中、参加してくれた選手達に感謝しています。これからまた自チームに戻りますが、常に「世界」を想定して取り組んで欲しいと思います。

◎田中統括・閉講式挨拶
「怪我もなく無事終了して何よりです。みなさんには支えてくれる人がたくさんいることを忘れないでください」

神殿前の清掃
神殿前の清掃

合宿終了。おつかれさま
合宿終了。おつかれさま

10月9日(土)

台風22号接近のため、悪天候でのセレクションマッチが予測されたが選手・スタッフ全員で心を込めて神殿に参拝できたおかげで、雨も上がりました。

セレクションマッチは、日本代表萩本監督、マスメディア、地元高校生、選手家族らの見守るなか、大きな怪我もなく無事、終了いたしました。皆様のご声援に感謝いたします。今後もご声援、宜しくお願いいたします。

◎石塚ユースコーチ
「今合宿は、大学生が中心となり合宿を盛り上げてくれました。日本人の特性であるリズムとテンポを心がけ、生きたボールを出し、チャンスを作りたい」

セレクションマッチ
セレクションマッチ

日本代表の萩本監督も視察
日本代表の萩本監督も視察

ミーティングの様子
ミーティングの様子

10月8日(金)

台風の接近に伴い、朝から徐々に雨脚が強まりました。午前中の練習は天理教語学院の体育ドームをお借りし、ディフェンス練習を行うことができました。雨天でも順調に練習メニューをこなすことができ、本当に感謝しております。天気予報では90%の確率で午後も雨でしたが、練習時間になると雨脚が弱まり練習中はほとんど雨が降ることなく全員の心がけの良さを感じました。

午後の練習には萩本日本代表監督が選手の激励にいらっしゃってくれました。「君たちをしっかりと見させてもらいますから、頑張ってください」との言葉に選手諸君の緊張も一段と高まりました。

我々ユーススタッフが選手諸君にいつも強調しているのは「将来、日本を代表する選手に一人でも多くなって欲しい」ということです。こうした合宿や海外遠征の経験が選手諸君のラグビー人生に大きな糧となってくれればこんな嬉しいことはありません。日本代表のスコットランド・ウェールズ遠征メンバーにU19日本代表として一緒に戦った3人の選手が選出されました。1999年のウェールズ大会に参加した瓜生選手、武井選手、2001年のチリ大会に参加した久住選手。代表選手として活躍してほしいと思います。また、今年代表デビューを果たした森田選手は2003年フランス大会で9位と好成績を収めた原動力となった選手でした。スコットランドに勝利し過去最高の7位となった今年の南アフリカ大会のメンバーも各チームで活躍し始めてくれています。京都産業大の田中選手、帝京大の堀江選手、早稲田大の畠山選手、権丈選手、五郎丸選手ら紹介しきれないくらいの選手が頑張っています。今年のチームも過去のチームに負けないようなチームにしていけたらと思います。

◎石塚ユースコーチ
「萩本日本代表監督に来て頂き、選手たちも合宿の重みを一層感じてくれました。朝の参拝等、選手の真摯な態度が順調な合宿につながっています。より一層の努力を重ねていきたいと思います」
(小見山博)

激励する萩本日本代表監督
激励する萩本日本代表監督

実戦的となった練習
実戦的となった練習

10月7日(木)

今回も一人の遅刻もなく、順調に合宿がスタートしました。大学1年生の有資格者(生年月日により)も招集し、アジア大会に向けての合宿です。昨年のマレーシア大会では4年ぶりにアジア王座を韓国から取り戻しました。12月に行われる中国・昆明大会でもアジア王座を何としても守りたいと思います。

100m、400mの測定とキック処理からの展開練習とランニング主体の練習に選手諸君は少々疲れ気味でした。

夜のミーティングでは田中ユース統括、石塚ユースコーチからユースの目標やアジア大会、世界大会の生の話をいただき、選手諸君もより目標が身近になってきました。

台風が近付き、2日目からの天候が少し不安ですが、この合宿を充実させアジア大会へいいスタートしたいと思います。

◎石塚ユースコーチ
「この合宿から大学1年生も招集しました。高校生、大学生がお互いに刺激し合いよりよい合宿になってくれればよいと思います。昨年、奪還したアジア王座をこのまま手放すことがないようなチームづくりを目指していきたいと思います」

(吉田佳代)

練習説明をする田中ユース統括
練習説明をする田中ユース統括

ランニング主体の練習
ランニング主体の練習