「第85回 全国高校ラグビー大会」の大会キャラクター、そしてテーマソングの発表記者会見が11月23日、東京・秩父宮ラグビー場で行われました。 大会キャラクターに決まった中村優さん 大会キャラクターは中村優さん 大会キャラクターは、講談社の美少女コンテスト「ミスマガジン2005」で審査員特別賞に輝いた中村優さん(18才)に、そしてテーマソングには、松任谷由実さんのヒット曲「ノーサイド」に決まったことが発表されました。会見の場には、中村優さんと日本協会の森会長が出席しました。中村優さんは今後、12月3日(土)の抽選会、27日(火)の開会式、大会中の取材や番組に出演する予定です。 ◎森会長: 「会う前は中村優ちゃんを男の子だと思っていました。ラグビーでは自分がスターになるように仕向けません。犠牲的な精神を持って臨みます。そんな勇気・協調・犠牲的な人と結婚しなさい」 ラグビーを知らない人へのメッセージとして「食わず嫌い、しず嫌いな人が多いのでぜひとも会場に足を伸ばして生のプレーを見てほしい」 選手へは「花園は夢、行ける人は少ないのでそれぞれの都道府県代表として出場してほしい、また責任を持って」 ◎中村優: 「スポーツは大好きで、何度かラグビーを見るうちに好きになりました。精一杯応援したい。会長を初めて見た時、ガッチリした優しい方だと感じました。ラグビーのプレイを見てみたいです」 ◎森会長: 「最近、幾度かプレイしたが、英国にも勝ったんだよ。早々にもまた議員ラグビーをしなければならないね」 ◎中村優: 「その時には、ぜひ応援したいです」 同年代の選手へのメッセージとして「怪我には気をつけて、頑張ってほしい」 大会テーマソングは「ノーサイド」に 一方テーマソングの「ノーサイド」は、新進のデュオ「フォノジェニコ(Fonogenico)」がカバーします。フォノジェニコは高山奈帆子さんと川口潤さんの二人組。来春、BMG JAPANからメジャーデビューが決まっています。以下、おふたりのコメントです。 ――「ノーサイド」をカバーすることが決まったときの感想は? 高山「お話をいただいたときには正直驚きましたが、とてもうれしかったです。松任谷由実さんは中学生の頃からよく聴いていて、大好きなアーティストの一人でしたので、自分がカバーして歌うというのは不思議な気持ちもしましたが、とても楽しくやらせていただきました」 川口「まだ新人のぼくらにこんな名曲のカバーのお話をいただくとは予想もしていませんでしたので、とても光栄に感じました。美しいエレピの印象的なイントロで始まる曲なので、とてもやりがいのある曲だと思いました」 ――大会に出場する高校生選手にメッセージを。 高山「ラグビーにかけた情熱を、この曲と一緒に大切な高校時代の1ページに刻んでもらえたらうれしいです。応援しています」 川口「高校生ラガーマンのひたむきなプレイを通じて、ぼくらの演奏したこの曲・メッセージが、その友人、ご両親など世代を超えて広がってゆくことを願っています。ぼくらの音楽で、みなさんの青春の1ページをつくるお手伝いが少しでもできるなら、とてもうれしいです」