個々の体格、フィットネスで勝る東海と、組織で働きかける立命館、序盤から接点の攻防が激しいラグビーで始まった。ラインアウトからのセットプレー、モールで終始優位に進める東海を激しいタックルで止める立命館。見ごたえのある攻防が続いた。後半、バックスリーの突破力を生かした東海大が勝利を決めた。 東海大学 36-7 立命館大学(12月17日) ◎立命館大学 ○W・シェルフォード監督 「強い相手に100%の力を出し切れたと思う。また、選手が100%出したことは、評価したい。東海のボールキープ力、高いディフェンス能力にかなわないところも多いが、自分たちのミスも多い」 ○藤本主将 「自分たちはチャレンジャーという意識で得意のラインアウト、ライン攻撃を仕掛けたが崩せなかった。後半強いチームが強いチームと思っているが、まだまだ力不足。2、3回生が多いチームなのでこの経験を生かしてほしい」 ◎東海大学 ○木村監督 「瑞穂に初めて来た。失点を抑えて東海らしさを見せようというテーマで臨んだが、攻めがチグハグでリズムがつかめなかった。1週間で修正したい」 ○豊田主将 「立命館の激しいプレッシャーで東海の攻め守りができなかった。また、ミスも多かった」