内山ヘッドコーチ(右)、鈴木ゲームキャプテン
内山ヘッドコーチ(右)、鈴木ゲームキャプテン

 

大阪体育大学 28-17 流通経済大学(12月17日)

◎流通経済大学
○内山達二ヘッドコーチ
「前半にミスが多く、思い描いたゲームプラン通りにならなかった。後半は良く追い上げたが、追いつかなかった。ただあきらめなかったプレーヤー達を私は誇りに思う。モール対策は3パターン想定していたが、ロッキングが巧く機能せず、コラプシングをとられたことが誤算だった。後半修正したが、間に合わなかった」

○鈴木敬弘ゲームキャプテン
「FWの出来は今シーズン最高だったし、BKも良く走った。今はただ、お疲れ様と言いたい。
(大阪体育と関東リーグ戦グループ各チームとの違いを訊かれ)穴もあったが、関東学院や法政とは違う強さだった。あそこまでモールを支配されるとは思わなかった。まぁ、各チームそれぞれの特徴があり、一概には言えないが、いいチームだったと思う。
(穴とは?との問いに)左右に揺さぶると、ほころびが出てきた。タックルも関東学院ほどの厳しさはない」

○藤田大吾キャプテン
「(アフターマッチファンクションにて)セットプレーのミスが勝敗を分けた。大型FWに圧倒された。大阪体育には、次の明治戦に向けて我々の分も頑張って欲しい」

 

坂田監督(左)、平瀬キャプテン
坂田監督(左)、平瀬キャプテン

 

◎大阪体育大学
○坂田好弘監督
「前半、効率よく得点を重ねたが、後半相手のペースに巻き込まれてしまった。
(CTB山下の負傷退場に関連して)山下の退場後もゲームプランは変わっていない。微妙なパスのタイミングはずれたと思うが。山下は靱帯損傷の疑いがあるので心配している。後半、流通経済にモールを押し切られトライされたことは大いに反省すべき点である。前半巧くコントロールしていただけに、後半取りきれなかったことは次への課題である。関西リーグの同志社戦と違い、個々の"熱さ・ひたむきさ"が不足していた。前半のBKプレーをはじめとする"体大"らしさはひたむきな姿勢であり、この1週間、プレーヤー個々に再認識させたい」

○平瀬健志キャプテン
「後半、気の緩みが出て相手のリズムにはまってしまった。中盤でFW戦にこだわり過ぎ、ペースを崩した。後半をどう戦うかが、次戦への課題である。
(リーグ戦とトーナメント戦との意識の違いを訊かれ)負けたら終わりという緊張感と関西1位の誇りが交錯している。京都産業へ激励のエールを送ろうと思い、チームとして早く会場入りした。京都産業の小西主将は高校時代の仲間(東海大仰星高)であり、また同じ関西勢として戦いたい気持ちがそうさせた」