U20日本代表強化合宿
●5月4日(日)

今日が、合宿最終日となります。通常よりも早い時間に動きだしとなりました。はじめはグラウンドにて齋藤コーチからアタックの説明があった後、ユニットに分かれて練習を行いました。

FWはサインプレーの動きの確認を行ったあと、スクラムの練習をしました。世界大会では大きな外国人選手に対して、どうやって良いスクラムを組んでいくかは非常に重要になります。それだけに、今合宿でもスクラムのトレーニングに時間を使ってきました。
BKはラインアタックのサインの動きを確認した後、地域、条件を変えて動きの確認を行いました。
最後はチームで動き、今までやってきた、ゲートへの仕掛け、展開の確認をして練習を終了させました。

一週間の長丁場でしたが、トップリーグの選手に胸を借りたり、いい練習ができたと思います。
これから、本番まであと少し、選手たちそれぞれにチームに戻ってからも調整を続けてもらいたいと思います。

アイセア選手、ロトアヘア選手、山崎選手   斎藤コーチより説明
アイセア選手、ロトアヘア選手、山崎選手 斎藤コーチより説明

判断・コミュニケーション   スクラム
判断・コミュニケーション スクラム

スクラム   BKの攻撃 オプションの確認
スクラム BKの攻撃 オプションの確認

BKの攻撃 オプションの確認   チームでの動き
BKの攻撃 オプションの確認 チームでの動き

チームでの動き   合宿参加選手たち
チームでの動き 合宿参加選手たち

今合宿のリーダーたち(有田隆平選手、マイケル・リーチ選手、中浜寛造選手)
今合宿のリーダーたち(有田隆平選手、マイケル・リーチ選手、中浜寛造選手)
●5月3日(土)

昨日に引き続き、雨に見舞われ、雨の中での練習となりました。まず、グラウンド到着後は、東芝ブレイブルーパスのクラブハウスをお借りし、ミーティングを行いました。そこではチームのサインやコールの確認を行い、それを元にグラウンドへ出て練習を行いました。

グラウンドではゲートへの仕掛け方の動きの確認を行い、3-2と状況を変えての練習を行いました。次にスターターオプションの確認、ライン攻撃の確認をしました。雨も時折強さを増してきたので、選手の体調も考え、トレーニングを少し早めに切り上げて終わりました。

午後は、コーチ陣が用意した午前中の練習の映像をもとに、ミーティングをまずはじめに行いました。雨も止み、太陽が顔を出すいい天候の中で、練習を行うことができました。まずはじめに2-2、3-2とDFに対する仕掛けの練習を行いました。そこでは仕掛けの動きだけでなく、最後までサポートすること、ミスの後の動きなどもコーチ陣より指示が飛んでいました。次にラインアタックを行い、FWとBKの判断、動き方などの確認をしました。そして、スターターオプションの確認を行ったあとタッチゲームをして終了しました。
明日は、合宿最終日。午前中のみ練習を行います。

ゲートへは仕掛けるプレーヤーのコミュニケーションが重要になります   仕掛け
ゲートへは仕掛けるプレーヤーのコミュニケーションが重要になります 仕掛け

ラインアタック   仕掛け
ラインアタック 仕掛け

コーチから動きの確認   ゲートを突破
コーチから動きの確認 ゲートを突破

トレーニング   タッチゲーム
トレーニング タッチゲーム
●5月2日(金)

本日は、選手たちの疲労具合も考え、午前中のセッションを変更し、Player's Meeting を行いました。今年の、U20 6nations の試合を見て、選手たちだけで、ミーティングを行っています。選手たちで話し合うことはお互いのコミュニケーションを高め、仲間同士の考え方を知るいい機会になり、お互いの理解度も深まると思います。

午後からは、天気が崩れ雨となりましたが、グラウンドへ移動し、最初の一時間は、FW・BKに分かれてトレーニングを行いました。FWは東芝ブレイブルーパスのウエイト場をお借りしてウエイトトレーニング、BKはグラウンドで個人練習を行いました。

その後、選手を2チームに分けて、スクラムからの、一次攻撃、二次攻撃とフェーズ重ねたときのライン攻撃の確認を行いました。
生憎、雨がひどくなり、練習を途中で切り上げるといった形になりましたが、明日は、また集中して、120%の質のある練習をしてくれると思います。

前回の合宿から選手には「武士道」を読んでもらっており、今朝、読んだあとの個人レポートを出してもらっています。夜のミーティングではそれをもとにグループで話し合いを行いました。自分の考えと仲間の考えをすり合わせて、一つのものを考える、非常に重要なことです。

明日は午前・午後とグラウンドにてセッションを行います。

ウエイトトレーニング   ウエイトトレーニング
ウエイトトレーニング ウエイトトレーニング

個人練習   ラインアタック
個人練習 ラインアタック
●4月30日(水)

FW・BKに分かれ、FWは国立スポーツ科学センターにてメディカルチェック、スポーツテストを行い、BKは東芝グラウンドにてトレーニングセッションを午前と午後に分けて行いました。

JISSでは身長、体重、体脂肪率、整形外科、歯科などJAPANと同じ内容の診察・検診を行い、次にPDTテスト・垂直跳び・懸垂などのフィットネステストを行いました。
プレーを生み出す自分自身の体について知ることは、今後のパフォーマンスの向上、怪我の予防、体調の管理などに非常に重要になってきます。最高のパフォーマンスを生み出すためには最高の体の状態、とても大切です。
計測がすべて終わったあとはジムにてウエイトトレーニングを行ったのち、ホテルへもどりました。

夜は、広報委員長の腰塚氏に来ていただき、選手たちへリスクマネージメントの話をしていただきました。リスクマネージメントはもちろんのこと、U20日本代表候補であることの自覚を再度促すこともできたと思います。

夜のミーティングでは、コーチ陣から戦術に関する説明があり、その後選手たち自身でチームのオプションを話しあっていました。
明日は本日と逆の予定になり、FW・トレーニング、BK・JISSになります。

PDTテスト、8本全力で走ります   垂直跳び
PDTテスト、8本全力で走ります 垂直跳び

ウエイトトレーニング
ウエイトトレーニング
●4月29日(火)

二日目、今日は午前と午後の二回セッションを行いました。
午前中はウォーミングアップ後、FW・BKともにブレイクダウンからのラインアタックの基本を確認したあと、開かれたDFのゲートをいかに攻めるかといった練習を行いました。その後の3対2では、ゲートへの仕掛け方を練習したあと、アイコンタクトや、「見る、判断する、動く」といった基本の確認も常に行っていました。薫田監督、斉藤コーチ、古田コーチといったスタッフ陣からは、選手たち全体、個人へ説明、アドバイスが送られていました。最後に、ブリッジの形成などのいろいろな条件をつけたタッチフットを行い、相手へ仕掛けていくこと、サポート意識づくり、コミュニケーションの向上などを選手たちに求めていました。練習後は大石トレーナー指導のもと、アイスバスへ入り、脚への疲労の蓄積を防ぎ午後の練習に備えました。

午後の練習ではフィンガーキャッチの練習後、オフロードパスの練習、ラックでのブリッジの練習を行いました。オフロードパスでは、3ステップスに、ブリッジでは強い姿勢、ウィンドウを作らないことなどをキーワードに練習を行いました。
次に午前同様に、3対2+1といった形でアタック練習を行い、いかに前に出るのかをテーマとして、直前に練習したオフロードパスなどを使いながらアタックをしかけていきました。
ラインアタックの練習後、最後に午前と同様タッチフットを実施。午前よりも、声が出るようになり、積極的な仕掛け、ゲートへの攻めは良くなってきていました。

夕食後ミーティングではコーチ陣より、アタックのオプションの考え方、攻め方、キーワードなどの説明があり、その後は選手たち自身でアタックのオプションを考えておりました。
午後の練習は、マイケルリーチ、有田隆平、中濱寛造の強化合宿リーダーを中心に、練習中、選手間のみで話し合うなどして、プレーの向上、チームとしての向上が見られました。

明日はFWがJISSにてメディカルチェック。BKは東芝グラウンドにて練習を行います。

開いたゲートを攻める   ゲートにどうしかけるのか
開いたゲートを攻める ゲートにどうしかけるのか

ラインアタック   選手同士で確認
ラインアタック 選手同士で確認

アイスバス   練習後
アイスバス 練習後

ブリッジは強い姿勢を   3対2
ブリッジは強い姿勢を 3対2

タッチゲーム   タッチゲーム
タッチゲーム タッチゲーム
●4月28日(月)

U20強化合宿が府中にて始まりました。始めに全体ミーティングをホテルで行った後、BKは先にグラウンドへ向かい、セッションを行いました。ウォーミングアップを行い、2対1でのパス、DFの数、立ち方を変えながら行いました。次にポイントからの狭いスペースでのラインアタックを行ったのち、キックパスの練習を行って終了しました。その後、ホテルへ戻り食事をとった後、BKのみのユニットでのミーティングを行いました。

一方、FWはまずはじめに、ホテルでミーティングを行い、スクラム・モールのレクチャーが行われました。次にグラウンドへ移動し、コアトレーニングを行ったあと、スクラムマシーンを相手に、一人、三人、五人、八人と人数を増やしてスクラムの練習を行いました。

そして、今回は東芝ブレイブルーパス・FW選手の方々にご協力をいただき、U20・FWと一緒に練習をしていただきました。スクラムでは、経験・パワーと自分たちより上の東芝の選手たちに、押し込まれる場面が多かったのですが、U20選手たちも時には押す場面も見られました。本数を決め、その間は選手間でのトーキング、コーチからのアドバイスを受けながら、東芝さんへ挑みました。そのあとはドライビングモールの練習を行いました。ここでも、一枚上手の東芝の選手にやられる場面が多かったのですが、U20の選手たちも負けじと激しいプレーを見せていました。
最後にマイケル・リーチ選手が東芝の選手の方々へお礼の言葉を述べ、また東芝側からも応援の一言をいただきました。

今回、ご協力いただいた、東芝ブレイブルーパスの選手及びスタッフの皆様、まことにありがとうございました。
初日から激しい練習となりましたが、ウェールズに向けてはこの厳しさを乗り越える心身のタフさが必要となってきます。

明日は、午前と午後府中にて練習を行います。

始めの全体ミーティング   2対1のパス
始めの全体ミーティング 2対1のパス

パスする時もコミュニケーションは重要です   ラインAT
パスする時もコミュニケーションは重要です ラインAT

ターゲットを求めてキック   まずはスクラムマシーンを相手に
ターゲットを求めてキック まずはスクラムマシーンを相手に

トップリーグの選手に胸を借ります   ドライビングモール
トップリーグの選手に胸を借ります ドライビングモール