エリスカップを中央に。左に真下副会長、右はRWCLラパセチェアマン(IRB 会長) 11月1日・2日の2日間にわたり、東京都「ANAインターコンチネンタルホテル東京」にて、IRB(国際ラグビーボード)ベルナール・ラパセ会長、マイク・ミラーCEO、キット・マコーネル ヘッド・オブ・ラグビーワールドカップ(RWCL)、財団法人日本ラグビーフットボール協会(JRFU) 森喜朗会長、真下昇副会長・専務理事、そのほか、IRBスタッフ、JRFUスタッフらが出席し、本年7月28日に決定した「ラグビーワールドカップ2019日本大会」に向けた、コーディネーションミーティングを実施しました。 以下は本会議についての、IRBからのプレスリリースです。 ジョナ・ロムー氏も参加 ● ■IRBからのプレスリリース(和訳) 日本ラグビーフットボール協会(JRFU)とラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)が、ラグビーワールドカップ(RWC)2019年日本大会に向けて、正式に始動しました。 10月31日に「ニッスイ東京2009ブレディスローカップ」の試合を東京で開催し大成功を収めたばかりのJRFUの幹部とRWCLの代表者が集まり、本格的なプランニングをスタートさせ、アジアで初開催となるRWC日本大会に向け、今後10年間の計画について話し合いました。 会議は2日間にわたり、開催準備に関する重要な準備プロセス、大会プロモーションやレガシーの展開方法など、大会開催にまつわるあらゆる項目について協議が行われました。また、JRFUからは、この大会の開催に向けたビジョンなどが説明されました。 ベルナール・ラパセ会長コメント: 「この2日間、JRFUと非常に実りの多い会議を持つことができました。プランニングの最初の一歩が踏み出されたことは、今後に向けとても素晴らしいことです。JRFUに対しては、RWC2019年大会を成功させ、日本およびアジアにおけるラグビーの認知度を向上させるための尽力に感謝をお伝えしたいと思います。 開催は10年後ですが、私たちがお互いにパートナーシップを組んで共通の目標のもと前進し、世界5大スポーツイベントの一つであるRWCのステータスをより強め、国際ラグビーのすばらしさを最高の舞台で示し、アジアでラグビーを普及させ、さらには、将来のワールドカップの指標となるような大会を実施することが重要です」 JRFUにとって、今回のRWCL主要スタッフとのミーティングは、非常に有益な情報共有の場、また、RWC主催者が大会開催にまつわるあらゆる領域において何を求めているのかを知る貴重な機会となりました。 真下昇副会長・専務理事にコメント: 「今回のミーティングは、RWC2019年大会開催に向けた、非常に重要な最初の一歩でした。この先には長い道のりが待っていますが、私達は、この大会を日本の人々や世界のラグビーファンが誇るべき、スペクタクルな大会にする決意です。また、この大会を大成功に導くことを決意しております。RWCLが今回私達に提示してくれたガイダンス、そしてサポートに感謝するとともに、彼らと強い協力関係を構築し、密接に連携しながらすばらしい大会を開催したいと思います」 ラパセ会長は、今回の会議に先立ち、10月31日に行われた、ニュージーランド代表とオーストラリア代表が対戦した「ニッスイ東京2009ブレディスローカップ」を観戦しました。 「素晴らしい雰囲気の中で最高のラグビーマッチを目にすることができました。日本の人々が2019年に待ち望んでいる試合の姿を示すようであり、日本ラグビー界が持っているラグビーへの熱意を物語っていたと思います」 エリスカップを手に