「7人制ラグビー学生世界選手権」7人制 学生日本代表メンバー

●7月19日(月)

5時30分起床。6時に合宿地、ホームズスタジアム神戸を後にし、関西空港へ向かいました。今回の国内合宿では、ホームズスタジアム神戸関係者、SCIX関係者、JR西日本の関係者の方々には大変お世話になりました。皆様のサポートのおかげで充実した合宿を過ごすことができました。心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

7人制学生日本代表、日本での調整を終え、ポルトガルへ出発します。目標を達成できるよう頑張ってまいりますので、ご声援よろしくお願いいたします。

関西空港にてポルトガル出発を前に、村田監督より
関西空港にてポルトガル出発を前に、村田監督より

【現地に無事到着】

関空-ドイツ12時間、フランクフルト滞在5時間、フランクフルト-ポルトガル3時間、ポルトまで22時間を経て到着しました。

地下鉄に乗って都心へ
地下鉄に乗って都心へ

フランクフルト到着
フランクフルト到着

●7月18日(日)

今日も日差しが強い一日になりそうです。午前中は疲れを考慮して、プールリカバリーと各自でのコンディショニング。お昼をとって、午後のトレーニング前にミーティング。昨日の映像を見ながら問題点の抽出とその修正方法を考えました。選手達の中で、しっかりと、考えを共有することができました。

午後はJR西日本のグラウンドをお借りして、ほとんどの時間、アタックディフェンスを行いました。昨日の反省をもとに、目の前にある情報をどうやって共有するか、声を出し、考えながらトレーニングを行いました。
チームとして一体感が生まれており、ポルトガル遠征が非常に楽しみになってきました。
明日の朝の便で7人制学生日本代表は、ポルトガルに移動します。

前日の問題点と改善策をディスカッション   素晴らしい施設のJR西日本さんのグラウンドで
前日の問題点と改善策をディスカッション 素晴らしい施設のJR西日本さんのグラウンドで

水はこまめに   山内選手の言葉でチームがまとまっていきます
水はこまめに 山内選手の言葉でチームがまとまっていきます

ディフェンスは「コンパクト」を意識   コミュニケーションの受信と発信をしっかりと
ディフェンスは「コンパクト」を意識 コミュニケーションの受信と発信をしっかりと

ウォーターブレイク   質問をする選手たち
ウォーターブレイク 質問をする選手たち

翌日の移動の際の注意点を南川トレーナーから  
翌日の移動の際の注意点を南川トレーナーから

●7月17日(土)

快晴。本日はSCIXラグビークラブ10周年イベントに参加して2試合を予定。絶好のラグビー日和となりました。

レストランから。今日も良い天気です   ライトトレーニングのアップ開始
レストランから。今日も良い天気です ライトトレーニングのアップ開始

水分はこまめにとります   全員で7分間ジョギング。体を起こします
水分はこまめにとります 全員で7分間ジョギング。体を起こします

日陰でストレッチ   日陰をみつけるのが大変です
日陰でストレッチ 日陰をみつけるのが大変です

50m走   ペアでストレッチ
50m走 ペアでストレッチ

ポルトガルでの試合を想定して、昼にライトトレーニング。スタッフから「本番と同じではなく、本番と思って練習に臨むように。17:05の1stゲームから、14分で全てを出し切れるように」と指示を受け、スイッチをオンにする選手達。ジョギングの7分間走、スピードを変えての50m走を10本。ペアストレッチをして、午前中のメニューは終了。プールリカバリー、昼食、捕食を入れて、夕方からのSCIXプレジデントチームとの2試合に備えます。
出発前のジャージ授与式では「この(桜の)ジャージを着ることはどういうことか考えるように。負けは許されない」と山内キャプテンから選手全員に伝えられると、緊張感と一体感が。程よい緊張感が漂うなかで会場へ出発しました。

ジャージ授与   「絶対負けられない」   試合前のアップからチームをまとめる山内キャプテン
ジャージ授与 「絶対負けられない」 試合前のアップからチームをまとめる山内キャプテン

1試合目、ディフェンスでよく前に出て相手の出足を止め、またブレイクダウンから、ディフェンスからのターンオーバーをうまくトライに結びつけていました。ただ、インディビジュアルのタックルミスから繋がれて、2トライを奪われてしまいました。1対1で、しっかりと止めるようにと、スタッフ陣から指示が飛びます。休憩を挟んでの2試合目前には、「コンパクト」なディフェンスをするように指示が出ました。

【メンバー】
1.高井・2.山内主将・3.園中・4.鶴田・5.坂井・6.正海・7.豊島
8.渡邉・9.荒牧・10.小澤
【試合結果】
7人制学生日本代表  31-14  SCIX7's 
トライ:鶴田、豊島、山内、小澤、坂井
コンバージョン:坂井/3G

クリニックでの岩渕コーチ   村田監督のトークで会場が盛り上がります   選手たちが楽しむことが一番
クリニックでの岩渕コーチ 村田監督のトークで会場が盛り上がります 選手たちが楽しむことが一番

U20日本代表の元木ヘッドコーチもSCIXのイベントにスタッフとして参加   真剣に取り組む
U20日本代表の元木ヘッドコーチもSCIXのイベントにスタッフとして参加 真剣に取り組む

親御さんも応援しています   村田監督の「だるまさんが転んだ」は大人気でした
親御さんも応援しています 村田監督の「だるまさんが転んだ」は大人気でした

笑いのたえることのないクリニック   子供のお手本となるか?神戸製鋼チーム
笑いのたえることのないクリニック 子供のお手本となるか?神戸製鋼チーム

試合の合間の選手たち   ウォームアップ
試合の合間の選手たち ウォームアップ

ウォームアップからスイッチオン  
ウォームアップからスイッチオン

しっかりとストレッチ   しっかりとストレッチ
しっかりとストレッチ

しっかりとストレッチ  
さらにストレッチ

試合の合間には、村田監督、岩渕コーチ参加のラグビークリニックが開催されました。
村田監督からの呼び掛けに、子供たちも満面の笑みで返して、楽しい雰囲気の中クリニック行われました。ラグビーの普及活動、そして7人制ラグビーの楽しさを感じてもらうためには、少しでもラグビーを知ってもらうことが大切です。今回参加してくれた子供たちに、クリニックを通じて「ラグビーは楽しいスポーツ」というイメージを持ってもらい、その中から、日本代表選手が出てくれることが理想です。ブロックアカデミーの設立とともに、7人制ラグビーの情報もしっかりと発信していきたいと考えます。

2試合目では、練習でやってきているディフェンスがしっかりと機能していました。結果は31-12。アタックに関しては、まだチーム内での練習で割く時間がほとんどなく、まだボールを持っているときに焦っている部分があります。ボールが止まった際のサインプレーでもしっかりとトライをとれているので、焦らずにやっていくことが必要です。

【メンバー】
1.高井・2.山内・3.渡邉・4.鶴田・5.坂井・6.荒牧・7.豊島
8.小澤・9.園中・10.正海
【結果】
7人制学生日本代表 31-12 SCIX7's 
トライ:荒牧、鶴田、豊島、渡邉、豊島
コンバージョン:坂井/3G

ディフェンスに関しては練習でやったことはできていますが、ポルトガル大会は、フィジカルが重視される1対1のディフェンスがカギとなります。時間が少ないですが、しっかりと修正してポルトガル大会に臨みたいと思います。
引き続き、応援よろしくお願いいたします。

試合後のファンクションで、SCIXの平尾理事長より   真下専務理事にもいらしていただきました
試合後のファンクションで、SCIXの平尾理事長より 真下専務理事にもいらしていただきました

全員で記念撮影
全員で記念撮影

村田監督からSCIX学生メンバーへ記念品   ホームズスタジアム研修施設にもどり、食事をとりながら、今日のゲームをみます
村田監督からSCIX学生メンバーへ記念品 ホームズスタジアム研修施設にもどり、食事をとりながら、今日のゲームをみます

●7月16日(金)

朝から昨日とは打って変わっての晴天。梅雨明けも間近でしょうか。
7人制学生代表チームは7:00からホームズスタジアム内のグラウンド一面を見ることのできるレストランで朝食。9:30からトレーニングを開始。

グラウンドが見える食事会場   グラウンドが見える食事会場
グラウンドが見える食事会場

午前中はチームディフェンスを中心に、チームでの決めごとの確認。昨日の大雨でぬかるんでいたグラウンドが乾いてしまうほどの暑さの中、ウォーターブレイクを入れながら、コンセプトの「コンパクト」を合言葉にコミュニケーションをとります。後半は、FWとBKに分かれてサインプレーの確認。プールリカバリーを入れて、午前中のトレーニングは終了。

お昼のブレイクを挟み、午後もチームディフェンスを中心に、トレーニングを行います。途中ウォーターブレイクでは「受信するだけでなく、発信もコミュニケーション」と山内キャプテン。チームを2つに分けて、インターバルを挟みながら、試合形式の練習を続け、午後の練習は終了。途中岩渕コーチからは「一回やる毎によくなってきているが、さらによくなるためにはどうする?」と選手達への問いかけがあり、それを選手一人ひとりが考えることで、昨日はそれぞれがバラバラであったパーツが一つのチームとしてまとまってきているのを実感できたようです。

「レベルが上がってきている。明日のSCIXとの試合が楽しみ」と村田監督。施設内のプールでリカバリーを行い、夕食、ミーティングと続き、南川トレーナーの治療を受けて、本日は終了。明日は日本学生代表がSCIX戦でどんな試合をみせてくれるか非常に楽しみです。ご声援どうぞよろしくお願いいたします。

神戸製鋼の萩本氏から一言   一つ一つのプレーを考えながら
神戸製鋼の萩本氏から一言 一つ一つのプレーを考えながら

梅雨明け間近の暑さの中での練習   選手同士で確認しながら練習を進めます
梅雨明け間近の暑さの中での練習 選手同士で確認しながら練習を進めます

ウォーターブレイク中にも頭を働かせて   岩渕コーチから選手に問いかけ
ウォーターブレイク中にも頭を働かせて 岩渕コーチから選手に問いかけ

村田監督からも指示が
村田監督からも指示が

●7月15日(木)

ポルトガル遠征(7人制ラグビー学生世界選手権)に向けての強化合宿がいよいよはじまりました。今回は神戸のSCIX主催の「SCIX KOBEラグビーフェスティバル2010」に招待をされたこともあり、神戸で合宿調整を行い、ポルトガルへ出発となります。

13:00に宿泊地・練習場のある「ホームズタジアム神戸」に集合、そしてキックオフミーティング。村田監督から、ポルトガル大会「カップトーナメント進出 そして世界一」と選手達に目標が伝えられました。間近に迫る2年に一度の大学生世界大会へ、選手達もいい結果を残そうという強い意志が感じられました。
ミーティング終了後、徒歩3分の場所にある芝の練習場にてアップ開始。短い時間で、テンポよくトレーニングを行います。岩渕コーチからは「大会までの残りの練習ができるのはあと4回。1回1回の練習の意味を考えて、練習をするように」と檄が飛びます。

途中雲行きが怪しくなったと思ったら、突然の大雨。しかし悪天候にもかかわらず、声を出してしっかりとチームディフェンスの確認をしました。
降り続く大雨を考慮して練習は早めに切り上げて、夕食とミーティング。コーチ陣からは「最初の入りが悪い。短い7人制のゲームに対応できるよう、練習の最初からスイッチをオンにできるように」と指示。

今日の反省点を踏まえ、明日から3日間、ポルトガル大会に向けてしっかりと調整します。今回は「ホームズスタジアム神戸」の施設を使用させていただきます。施設借用に関して、御尽力頂きました関係者の方々にこの場をかりて御礼申し上げます。
ここ神戸でチームを作り上げ、ポルトガル大会に向け、しっかりと練習していきます。
7人制学生日本代表に温かいご声援をよろしくお願いします。

キックオフミーティングで   傾聴する選手たち
キックオフミーティングで 傾聴する選手たち

ホームズスタジアム神戸の施設を利用させていただいています   東海大学の豊島、鶴田
ホームズスタジアム神戸の施設を利用させていただいています 東海大学の豊島、鶴田

トヨタ 山内選手が今回のキャプテン   園中選手独特のいただきます
トヨタ 山内選手が今回のキャプテン 園中選手独特のいただきます