JWRT大会スケジュール/結果/U20日本代表遠征メンバー 「JWRT2011 グルジア大会」試合結果 グルジア遠征レポート‥‥2 ●5月27日(金) 本日はキャプテンズランのみの予定でしたが、前日のセッションが今一つの成果だったため、1時間ほど練習を行いました。フェイズDFの練習を20分、ユニットも20分ほど行い、試合前の確認を行いました。日本は徐々に梅雨入りし台風が近づいているようですが、こちらは気温こそ高いものの湿度は低く、非常に心地よい天候です。皆様に勝利のご報告が出来るように努力して参りますので、宜しくお願いいたします。 下農S&Cコーチと江見選手 快晴のグルジア、トビリシ キャプテンズラン前の最終確認 カナダ戦も間近 キャプテンズラン ●5月26日(木) 初戦の余韻に浸ることなく次のカナダ戦に向け、午前・午後にセッションを行いました。午前はジンバブエ戦の課題であった部分の練習を中心に、コンタクトやチームDF、そして『4H』のための練習でした。午後のセッションに出発する前に、グルジア対カナダ戦のスカウティングミーティングを行い、午後の対カナダのセッションに備えました。JAPANが戦う相手は、確実に自分たちよりも大きな選手たち。もう一度『4H』を心がけなくてはなりません。 しかし午後のセッションは気持ちの入っていないプレーが目立ち、夜のミーティングではコーチ陣から厳しい言葉が投げかけられました。もう一度、自分たちに与えられた使命を考え直さなくてはなりません。 この日はグルジアの独立記念日でした。トビリシでは軍事パレードが行われたそうで、街中の大通りは封鎖され、各所に軍隊や警察がたくさん配備されていました。また戦車や装甲車も見かけられました。 藤近選手 榎選手 辻選手 吉川選手 李選手 野田選手 オリヴェ選手 小林選手 下農S&Cコーチのウォームアップ もう一度ジンバブエ戦の反省を意識 MTG(ミーティング) 本日の練習内容を確認して再度、修正点を共有 ●5月25日(水) JWRT初戦を無事に勝利することが出来、まずはほっと一息、といきたいところでしたが、ジンバブエに対してJAPANが持つ本当の力を発揮することが出来ない、課題が多く残るゲーム内容でした。午前中は試合に出場した選手は9時からプールでリカバリー、10時からはサポート選手がジムでハードなフィジカルメニューをこなしました。 午後は選手たちそれぞれがトリートメントなどを行い、積極的休養となりました。17時からはミーティングを行い、前日のジンバブエ戦を選手たち自身でプレゼンを行う一方で、コーチ陣からもプレゼンを行い、課題の共有を行いました。全体ミーティング終了後はFWの選手と有水コーチで、ジンバブエ戦及びグルジア対カナダ戦の全てのラインアウトを映像で確認しました。 また『規律』の部分で多少乱れがあったため、1:時間厳守、2:挨拶、3:点呼について、基本的ではありますが、重要な、大切なこととして再徹底するように指示がありました。 ミーティングでの北川選手 修正点を話しあい発表 プレゼンする中村選手 レガシープログラムの一環。休日を利用して女性への暴力反対運動に参加 署名する水上選手 ●5月24日(火) いよいよJWRT本大会です。10時からストレッチングを行い、プレマッチミールを食べました。日本大使館よりおにぎり・梅干し・焼き魚を差し入れて頂きました。また日本から持参した味噌汁を飲み、完全な日本食を食べることが出来ました。日本大使館の皆様、本当にありがとうございました。 試合会場にはグルジアの小学生たちが多数来場し、大使館の方が用意して下さった日の丸の旗を振り、応援してくれました。また在グルジアの日本人の方も来てくださいました。 試合は昨年度引き分けたジンバブエと対戦。絶対負けることのできない相手に、立ち上がりからペナルティーを取られ、先制を許しましたが、スピードあるバックスのアタックと速い集散で序盤から点数を重ねていきます。その後バイフ選手からの起点で次々とゲインを重ねていきますが、4H(はやく、低く、激しく、走り勝つ)を掲げているU20ジャパンの思うような形で試合は展開されず、後半は、ボールを持ち込み、動かすも、自分たちのミスで相手にボールを渡し、トライを奪われてしまいます。個々の局面で精度が低く、最後はジンバブエ側に立て続けにトライを奪われてしまい、後味の悪いゲームとなりました。相手に合わせることなく自分たちのラグビー「4H」がしっかりとできるか。修正して次回のカナダ戦に臨みたいと思います。 ジャージ授与 試合前ウォームアップ 体を徐々にほぐしていく 国歌斉唱 気持ちが高まっていきます 彦坂(匡)選手 セットプレーでプレッシャーをかける ラインアウト 課題の残る試合内容でした ●5月23日(月) 翌日のジンバブエ戦に備えて、翌日と同じタイムスケジュールで動き、体を慣れさせました。試合に出ないメンバーは午前9時からジムでセッションを行い、11時からチームでストレッチ、11時30分から昼食という流れになりました。 午後は試合会場で内田選手によるキャプテンズランが行われ、軽めの調整となりました。1試合も負けることの出来ない厳しい戦いがいよいよ始まりますが、JWRT優勝という使命を果たせるよう一丸となって挑みたいと思います。ご声援の程、宜しくお願いいたします。 練習前に選手をケアする青野トレーナー コーチングスタッフと最終確認をするリーダー陣 各自でウォームアップ ミーティングで明日のジンバブエ戦について話す元木ヘッドコーチ しっかりと聞く選手たち ●5月22日(日) 直前合宿中にコンディションを崩し、一度チームを離れていた辻選手が、本日未明にチームに再合流しました。これでU20日本代表選手29名が揃いました。 午前はフェイズDF・セットDFに時間を割いて、チームの軸であるDFを確認しました。その後はユニットに分かれ、スクラムやフェイズアタックをこなしました。 午後は2試合目のカナダ戦以降の試合会場となるスタジアムの人工芝のサブグラウンドでセッションを行いました。ゴール前スクラムやペナルティーなど様々なシチュエーションを織り交ぜてのセットアタック練習でした。試合会場には、昨年のU20中づる選手の写真が飾ってあり、選手は盛り上がっていました。 グルジアのワインをモチーフにした今大会の告知 スタジアムが大会一色になってきました 辻選手が再合流。やっと1つのチームになりました 大会スケジュールボード 調整中の選手は別メニューで 激しく前へ 近場でゲインさせない意識を徹底 低く出ます 今大会の日本チームのリエゾン、ラド君 ●5月21日(土) 気温が徐々に上がってきており、こまめな水分補給が必要となる天気となりました。DF系のメニューをこなした午前のセッションでした。午前中に大会側が主催する、マネージャーミーティング、ドクターミーティング、キャプテンフォトイベントなどがありました。午後は束の間のオフとなり、睡眠を取ったり、ジムでリカバリーを行うなど思い思いの時間を過ごしていました。夜はジンバブエ戦のゲームプランを確認するなど、いよいよ試合が近づいていることを実感します。 園中選手 芦屋選手 ディフェンスのコース取りについて指導する中瀬コーチ 羽野選手 中村選手 ●5月20日(金) 選手は時差に苦しむことなく、グルジアの生活に慣れてきているようです。 午前は人工芝のグラウンドでのセッションでした。チーム練習を主にしたセッションで、ユニット練習ではスクラム、セットディフェンスの練習を行い、それぞれ組み方や押し方、ポジショニングなど細かな点を確認しました。午後も午前同様にチーム練習を行い、最後はフィットネス。 その後は在グルジア日本大使館にて、蒲原正義大使主催による、レセプションパーティーにお招きいただきました。カレーやとんかつなど多くの日本食を用意して下さっており、選手たちは舌鼓を打って、あっという間に平らげておりました。元木HCからは日本協会のプラークを、内田キャプテンからは代表ジャージを進呈させていただきました。この場をお借りしまして、このようなすばらしいパーティーを調整していただきました井上書記官をはじめ、在グルジア日本大使館の皆様に御礼申し上げます。心も体も充実した選手たちは、また明日からの練習に自分からしっかりと取り組んでくれることでしょう。 ディフェンスシステムの確認 別メニューで調整中の彦坂(圭)選手 コンビネーションの確認 金選手 元木HCからもっと精度を上げるようにと指示 低く激しく アタック側はできるだけ相手の芯をずらすように 庭井選手 大和田選手 水上選手 浅井選手 石澤選手 黒澤選手 内田キャプテン 北川選手 江見選手 猪村選手 蒲原大使よりお言葉を頂戴しました 乾杯! 蒲原大使と元木HC 蒲原大使と内田キャプテン 在グルジア日本大使館の皆様どうもありがとうございました ●5月19日(木) 本日より、試合に向け、本格的なメニューの開始です。 午前中は1対1のコンタクトでしっかりと体を当て、チーム練習を行い、ユニットもこなし、最後は前日同様フィットネスで締めました。午後もコンタクトからチーム練習、フィットネスというメニューでした。 現地でのホテルからグラウンドまではバスで約10分、しっかりと整備された人工芝でのセッションです。グルジアの交通事情は、日本では考えられないほど危険な通行をしており、驚いている様子の選手たちでした。 リハビリ中の野田選手 青野トレーナーと ミスを少なくいかに精度をあげていけるか コーチ陣から指示が飛びます ストレッチは入念に ●5月17日(火)・18日(水) 17日午前9時、成田・マロウドインターナショナルホテルを出発し、成田空港へ向かいました。いよいよ、決戦の地、グルジアへ出発です。成田空港では、負傷してしまい遠征不参加となってしまった児玉選手に代わって、急きょ参加が決まった、淺井斗頼選手(大東文化大学所属)が合流しました。淺井選手は、前回のスコットランド遠征直前にU20日本代表スコッドに追加招集された選手。今回も遠征直前での招集となるなど、チャンスを十分に活かしている選手です。チームに合流した際に、淺井選手からは、「またチャンスをもらったので、頑張ります!」と、チームみんなに元気よく挨拶していました。 成田空港での報道陣による取材に対して、内田キャプテンは「セレクション合宿など、合宿期間が長かったので、ようやくこの時が来たという感じです。どこの国も強い。一戦一戦、目の前の試合を大事にして臨みたい」とコメント。 また元木ヘッドコーチは、「1年間通して選手選考をし、2月から合宿をするなど、昨年よりもだいぶ準備期間が長かったです。このチームはアジア予選も戦った選手が多いので、吸収力が早い。試合は全試合大変ですし、外国人選手相手に全部勝つのは大変厳しいかと思いますが、日本のみなさんに朗報を伝えられるよう、優勝して帰ってきたいと思います」とコメント。本大会は、全勝が目標という元木HC。一戦一戦、目の前の相手を倒し、優勝し、JWCへの出場権を勝ち取ってきたいと思います。 出発前の集合 出発前にメディアの取材に応じる元木HC 成田空港を日本時間12時に出発し、およそ25時間の長い旅程を経て、現地時間の18日午前5時、JWRT本大会が行われるグルジア・トビリシに到着しました。イスタンブール空港での5時間もの乗継時間で選手たちの顔にも疲労の色が。到着してから、3時間ほどの睡眠を取り、8時からは体を陽に当て、疲労回復のためにストレッチを行い、朝食を摂りました。午後は体を慣らすためのストレッチ系のメニューを行い、最後はスプリント系のフィットネスを実施し、本日のメニューは終了。 夜のミーティングでは、現地での諸注意など、グルジアでの過ごし方など、コンディショニングをしっかり自己管理できるよう、選手たちに伝えていました。 現地時間に体を合わせるために、朝からストレッチ U20ジャパンチームのバス グループごとに異なるメニューを 体幹を鍛えます ●5月16日(月) 本日は選手の体調を考慮して一日オフとなり、グルジアの出発前に選手それぞれが思い思いの時間をリラックスして過ごしました。 夕方に、成田へ移動。壮行会を実施しました。 矢部専務理事をはじめ、理事の方々の激励の言葉に、U20日本代表としての誇りとプライド、そして、自分たちがなすべきことを再認識いたしました。明日はいよいよ出発です。グルジアで優勝し、朗報を持って帰国できるようがんばってまいりますので、応援よろしくお願いいたします。 矢部専務理事より 蓮沼理事・会計役より乾杯のご発声 出発が間近であることを選手・スタッフがそれぞれに認識 ご足労いただきました理事の皆様どうもありがとうございました 自己紹介と決意を述べる選手たち チームを代表して元木HCから理事の方々へご挨拶