for all トップリーグXV
●6月25日(土)

キャプテンズランの前のミーティングで、エディー監督より、メンバー発表が行われ、トレーニングの内容に関しての確認を行い、グラウンドへ移動。

トレーニングでは、タッチゲーム形式で全体でのサインプレーの動きの確認を行ったあと、FW・BKそれぞれに分かれて、FWはラインアウト、BKはサインプレーの確認を行いました。最後にキックオフの確認をしてトレーニングは終了。午後はフリーとなりそれぞれで時間を過ごしました。

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
2日目 念入りに戦術ミーティングです チームを一つに

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
NZキャップ保持者のヤマハ発動機、トゥイアリイ選手(左)とNTTコムの君島選手(右) 前回RWCの日本代表キャプテン 箕内選手の激しいアックに注目!

夕食の際に仙波選手の司会で、今日が誕生日の田邊選手へチームを代表して廣瀬キャプテンよりケーキが手渡され、次に、昨日、男の子が生まれた松原選手、そして先日、女の子が生まれた廣瀬選手へ出産祝いのプレゼントが渡され、明日の試合に向けて、チームはさらに一つになりました。

夜のミーティングでは、明日のスケジュール確認が行われ、その後スタッフは部屋を退出し、プレーヤーズミーティングを実施。プレーヤーズミーティングでは明日の確認が再度選手間で行われ、最後に全員が円陣。
自分自身のスパイクの手入れを行って、明日の試合への気持ちを準備し、ミーティングは終了となりました。明日はいよいよ試合となります、2日間という短い期間での準備でしたが、見る人を勇気づけることができる試合が行われるはずです。ぜひ応援をよろしくお願い致します。

最後になりますが、今回トップリーグXVの練習会場、そしてサポートを頂きました、サントリーサンゴリアスチームへこの場をお借りして、御礼申し上げます。
ありがとうございました。

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
戦術の確認 前回RWCフランス大会のカナダ戦で同点ゴールを決めた大西選手

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
チームの雰囲気は良い感じです!

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
ラインアウト確認 キャプテンズランは無事に終了

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
コカ・コーラウエスト山下選手(左)とNEC浅野選手

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
エディー監督とも十分にコミュニケーションをとっています

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
プレーヤーズミーティング 明日の試合に向けて全員でスパイクを磨きます

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
田邊選手お誕生日おめでとうございます お父さん:松原選手

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
お父さん:廣瀬選手

●6月24日(金)

6月26日(日)に行われる東日本大震災復興支援チャリティーマッチへ出場するトップリーグXVのメンバーが、本日、サントリーサンゴリアスのクラブハウスに集合し、試合に向けた練習を行いました。

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
キックオフミーティング

全員が集まってのキックオフミーティングでは、南ゼネラル・マネージャーより、今回参加してくれた選手たちへのお礼とともに、協力してくれたトップリーグチーム関係者への御礼を述べ、今回の試合の持つ意味について話がありました。
そしてエディー・ジョーンズ監督からは、「いいキャラクター、スキルのあるプレー、誇りを持ってプレーできる選手として皆さんを選びました。練習期間が2日間しかないので、厳しいフィットネスはありませんが(笑)、良いラグビーをしましょう。トップリーグ各チームの選手が集まってきているので色々なラグビースタイルを持っているかと思いますが、この2日間で、26日の試合に向け一つのゲームのイメージでやっていきましょう。また、この2日間は東日本の皆さんに示していくいいチャンス。良いプレーをすれば、東日本の皆さんへ良いニュースとなります。2日間、一体となってやっていきましょう」
と、このチームで、東日本の被災者の皆様への思いを持って戦うことと、日本代表にチャレンジし『勝つ』ことを目標に戦うことを選手たちに熱い気持ちで伝えていました。
そして、今回のゲームプラン・戦術について話がありました。

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
南GMから選手に向けて一言コメント エディー・ジョンズ監督から今回の試合に向けて

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
選手の怪我、体調等の管理をして頂く吉田トレーナー(右)と田代トレーナー(左) 廣瀬キャプテン

ミーティングの最後には、ジョーンズ監督よりキャプテンを指名された、廣瀬選手(東芝ブレイブルーパス所属)より「2点あります。今回の試合の意味と、(東日本の皆さんへ)思いを持って戦いましょう。もう1点は、このメンバーで試合ができることに対し、もうすでにワクワクして、興奮しています。みんなで良い準備をして、自分のやりたいプレーを、そして、コミュニケーションを取って、みんなで良いラグビーをしましょう」と、キャプテン会議の代表として、このトップリーグXVのキャプテンとして、やるべきこと、そして、今回の試合を楽しんで戦うことを選手たちに伝えていました。

チームミーティング終了後は、ウォーミングアップを行い、戦術における基本的な動きの確認。ユニットに分かれて、FWはスクラムの確認、BKはサインプレーの確認を行い、本日のメニューは終了。
練習終了後には、今回の試合のために来日し、日本のために戦ってくれる、オーストラリア代表139キャップ、そして、昨年までサントリーサンゴリアスでプレーをしていた、ジョージ・グレーガン選手が、多くの報道陣に囲まれ、
「3月に香港で試合をしてから、トレーニングは少ししていました。今回のチャリティーマッチは、エディーさんから声をかけて頂いていて、即答でOKしました。この試合に出ることは素晴らしい機会です。私は、3月7日に日本を発ち、すぐに震災が起こりました。オーストラリアに戻ってからずっと、日本のために何かできないかと思っていました。今回の試合は、ラグビーファミリーであるプレーヤーやサポーターが支援できればと思っています」とコメント。
この機会を大変喜んでいる様子でした。

練習終了後、ホテルへ戻り、夕食の前にミーティングを行い、廣瀬キャプテンを中心に、サインプレーや"コール"など細かい確認を行っていました。
ミーティング終了後は、ジョーンズ監督が大事にしている、チームを一丸とさせる、選手、スタッフ間の「コミュニケーション」を取るために、府中市にてチームディナーを実施し、本日のメニューはすべて終了いたしました。

2日間という短い期間のセッションですが、トップリーグXVは、被災地の皆様への思いを胸に日本代表に挑んでいきますので、応援よろしくお願いいたします。

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
スクラムセッション グレーガン選手

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
トレーニング トレーニング

トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート   トップリーグXV、チャリティーマッチ直前レポート
トレーニング後のクールダウン チームミーティングでサインの確認