日本協会 菅平で高校スキルアップ・キャンプを開催、36校、613名が集結
あわせて「安全対策講習会」を開催

7月31日(日)~8月3日(水)の間、長野県・上田市の菅平において今年も「High School Rugby Skill up Camp IN 菅平 2011」(主催:日本ラグビーフットボール協会、全国高等学校体育連盟ラグビー専門部)が開催され、全国から36の高校生チームが集結、4日間にわたりゲームや合同練習、ミーティングなどを通じて交流、ならびに約30名のコーチによる熱心な指導を受けました。

高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」
全国から36校、生徒613人が参加

参加した生徒は613名にのぼり、菅平高原・サニアパークを中心に3日間連日で試合を行い、その前後には日本協会コーチ委員会派遣のグランドコーチが、各校のチームコーチと連携を取りながら練習・指導を行いました。二日目の夜には、日本協会競技力向上・普及育成委員会・コーチ部門長の小原崇志氏による講演が行われ、最終日には日本高校代表スタッフによる実技講習が行われるなど、各チームのレベルアップ、ひいては高校ラグビーの活性化に資する充実したキャンプとなりました。

初日7月31日の19:00から、菅平観光協会内の施設において、参加高校の指導者や主な生徒、関係者など約150名が出席して『安全対策講習会』を開催しました。
日本協会では、この安全推進への取組みを平成18年度より本格化させてきましたが、今年度は今般IRBより通達された「脳振盪(しんとう)」規定の改定に的を絞った講習となりました。この改定では、19歳未満のプレーヤーに対する競技復帰の規定がさらに安全に配慮した内容へと変更されていることから、この講習に参加する指導者や主な生徒が直接対象となるため、熱心な講習・討議となりました。
この講習会へは、日本協会から安全対策担当の坂本典幸理事、安全対策委員会から渡辺一郎委員長も出席し参加者と熱心に交流、討議を行いました。

講習は、日本協会・安全対策委員会の山田睦雄委員により、『脳振盪/脳振盪の疑いの取り扱い』と題した詳細な解説や質疑応答など、約90分間にわたる熱のこもった実のある講習となりました。

高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」   高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」
挨拶する全国高体連ラグビー専門部副部長 石渡利昭氏 熱のこもったゲームが展開された
高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」   高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」
熱のこもったゲームが展開された ゲームを視察するコーチ陣 左は小原崇志氏、右は今泉清氏
高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」   高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」
挨拶する安全対策推進委員会・渡辺一郎委員長 山田睦雄委員により熱心な安全講習が行われた
高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」   高校スキルアップ・キャンプと「安全対策講習会」
熱心に講習を聞く参加者 女性マネージャーも積極的に討議へ参加